2010年12月22日

万願寺川

万願寺川を渡る下り加古川線西脇市行きの103系


万願寺川加古川の支流。
加古川の河川敷で神戸電鉄を撮った後、駅への帰り道の途中少し寄ってみました。


加古川線の運行本数はほぼ1時間に1本。(加古川⇔西脇市間)
もともと大都市の通勤輸送目的で導入された103系が時を越えてこんなのどかなところを走るのは、さぞ違和感もあるだろうと思いきや、意外に馴染んでいます。

一方粟生駅で交換した上り列車加古川行きは、電化の際新製された125系
1両の電車はあっけなく走りすぎていきました。


  
タグ :JR西日本

Posted by みすずかる at 07:03Comments(0)鉄道

2010年12月21日

静かな空、青い空

このタイトルのフレーズは、かつて神戸電鉄のCMで用いられたものです。

一昨日の日曜日はとてもいい天気で、川沿いの道を歩いていても実に気持ちの良い日でした。
まさに静かな空に青い空。ここで一度電車を撮ってみたかったのです。



写真は粟生線の終点粟生駅の少し手前、加古川を渡る最新鋭6000系
のどかな風景とステンレス車両の電車とのミスマッチが何とも不思議に思えます。

こんな静かな粟生線沿線。いつまでも元気に電車が走り続けてほしいものです。
  
タグ :神戸電鉄

Posted by みすずかる at 07:02Comments(0)鉄道

2010年12月20日

始発駅と終着駅

チケットが1回分残っていたので、昨日も「お出かけ」してきました。

前回の記事に書いた神戸電鉄に乗って、遠い終着駅「粟生」を目指しました。
とどまることのない利用客の現象で廃止も懸念される粟生線

一往復しただけで、前回乗った10年ほど前の時と明らかに様子が違うことが感じ取れました。

始発の新開地から


終着の粟生まで。


あまりに違う両駅。
片や地下のターミナル駅、片やJRとの接続駅であるとは言え小さな単線駅です。

ローカル私鉄はところ変われど、事情が厳しいことには変わりありません。

写真を交え、次回も少し昨日のことを書いていきたいと思います。  
タグ :神戸電鉄

Posted by みすずかる at 07:01Comments(0)日常つれづれ

2010年12月19日

師走の神戸

夏の思い出は一区切りついたので、今回は再び12月の話題に戻ります。

早いもので12月も後半戦。
年末までにやらないといけないことは公私ともたくさん残していますが、如何せん休日になると家を飛び出してしまうこの習性、家にいないのに家が散らかるとはどういうメカニズムなのでしょうか(笑)

今日も出かけますが、先週も近場ながら「お出かけ」。
買い物に行くついでに、レンズテストも兼ねて私のふるさとの電車、神戸電鉄の撮影を少々してみました。

神戸を走る列車ということで、さぞモダンないでたちの電車だろうと思いきや、実際はローカルな山岳鉄道なんですね~。もっともそれがいいところなのですが…。

しかし、ローカル故に路線の一つ「粟生線」は乗客減から路線廃止の話すら出てきています。
沿線では粟生線活性化協議会なるものも結成され、利用促進をアピールしていますが、不安は尽きません。


既に時刻は午後3時過ぎだったので、あまり奥まで入らず撮影しました。
新開地から湊川までは神戸高速鉄道、湊川が神戸電鉄の起点となります。
新開地に停まっていたのは、恐らく無理して投入したであろう6000系第二編成


今年落成した車両だけあって、大変きれいです。

湊川から一駅だけ乗車し、長田で下車します。
乗ってきた電車を見送った後、ほどなくして3000系の上り普通電車がやってきました。
だいぶ塗装の退色が目立ちます(泣)


ところで神戸電鉄と言えば、箱根登山鉄道に次ぐ急勾配で名を知られています。


市街地からわずか10分足らずでいきなりの50‰の急勾配。
線路のそばから見るといかに急であるかがよくわかります。

長田駅を出ると近くに踏切があるので、そこでカメラを構えて電車を待ちました。
有馬線(三田線含む)、粟生線と両方面の電車が来るので、比較的撮影チャンスは多いです。

1350系普通電車。


5000系普通電車。


1150系普通電車。

う~ん、ふるさとの電車だけあって撮っていて愛着が湧きます。

帰りは気分を変えて市バスで神戸駅まで出ました。




いつの間にか神戸市バスもノンステップバスが増殖し、従来のカラーデザインのバスが減ってきました。
個人的には前の色の方が好きだったのですが。

神戸から神戸高速線で元町へ出て買い物。
でしたがこの時期、夕方の元町界隈はものすごい人だということをすっかり忘れていました。

ルミナリエ開催中は、交通規制されるほど多くの人が来場するのです。
そもそもルミナリエとは何か? 私も神戸人でありながら実ははっきりと理解していなかったのです;)汗
公式ページから引用してみると…

