2012年08月31日
あれから一ヶ月
長いこと記事にできていなかった6月の北海道旅行記。
少し強引ではありましたが、前回を以って終わりを迎えることができました。
長きに及ぶおつきあいありがとうございました。
記事となる出来事の順番がすっかり前後してしまっています。
続いても、流れではお盆休みの記事になるのが順当ですが、先にこの前の週末の登山記を書くことにします。
**************************************************************************************************************
7月の終わりにチャレンジするも、足の痛みにより南岳小屋で来た道を引き返した大キレット。
目標を目前にしての回避に悔しさも強く、何としても今年のうちに行っておきたいという気持ちがありました。
あれから1ヶ月。
再チャレンジの機会がやってきました。

少し強引ではありましたが、前回を以って終わりを迎えることができました。
長きに及ぶおつきあいありがとうございました。
記事となる出来事の順番がすっかり前後してしまっています。
続いても、流れではお盆休みの記事になるのが順当ですが、先にこの前の週末の登山記を書くことにします。
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7月の終わりにチャレンジするも、足の痛みにより南岳小屋で来た道を引き返した大キレット。
目標を目前にしての回避に悔しさも強く、何としても今年のうちに行っておきたいという気持ちがありました。
あれから1ヶ月。
再チャレンジの機会がやってきました。

タグ :北アルプス
2012年08月30日
廃線跡散策 ~そして帰途へ
いよいよユースホステルとお別れです。
この日泊まっていた他の2組は既に出発していて、私が最後の出発。
ユースホステルでは出発の時の挨拶は「いってらっしゃい」なんだそうですね。
出発する私に総出でお見送りしてくれ、見えなくなるまで手をふられるそのシーン。
テレビとかでもありそうなシーンですが、私がそういうのに弱いのは秘密です(笑)
結構ほろっときてしまうのですね~。
この日の行程は、午前士幌線の廃線跡ハイキングコースを歩き、五の沢停留所から例の一日一往復しか走らないバスに乗って帯広へ向かうというものでした。そして夕方の列車で新千歳空港へと向かい、飛行機で帰路につくというプランです。

ハイキングコースのスタートは、旧糠平駅の鉄道資料館。

前日は閉館していて見られなかったので、見学していきます。
入館料は100円。それほど広い館内ではありませんが、士幌線にまつわる資料が所狭しと展示されており、また往年の展望ビデオが見られるコーナーもありました。


このビデオがなかなか面白くついつい長居してしまいました。
バス停まで間に合わず乗り遅れたら洒落にならないので、途中でビデオは切り上げ、コースを歩き始めます。
想像以上によく整備されているコースでした。
橋梁も誰でも通れるように道として整備され、柵までもが設けられています。


通る分には味気なさもありますが、風景としてみた時にはさほど違和感を受けない程度の控えめなデザインです。


さすがにトンネルはフェンスで塞がれていて迂回路を経由する必要がありますが、場所によってはこのような解説板が設置されているところもありました。


五の沢バス停まではゆっくり歩いても2時間弱。
新緑の森の中を歩くのはとても気持ちがよかったですが、ひとつだけ不安が・・・。

ある日森のくまさんと会ってしまわないかということ。
冗談抜きで、北海道の山は熊が出るそうですから。
カサカサと音がするだけでも敏感に反応してしまいました。大抵は鹿だったり蛇だったりするのですが(苦笑)
なのでゴールの五の沢橋梁に着いたら長居は無用と国道へと脱出です。
バス停があるのはあのどこまでも続く真っ直ぐな道のさなか。めったに車も走ってきません。


前日に自転車で通った時も思いましたが、青い空に映える白樺並木が本当にきれいです。
定刻より5分ほど遅れてバスがやってきました。
予約していたとはいえ、一日一往復しかないバスが来ないと不安です。
携帯電話の電波も入らなければ公衆電話もないのですから。


何はともあれ、さよなら「ぬかびら」。
******************************************************************************************************************
帯広ではお土産選びも兼ねて市街をうろつきます。
まずはマルセイバターサンドで有名な「六花亭」の本店。
いろいろなお菓子が売られているのはもちろんのこと、店内で食べることができるのが魅力です。
おまけにコーヒーは無料サービス!

カスタードクリームの入ったパイとショートケーキを食べましたが、2つ食べても300円ちょっとですから幸せなものです。
ところで、内地の人にはあまり知られていないようですが帯広市民の中では「六花亭」と人気を二分する言わば「六花亭」と肩を並べる菓子店、それが「柳月」です。聞くところによると「六花亭」よりは若干甘みが強いのだとか。
今回はせっかくなので、ここ「柳月」でもお土産を買ってみました。

そうこうするうちに列車の時間が近づいてきました。

帰りも南千歳まで「スーパーとかち」に乗車。
北海道の気動車特急はエンジン音が力強く、電車顔負けの高速運転をするので乗っていて気持ちいいです。
***************************************************************************************************************
少し強引なまとめ方にはなりましたが、以上で6月の北海道旅行記はおしまいです。
土日を含む3日間でしたが、盛りだくさんの実り多き旅となりました。
北海道への憧れも行けば行くほど強くなることは間違いないことでしょう。
そしてまた北海道へ足を運ぶこととなったのです。
その記録はまた追って・・・。
この日泊まっていた他の2組は既に出発していて、私が最後の出発。
ユースホステルでは出発の時の挨拶は「いってらっしゃい」なんだそうですね。
出発する私に総出でお見送りしてくれ、見えなくなるまで手をふられるそのシーン。
テレビとかでもありそうなシーンですが、私がそういうのに弱いのは秘密です(笑)
結構ほろっときてしまうのですね~。
この日の行程は、午前士幌線の廃線跡ハイキングコースを歩き、五の沢停留所から例の一日一往復しか走らないバスに乗って帯広へ向かうというものでした。そして夕方の列車で新千歳空港へと向かい、飛行機で帰路につくというプランです。

ハイキングコースのスタートは、旧糠平駅の鉄道資料館。

前日は閉館していて見られなかったので、見学していきます。
入館料は100円。それほど広い館内ではありませんが、士幌線にまつわる資料が所狭しと展示されており、また往年の展望ビデオが見られるコーナーもありました。


このビデオがなかなか面白くついつい長居してしまいました。
バス停まで間に合わず乗り遅れたら洒落にならないので、途中でビデオは切り上げ、コースを歩き始めます。
想像以上によく整備されているコースでした。
橋梁も誰でも通れるように道として整備され、柵までもが設けられています。


通る分には味気なさもありますが、風景としてみた時にはさほど違和感を受けない程度の控えめなデザインです。


さすがにトンネルはフェンスで塞がれていて迂回路を経由する必要がありますが、場所によってはこのような解説板が設置されているところもありました。


五の沢バス停まではゆっくり歩いても2時間弱。
新緑の森の中を歩くのはとても気持ちがよかったですが、ひとつだけ不安が・・・。

ある日森のくまさんと会ってしまわないかということ。
冗談抜きで、北海道の山は熊が出るそうですから。
カサカサと音がするだけでも敏感に反応してしまいました。大抵は鹿だったり蛇だったりするのですが(苦笑)
なのでゴールの五の沢橋梁に着いたら長居は無用と国道へと脱出です。
バス停があるのはあのどこまでも続く真っ直ぐな道のさなか。めったに車も走ってきません。


前日に自転車で通った時も思いましたが、青い空に映える白樺並木が本当にきれいです。
定刻より5分ほど遅れてバスがやってきました。
予約していたとはいえ、一日一往復しかないバスが来ないと不安です。
携帯電話の電波も入らなければ公衆電話もないのですから。


何はともあれ、さよなら「ぬかびら」。
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帯広ではお土産選びも兼ねて市街をうろつきます。
まずはマルセイバターサンドで有名な「六花亭」の本店。
いろいろなお菓子が売られているのはもちろんのこと、店内で食べることができるのが魅力です。
おまけにコーヒーは無料サービス!