 (引用ここから)
 『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢 と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催しました。
 以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催 しています。
 今年、2010年で16回目を迎える『神戸ルミナリエ』。
 神戸の冬を彩る荘厳な光の芸術作品をぜひご覧ください。

 (引用おわり)

っとあります。
平たく言えば大規模なイルミネーションなのですが、まぁこれが大人気なのだそうです(笑)
ちょうど私の行きたかった店がこの会場のすぐ近くにあり、あたりは人、人、人とものすごいことになっていました。

入口だけですが、今年初めて実物を見ることができました。
ええ、モグリの神戸人ですね(笑)


買う物だけ買って、電車の混まないうちに帰路に就いたのでした。  
タグ :神戸電鉄

Posted by みすずかる at 07:05Comments(0)日常つれづれ

2010年12月18日

「重太郎新道」経由で上高地へ (夏の思い出2010⑤)

<2010 アルプス登山その⑤>
奥穂高岳山頂に別れを告げ、重太郎新道経由で上高地へと下山することとなります。





もっともただ下山するだけでなく、途中、前穂高岳へ登るというお楽しみもありますが。
ちなみにここから前穂高までの箇所を吊尾根と呼ばれます。

しばらくの間はひたすら岩の道を下っていきます。


左には前日経由した涸沢がこんなに小さく見えていました。


とにもかくにもこのような道が続くわけです。
いつもなら下りはらくらく行くのですが、どうもこの日は本調子と行かず、しかもやたらのどが渇くことにこの頃気づき始めました。




どれだけ下ったでしょうか。
やがて賑わう紀美子平に到着。前穂高岳へ登るにはここで荷物を置き、飲料等の最低限の持ち物で山頂を目指します。




体力は消耗、のども渇く。
随分悩みましたが、せっかくここまで来たのだからと30分かけて山頂へ上がることにしました。

思ったよりもしんどいこと…。
でも登りきった自分の視界に広がる眺めはその苦労を十分ねぎらうに値するものでした。
先ほどの奥穂高岳とは少し違った景色が楽しめます。




ここでスポーツドリンクを飲み、残る水分はお茶1ℓとなります。
紀美子平まで再び下り、お茶をまた少し飲みました。

明らかにおかしいです。
少し下りただけなのに、異常にのどが渇く。
飲んでも飲んでも収まらない。

ともかく岳沢の小屋を目指し、頑張ろうと言い聞かせ紀美子平を後にします。
紀美子平を出てすぐに迎えるのがこの「お楽しみ」の場所(笑)

上から見るとこんな感じですが、下から見るとなかなか面白いところです。





さて、ここから私にとっての地獄が待っていました。

少し下ればのどが渇き、また少し行ってのどが渇きとその繰り返し。
この日穂高岳山荘を出る時に2.5ℓも持っていたのが、500mlにも満たない残量に…。

ここで写真を撮ったのを最後に、しばらく写真を撮る気力すら起こりませんでした。


足取りは普段の自分から想像もつかないくらい重く、何人の人に抜かれたでしょうか・・・。

この後の記憶はあまりありません。どうにかこうにか岳沢小屋に到着。
この小屋、今年復活したのですが、去年、一昨年であれば何もない状態。
今年でよかったとホッとしました。

症状的には完全に熱中症。
スポーツドリンクを買い、1本目を一気に飲み干しました。
それでも足りず、2本目を購入。350mlで300円という価格がもはや安く思えるのですから不思議なものです。

これでようやく水分が満たされたのか、一気に汗が吹き出し、寒気がしてきました。
「あぁ、熱中症にはこういう症状もあったな」と思いだしたのは、衛生管理の勉強をしたことがあった賜物でしょう。そしてそのついでにもう一つ思い出したのが、足を高くして横になること

何せ吐き気がするので、小屋内の横になり膝を折った状態で安静にしました。
1時間くらいその姿勢でいると、不思議と起き上がれるようになり、ここへきてパワーがみなぎりました(笑)





岳沢小屋までくれば、上高地までは標準コースタイムで2時間ほど。
今更パワーが有り余っている自分にとっては、そんな時間がかかるはずもなく、ただひたすら道を下ってゆくこと1時間15分。