カスタードクリームの入ったパイとショートケーキを食べましたが、2つ食べても300円ちょっとですから幸せなものです。
ところで、内地の人にはあまり知られていないようですが帯広市民の中では「六花亭」と人気を二分する言わば「六花亭」と肩を並べる菓子店、それが「柳月」です。聞くところによると「六花亭」よりは若干甘みが強いのだとか。
今回はせっかくなので、ここ「柳月」でもお土産を買ってみました。

そうこうするうちに列車の時間が近づいてきました。

帰りも南千歳まで「スーパーとかち」に乗車。
北海道の気動車特急はエンジン音が力強く、電車顔負けの高速運転をするので乗っていて気持ちいいです。
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少し強引なまとめ方にはなりましたが、以上で6月の北海道旅行記はおしまいです。
土日を含む3日間でしたが、盛りだくさんの実り多き旅となりました。
北海道への憧れも行けば行くほど強くなることは間違いないことでしょう。
そしてまた北海道へ足を運ぶこととなったのです。
その記録はまた追って・・・。
タグ :士幌線
2012年08月29日
早朝のタウシュベツ川橋梁ツアー
翌朝はユースホステルの目玉ツアー、「めがね橋ツアー」に参加するために少し早起き。
初夏のまぶしい光が部屋に差込み、気持ちのよい目覚めでした。
前日は展望台という名の場所から遠目に見たタウシュベツ川橋梁。
これを間近で見られるのがこのツアーです。
現在はこの橋を近くで見ようと思うと、このユースホステルに泊まってツアーに参加するか、NPO法人主催のツアーに参加するしかありません。っと言うのも、橋までの林道は交通事故の多発等の理由で許可車両以外は通行できないからなのです。入口には鍵がかけられており、営林所で鍵を借り、許可証を掲げた車でしか行けない、ある種特別な場所です。
ちなみに、ユースホステルのツアーは1,000円で参加できますが、NPO法人のツアーだと3,000円だとか。
内容の違いはわかりませんが、見るものは同じなのですから、詳細な解説(ガイド)が代金に含まれるのでしょうか。
林道を車に揺られてやがて橋の近くへ到着。
ここからは歩いて移動です。少し足元の悪いところもありましたが、ユースホステルで長靴を貸与してくれるので安心です。
そして、着きました!
朝もやの立ち込めた糠平湖に浮かび上がるタウシュベツ川橋梁。
幻想的な風景です。

朝もやはすぐに切れ、その後くっきりと見せたその光景もまた美しいものでした。
風もなく、青い空と山々が水面にきれいに写っています。
これまでにも本では見たことがありましたが、こんなところへ行くなんて夢のまた夢と思っていただけにその感動も相当なものでした。


これだけでも大満足でしたが、帰りがけにさらに至近距離でも見ることが出来ました。

推移により見え方は随分と変わってくるのですが、このときは辛うじて「めがね」かなと思える様相でした。
そんなことを言えば欲は膨らむばかりなのですが、冬場などどんな姿を見せてくれるのかなとかそういった興味も湧いてきます。
既に建設から相当年数が経過していることに加えて、水による侵食も受け続けるこのタウシュベツ川橋梁。
特に補強など手を加えてはいないそうですから、もしかしたら早いうちに見ておいた方がいいのかもしれません。
崩壊が進む前に…。
それにしても大変いいツアーでした。
帰りがけ車で例の「展望台」付近を通過しましたが、やはりそこからタウシュベツ川橋梁を見ようとする人もちらほら。
何かちょっと優越感に浸ってしまったのでした(←性格悪)。
ユースホステルに戻り朝食。
早起きして、いい景色を見て、その後に頂く朝食はまた格別です。
ゆっくりとこの日もぬかびらで過ごしたいところですが、会社の休みもこの日まで。
帰らなければなりません。
荷物をまとめ、このユースホステルを出発する時も一刻一刻と近くなりました。
次回、6月北海道旅行記最終回です。
今回、ようやく書きたかったタウシュベツ川橋梁のことを書けてホッとしています。
初夏のまぶしい光が部屋に差込み、気持ちのよい目覚めでした。
前日は展望台という名の場所から遠目に見たタウシュベツ川橋梁。
これを間近で見られるのがこのツアーです。
現在はこの橋を近くで見ようと思うと、このユースホステルに泊まってツアーに参加するか、NPO法人主催のツアーに参加するしかありません。っと言うのも、橋までの林道は交通事故の多発等の理由で許可車両以外は通行できないからなのです。入口には鍵がかけられており、営林所で鍵を借り、許可証を掲げた車でしか行けない、ある種特別な場所です。
ちなみに、ユースホステルのツアーは1,000円で参加できますが、NPO法人のツアーだと3,000円だとか。
内容の違いはわかりませんが、見るものは同じなのですから、詳細な解説(ガイド)が代金に含まれるのでしょうか。
林道を車に揺られてやがて橋の近くへ到着。
ここからは歩いて移動です。少し足元の悪いところもありましたが、ユースホステルで長靴を貸与してくれるので安心です。
そして、着きました!
朝もやの立ち込めた糠平湖に浮かび上がるタウシュベツ川橋梁。
幻想的な風景です。

朝もやはすぐに切れ、その後くっきりと見せたその光景もまた美しいものでした。
風もなく、青い空と山々が水面にきれいに写っています。
これまでにも本では見たことがありましたが、こんなところへ行くなんて夢のまた夢と思っていただけにその感動も相当なものでした。


これだけでも大満足でしたが、帰りがけにさらに至近距離でも見ることが出来ました。

推移により見え方は随分と変わってくるのですが、このときは辛うじて「めがね」かなと思える様相でした。
そんなことを言えば欲は膨らむばかりなのですが、冬場などどんな姿を見せてくれるのかなとかそういった興味も湧いてきます。
既に建設から相当年数が経過していることに加えて、水による侵食も受け続けるこのタウシュベツ川橋梁。
特に補強など手を加えてはいないそうですから、もしかしたら早いうちに見ておいた方がいいのかもしれません。
崩壊が進む前に…。
それにしても大変いいツアーでした。
帰りがけ車で例の「展望台」付近を通過しましたが、やはりそこからタウシュベツ川橋梁を見ようとする人もちらほら。
何かちょっと優越感に浸ってしまったのでした(←性格悪)。
ユースホステルに戻り朝食。
早起きして、いい景色を見て、その後に頂く朝食はまた格別です。
ゆっくりとこの日もぬかびらで過ごしたいところですが、会社の休みもこの日まで。
帰らなければなりません。
荷物をまとめ、このユースホステルを出発する時も一刻一刻と近くなりました。
次回、6月北海道旅行記最終回です。
今回、ようやく書きたかったタウシュベツ川橋梁のことを書けてホッとしています。
2012年08月28日
東大雪ぬかびらユースホステル
この旅行の時2泊お世話になったのがこの東大雪ぬかびらユースホステル。

ユースホステルというと「相部屋」、「規則が厳しい」、「ミーティングがある」とそういうイメージをされる方も多いのではないでしょうか? かく言う私もホテルや旅館より安い分快適さは損なわれるのではないかという先入観がどこかにあり、これまでユースホステルには泊まろうと思ったことはありませんでした。
しかし、今のユースホステル(←年齢を誤解される?)は多種多様。もちろん昔ながらの形態のユースもあるようですが…。
この東大雪ぬかびらユースホステルなどは充実した設備、食事、サービス、おまけに風呂は温泉ともうペンション、旅館、ホテルとそれぞれのいいとこ取りをしたようなところなのでありました。
参加したマウンテンバイクツアーにしても、ユースだからできることであってホテルや旅館では決して受けることのできないサービスです。
部屋は相部屋と個室と両方あり、少し上乗せをして個室を選びました。