ついにスタート地点、上高地へ到達しました。
改めて後ろを振り返るとさっき通ってきた奥穂高岳から吊尾根前穂高岳とがいつものように見えていました。


「この一番高いところから下りて来たんだ。」

っと考えると自分のことながら「よくやったな。」とも思いますが、今回の登山は反省点ばかり。
来年はこんなことにならないよう日頃のトレーニングをもっと心掛けないといけませんね~。
そして、時間がないからと言って朝食を抜くのも厳禁です(苦笑)

去年、一昨年はひと夏の間に複数回登山をしましたが、今年は天候の関係もありこの1回のみ。
来年はもっといい登山ができることを期待したいです。

(終わり)  

Posted by みすずかる at 07:04Comments(0)登山(北アルプス)2010年

2010年12月17日

標高3190mからの大展望(夏の思い出2010④)

<2010 アルプス登山その④>
アルプス登山の最大の魅力とも言える御来光

寒い中早起きしてでもこれをみたいと思う人が大半でしょう。




段々と明るくなる空、まぶしい太陽、そして眼下には雲海。
場所によって、またその日によって全く違う山の朝。最高です。

天気もよく体調も万全。さぞ素晴らしい登山日和になるものだと思っていました。
この時点では…。

すべての始まりは朝。
時間を惜しみ、朝食を頼まなかったことに端を発します。


穂高岳山荘を出て、奥穂高岳への最終章。
ひたすら岩稜歩きとなります。

はしごを上がり、しばらくゆくと後方には槍ヶ岳が姿を見せていました。
どこから見てもあの個性的な姿は一目でわかります。


景色に見とれているわけにも行きません。道はまだ続きます。


ちょっとでもバランスを崩せば…、ただでは済まないでしょうね(苦笑)


かくしてとうとう奥穂高岳の山頂に到達!
約3年ぶりにこの地を踏みました。ここは日本で3番目に高い山頂です。


山頂からの眺めは文句なしの大パノラマ。
ここでは少し大きめの写真で載せてみることにします。

まずは槍ヶ岳方面を望む構図で。
私の憧れである槍穂縦走、来年こそはやってみたいと思っています。


続いてジャンダルム
実にこんなところへ登るコースもあるんです。ここ奥穂高岳からジャンダルムを経由し、西穂高岳までのコースは一般登山道で最難関とも言われ、私にとっても登山の卒業試験だととらえています。
それくらい難易度の高いコースなのです。


次は上高地方面を見下ろしてみましょう。
どこが河童橋かわかりますか?


せっかくなので拡大してみましょう。これです。


続いて乗鞍、御岳方面。


西側ではこれまた百名山の一つにも数えられる笠ヶ岳
ここも登ってみたいと思うもいまだ実現せず…。


「アルプスの高炉」とも呼ばれる焼岳
バスに乗っていると高い山のように見えますが、ここからだとこんなに小さく下にあるように見えてしまいます。


最後は標高日本一の富士山
天気の良い朝にはくっきりとその姿が確認できます。


素晴らしい展望。
時間が許せばもっと景色を見ていたいところでした。

滞在時間約40分。
名残惜しくも山頂を後にし、前穂高経由で上高地へと下りる道をゆきます。

まだ元気でしたこの頃は。  

Posted by みすずかる at 07:03Comments(2)登山(北アルプス)2010年

2010年12月16日

雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

<2010 アルプス登山その③>
涸沢からいよいよ本格的に急な登山道がその姿を見せます。ここから穂高岳山荘までが踏ん張りどころ。
アルプス登山のコースとしては初心者向けの部類には入りますが、油断は禁物です。