それとお楽しみは何といっても!?食事。
2泊したので4食頂きました。
1日目 夕食

2日目 朝食

2日目 夕食

3日目 朝食

初日は魚メインの和食系、翌日は肉メインの洋食系とどちらも楽しむことができました。
そして食後には手作りデザートというこれまた何とも嬉しい一品がつきます。
ごちそうさまでした。
北海道の山奥ということもあり、6月とはいえ朝晩は少し肌寒くもあるぬかびら。
夜は温泉にじっくりつかり温まってから眠る。私好みの少し熱めのお湯が気持ちよかったです。

何とも贅沢な2泊。
至れり尽くせりと言っても過言ではないでしょう。
ユースの方とはもちろん、この日泊まっていた人とも楽しく話ができたことも大変いい思い出です。
そう簡単に来られる場所ではありませんが、またこの地を訪れた時はぜひまたここに泊まりたいなと思えるユースホステルでした。

ユースホステルというと「相部屋」、「規則が厳しい」、「ミーティングがある」とそういうイメージをされる方も多いのではないでしょうか? かく言う私もホテルや旅館より安い分快適さは損なわれるのではないかという先入観がどこかにあり、これまでユースホステルには泊まろうと思ったことはありませんでした。
しかし、今のユースホステル(←年齢を誤解される?)は多種多様。もちろん昔ながらの形態のユースもあるようですが…。
この東大雪ぬかびらユースホステルなどは充実した設備、食事、サービス、おまけに風呂は温泉ともうペンション、旅館、ホテルとそれぞれのいいとこ取りをしたようなところなのでありました。
参加したマウンテンバイクツアーにしても、ユースだからできることであってホテルや旅館では決して受けることのできないサービスです。
部屋は相部屋と個室と両方あり、少し上乗せをして個室を選びました。


それとお楽しみは何といっても!?食事。
2泊したので4食頂きました。
1日目 夕食

2日目 朝食

2日目 夕食

3日目 朝食

初日は魚メインの和食系、翌日は肉メインの洋食系とどちらも楽しむことができました。
そして食後には手作りデザートというこれまた何とも嬉しい一品がつきます。
ごちそうさまでした。
北海道の山奥ということもあり、6月とはいえ朝晩は少し肌寒くもあるぬかびら。
夜は温泉にじっくりつかり温まってから眠る。私好みの少し熱めのお湯が気持ちよかったです。
何とも贅沢な2泊。
至れり尽くせりと言っても過言ではないでしょう。
ユースの方とはもちろん、この日泊まっていた人とも楽しく話ができたことも大変いい思い出です。
そう簡単に来られる場所ではありませんが、またこの地を訪れた時はぜひまたここに泊まりたいなと思えるユースホステルでした。
タグ :ユースホステル
2012年08月27日
旧糠平駅
夕食まで時間があったので、もう少し自転車を借りぬかびらの周辺を回りました。
かつての糠平駅は、現在上士幌町の鉄道資料館となっていて、屋外には車両の展示もされています。


また資料館から約650mの区間にはレールが再び敷かれ、ひがし大雪高原鉄道としてトロッコ列車が運転されているそうです。

運転日・時間は限られており、私が足を運んだ夕方18時前には既にひっそりとしていました。
ただ、そんな時だからこそかつての士幌線を感じられるのかも知れません。


こうして見ているとどこかから今でも汽笛が聞こえてきそうな気がします。
かつての糠平駅は、現在上士幌町の鉄道資料館となっていて、屋外には車両の展示もされています。


また資料館から約650mの区間にはレールが再び敷かれ、ひがし大雪高原鉄道としてトロッコ列車が運転されているそうです。

運転日・時間は限られており、私が足を運んだ夕方18時前には既にひっそりとしていました。
ただ、そんな時だからこそかつての士幌線を感じられるのかも知れません。


こうして見ているとどこかから今でも汽笛が聞こえてきそうな気がします。

タグ :士幌線
2012年08月25日
展望台?
真っ直ぐに伸びる道路の途中で「タウシュベツ展望台」の案内が出ていたので、ここでも寄り道。
そもそもタウシュベツ川橋梁とは何か?
それはどうぞこの解説をご覧下さい(笑)

光が反射して読みづらいかもしれませんが、その解説の通り、士幌線の一部区間はダム建設に伴い新路線に付け替えているのです。
その際に大半が水に沈んでしまった線路跡ですが、今でも季節やその時の水位により当時の橋が姿を現す、いわば幻の橋のような存在がこのタウシュベツ川橋梁です。
っということでそれが見える展望台に行ってみました。
でこれがその写真です。

「・・・。」
もう少し拡大してみましょう。

肉眼で見てもこのくらいにしか見えません。
「ははぁ。」
これだけ離れて見ると単なる一風景であり、感動も何もありません。
近くで見るのは翌日のツアーのお楽しみということで、そそくさと引き上げたのでした。
この展望台を過ぎればあとは糠平まで廃線跡はハイキングコースとして整備されています。
そのコースは次の日に歩くことにしていたので、この日は残りの道のりをただひたすら自転車をこいで一路ぬかびら源泉郷を目指しました。

最後の登りを終えると、ついにぬかびら源泉郷です。
長い旅を終え、帰ってきました!

東大雪ぬかびらユースホステルです。

(※間隔調整のため投稿日時を少しずらしています。)
そもそもタウシュベツ川橋梁とは何か?
それはどうぞこの解説をご覧下さい(笑)

光が反射して読みづらいかもしれませんが、その解説の通り、士幌線の一部区間はダム建設に伴い新路線に付け替えているのです。
その際に大半が水に沈んでしまった線路跡ですが、今でも季節やその時の水位により当時の橋が姿を現す、いわば幻の橋のような存在がこのタウシュベツ川橋梁です。
っということでそれが見える展望台に行ってみました。
でこれがその写真です。

「・・・。」
もう少し拡大してみましょう。

肉眼で見てもこのくらいにしか見えません。
「ははぁ。」
これだけ離れて見ると単なる一風景であり、感動も何もありません。
近くで見るのは翌日のツアーのお楽しみということで、そそくさと引き上げたのでした。
この展望台を過ぎればあとは糠平まで廃線跡はハイキングコースとして整備されています。
そのコースは次の日に歩くことにしていたので、この日は残りの道のりをただひたすら自転車をこいで一路ぬかびら源泉郷を目指しました。

最後の登りを終えると、ついにぬかびら源泉郷です。
長い旅を終え、帰ってきました!

東大雪ぬかびらユースホステルです。

(※間隔調整のため投稿日時を少しずらしています。)
タグ :士幌線
2012年08月24日
幌加駅跡
人工物である橋が年月をかけて徐々に自然に還りつつある様を見せつけられた第5音更川橋梁。
何ともいえない気持ちに浸った後、再び自転車をこぎ続いては幌加駅へと移動しました。
ここはかつて糠平と十勝三股の間にある駅として、最盛期には350人も人が住んでいたとのこと。
とはいったものの、十勝三股もそうでしたが、往年の賑わいはどこからも感じることができません。


置き違い設備もあり、それなりの駅だったことを察することができます。


そう、そしてなんとこのポイントは今なお手動で切り替えることができるのでした。
さびついているせいで相当力はいりますが、それでもちゃんと切り替えができました。些細なことですがちょっと感動です。

駅の先も廃線跡が続いています。

自転車を押しながら跡をたどって行くとトンネルのところで行き止まり。
ここは音更トンネルで、永久凍土を貫通するトンネルとして知られているそうです。

策があり中には入れませんが、一体永久凍土とはどうなっているのかう~ん開放されないでしょうかね(笑)
トンネル入り口で廃線跡を辿るのはあきらめ、国道に戻ります。
どこまでも続くまっすぐな道。

コースも全体の3分の2ほど走り、だんだん糠平に近づいてきました。
(※間隔調整のため投稿日時を少しずらしています。)
何ともいえない気持ちに浸った後、再び自転車をこぎ続いては幌加駅へと移動しました。
ここはかつて糠平と十勝三股の間にある駅として、最盛期には350人も人が住んでいたとのこと。
とはいったものの、十勝三股もそうでしたが、往年の賑わいはどこからも感じることができません。