カールを左に見ながら急な道でどんどん高度を上げていきます。


一見なだらかな坂のようですが、実際はかなり身にこたえるものです。


やがて森林限界を超え、「お花畑」が広がります。


かなり体力を消耗しながらも無事長い登りを登り切りました。





この日の宿泊は、3年ぶりとなる穂高岳山荘


豊富な山岳資料がそろう図書室をはじめ、設備はここが3000mの世界であることを忘れさせるほど立派なものです。
そして、それは食事についてもまた然り。


・ここは標高3000mです。
・ピーク時には毎日何百人という人が泊まりに来ます。
は限られています。
・気圧も低いです。

これらの条件の下でここまでの食事が提供できるということはすごいことです。
写真には写していませんが、ご飯は圧力釜で炊かれています。

高山病の症状で頭痛はありましたが、出されたものはすべておいしく頂きました。

ちょうど涸沢フェスの真っ最中ということで、食後には特別講演や、かつての穂高岳山荘を撮ったビデオ上映が行われました。
こういうのも本当に思い出になります。

山小屋の夜は早く(朝が早いため)、21時には消灯。
大混雑のこの日、布団1枚につき2人という中で寝ることとなります。

・・・、のはずが私の横はなぜか誰もおらず(笑)
結局1畳丸々一人で使うことができました。

山の静かな夜は更け、あたりに響くのは山男たちのいびき寝息だけ。
眠れたのか眠れないのかよくわからないまま朝を迎えることとなりました。  
タグ :穂高岳

Posted by みすずかる at 07:02Comments(0)登山(北アルプス)2010年

2010年12月15日

涸沢めざして(夏の思い出2010②)

<2010 アルプス登山その②>

上高地を出発した私は、明神、徳沢、横尾へとコースを進んでいきました。
ここまで所要2時間弱。


比較的平坦な道のりもここまで。
いよいよ登りの「序章」が幕を開けます。


屏風岩を左に眺めながら、少しずつ高度を上げていくこのコース。
毎回のことながら、屏風岩の迫力には圧倒されます。


本谷橋で「序章」は終了。
ここで少し休憩をとり、涸沢までの長く続く登りに備えました。




気温はさほど高くないとはいえ、この道を登り出すと汗が吹き出してきます。
時折吹く心地よい風が清々しいです。


涸沢までの道で何がしんどいって、見えてからなかなか着かないのが一番応えます。
「おい、まだなのか~」っと。


キャンプエリアに入ってもまだ涸沢小屋は見えません。


ようやく見えてもまだあんなに遠くに…icon10


小屋で飲むスポーツドリンクを心の支えにもうひと頑張り!
そして13時頃涸沢小屋に到着。上高地を出て約4時間が経過していました。

色とりどりのテント。上から見下ろすと何とも鮮やかです。


そして涸沢の象徴とも言えるカール地形
ここまで来ると既に異国の地のようです。3年前に初めてこの景色を見た時は鳥肌が立つほどでした。


「さぁー、着いた」
でここが終わりではなく、涸沢も通過地点の一つ。
いよいよここからがこの日のハイライトです。

<つづく>
  
タグ :涸沢穂高

Posted by みすずかる at 07:01Comments(0)登山(北アルプス)2010年

2010年12月14日

今年の夏山登山は?(夏の思い出2010①)

そうなんです。

今年はまだ夏の登山記を記事にしていませんでした。
まぁ夏から秋にかけて色々ありましたからね~(笑)
盆休みの出来事を書いた後には、すぐに「信州バスまつり」というビッグイベントもありましたし…。

そんなわけでいささか季節外れではありますが、ここへきて今年の夏山登山の記事を書いてみたいと思います。他の記事を期待された方も、いい景色を写真から味わって行っていただければ幸いです。

カレンダーを8月へと戻しましょうか。
8月28日(土)の朝がその始まりでした。

7月から運行を開始した松本⇔大阪線の夜行便に乗り松本へたどり着いた私は、いつものように新島々経由で上高地入りしました。


この当たり前の景色。
でも今年は天候不順でなかなかこんな晴れた日には巡り合えませんでした。

上高地の出発は午前8時台。
ちょうど気温が上がっていく過程で、このような幻想的な光景に出くわしました。


同じ場所ではありますが、その年によって、その季節によって、また訪れた日の気候によっていつも違った発見があります。だから自然はいいのです。

さて、ここでぐずぐずしているわけにもいかないので、ウォーミングアップを兼ねてまずは横尾を目指します。  
タグ :上高地

Posted by みすずかる at 07:05Comments(0)登山(北アルプス)2010年

2010年12月13日

師走・第三週

2010年もあと二十日を切りました。

師走です、年の瀬です。
でもどうも実感が湧かないというか…。
休日ベースで考えると実働19日、23日、26日、29日、30日、31日とあと6日しかありません(苦笑)

そんな貴重な昨日の休日は、例によってレンズ試しでふらっと出かけてみたり。
わざわざこれのためだけに梅田まで!?


…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

さて、結構さぼったりもしながら続けているこのブログでありますが、実は今年の出来事でまだ記事にできていないことがいくつか残っているのです。中には私にとってはとても大事なことも。

そんなわけで時系列は乱れてしまいますが、今年一年を振り返るべく、それらの記事も併せて書いていきたいと思います。
(ネタ不足を補うという口実でもあったり…)

どうぞお付き合い下さい(笑)  
Posted by みすずかる at 07:04Comments(0)日常つれづれ