置き違い設備もあり、それなりの駅だったことを察することができます。


そう、そしてなんとこのポイントは今なお手動で切り替えることができるのでした。
さびついているせいで相当力はいりますが、それでもちゃんと切り替えができました。些細なことですがちょっと感動です。

駅の先も廃線跡が続いています。

自転車を押しながら跡をたどって行くとトンネルのところで行き止まり。
ここは音更トンネルで、永久凍土を貫通するトンネルとして知られているそうです。

策があり中には入れませんが、一体永久凍土とはどうなっているのかう~ん開放されないでしょうかね(笑)
トンネル入り口で廃線跡を辿るのはあきらめ、国道に戻ります。
どこまでも続くまっすぐな道。

コースも全体の3分の2ほど走り、だんだん糠平に近づいてきました。
(※間隔調整のため投稿日時を少しずらしています。)
タグ :士幌線
2012年08月23日
士幌線の廃線跡を訪ねて
6月の北海道旅行記の後半戦へと入ります。
ユースホステルのマウンテンバイクツアーに参加し、三国峠から十勝三股までの道中をこれまでに紹介しました。
後半戦、十勝三股からは旧国鉄士幌線の跡に沿ってぬかびら源泉郷(旧:糠平)まで自転車を走らせます。
1987年に廃止された同線ですが、一足早くこの十勝三股と幌加、糠平までの区間は1978年に鉄道による輸送を休止し、バス輸送へと切り替わりました。
結局その後この区間に列車は走ることなく、廃止を迎えたので事実上廃止後35年近く経過していることになります。
通常なら廃線跡は道路拡張に利用されたり、橋梁などは危険防止のため撤去されることが多いのですが、この路線のこの区間についてはかなりの部分で当時のまま跡が残されているのが特徴です。
あくまで走行するのは国道ですが、この道路の左をかつて鉄道が走っていました。

案内マップをたよりに草むらをかき分けていくと、さっそくこんな橋梁が姿を現し気分が高まります。


さすがに橋梁上は危険なので、柵が設けられ、これ以上は進めません。
ですが、これだけ間近に廃線跡を見たのは初めてのこと。先がどうなっているのか思うだけでわくわくします。
廃線跡はこの地域の観光名所にもなっているようで、このような案内看板もいくつか見受けられました。


第五音更川橋梁の跡です。
ここから見るだけでも満足ですが、せっかく小回りの効く自転車なのですからもっと近づいて見ましょう。
またまた路肩に駐輪し、橋梁へと接近します。
見上げればそれは壮観です!

ところどころモルタルがはがれてきているところもあり、十分気を配りながらの見学。町からの注意書きも立てられていました。
さらに上部へ行ってみます。

たどり着きました。
恐るべし自然の生命力。人工の橋は既に自然へと帰り始めているではありませんか。

35年という年月。
これが50年、100年と経つとさらに自然へと還るのでしょうか。
人工物の中に新たに主として住む植物、その不思議な光景に私はしばらく立ち止まったままでした。
ユースホステルのマウンテンバイクツアーに参加し、三国峠から十勝三股までの道中をこれまでに紹介しました。
後半戦、十勝三股からは旧国鉄士幌線の跡に沿ってぬかびら源泉郷(旧:糠平)まで自転車を走らせます。
1987年に廃止された同線ですが、一足早くこの十勝三股と幌加、糠平までの区間は1978年に鉄道による輸送を休止し、バス輸送へと切り替わりました。
結局その後この区間に列車は走ることなく、廃止を迎えたので事実上廃止後35年近く経過していることになります。
通常なら廃線跡は道路拡張に利用されたり、橋梁などは危険防止のため撤去されることが多いのですが、この路線のこの区間についてはかなりの部分で当時のまま跡が残されているのが特徴です。
あくまで走行するのは国道ですが、この道路の左をかつて鉄道が走っていました。

案内マップをたよりに草むらをかき分けていくと、さっそくこんな橋梁が姿を現し気分が高まります。


さすがに橋梁上は危険なので、柵が設けられ、これ以上は進めません。
ですが、これだけ間近に廃線跡を見たのは初めてのこと。先がどうなっているのか思うだけでわくわくします。
廃線跡はこの地域の観光名所にもなっているようで、このような案内看板もいくつか見受けられました。


第五音更川橋梁の跡です。
ここから見るだけでも満足ですが、せっかく小回りの効く自転車なのですからもっと近づいて見ましょう。
またまた路肩に駐輪し、橋梁へと接近します。
見上げればそれは壮観です!

ところどころモルタルがはがれてきているところもあり、十分気を配りながらの見学。町からの注意書きも立てられていました。
さらに上部へ行ってみます。

たどり着きました。
恐るべし自然の生命力。人工の橋は既に自然へと帰り始めているではありませんか。

35年という年月。
これが50年、100年と経つとさらに自然へと還るのでしょうか。
人工物の中に新たに主として住む植物、その不思議な光景に私はしばらく立ち止まったままでした。
タグ :士幌線
2012年08月22日
投稿予定
前回の記事でひとまず7月末の登山記を終わらせることができました。
書くことは多いのに、ついサボり癖が出てしまうせいかなかなか7月以前の写真を載せることができません。
6月の北海道旅行はもうはるか昔の気にも思えますが、ここではきれいな風景にめぐり会えたのでぜひともその写真をブログに載せたいと思っています。
駆け足にはなるかもしれませんが、次回からその記事を書き、その後盆休みの旅記録へと移ろうと思います。
(ある種今回の記事は自分のための備忘録的なものになってしまってます。)
ということで、次回以降もまたどうぞよろしくお願いします。

士幌線廃線跡 五の沢橋梁
書くことは多いのに、ついサボり癖が出てしまうせいかなかなか7月以前の写真を載せることができません。
6月の北海道旅行はもうはるか昔の気にも思えますが、ここではきれいな風景にめぐり会えたのでぜひともその写真をブログに載せたいと思っています。
駆け足にはなるかもしれませんが、次回からその記事を書き、その後盆休みの旅記録へと移ろうと思います。
(ある種今回の記事は自分のための備忘録的なものになってしまってます。)
ということで、次回以降もまたどうぞよろしくお願いします。

士幌線廃線跡 五の沢橋梁
2012年08月21日
引き返すのもまた勇気
夜が明けました。
日の出は5時前ということで、起きようと頑張りましたが結局布団の中。
ようやく小屋から出ても、御来光の見える場所まで歩くのが億劫でこんな写真を撮って誤魔化しました。

もっとも後から聞いた話だと曇っていて御来光などこの日は拝めなかったそうですが…(苦笑)
それよりも気になっていたのは前日痛めた左足の筋肉。
相変わらず痛む。
特に曲げると痛い。
そして、空はそんなに晴れてはいない。
この先を行けば登山を初めて以来私の当面の目標としていた大キレット。
でも難易度云々ではなく、それ以前に足の状態が万全でないこの日行くことに不安もありました。
もし途中で動けなくなって救出ヘリを呼んだらウン百万円。
っということで、引き返すことを決断したのでした。
引き返すのもまた勇気です。
前日頑張って上がってきたところをまた降りていきます。


目標を達成できないという面では残念な今回の登山ではありましたが、下山時に途中で会った人とご一緒させてもらい、色々と話しながら楽しく上高地へと戻ってくることができました。
色々と勉強になることも教えてもらいましたし、今後の登山に随分プラスとなる知識を得ることができました。
このブログをご覧になっているかはわかりませんが、どうもありがとうございました!
日の出は5時前ということで、起きようと頑張りましたが結局布団の中。
ようやく小屋から出ても、御来光の見える場所まで歩くのが億劫でこんな写真を撮って誤魔化しました。

もっとも後から聞いた話だと曇っていて御来光などこの日は拝めなかったそうですが…(苦笑)
それよりも気になっていたのは前日痛めた左足の筋肉。
相変わらず痛む。
特に曲げると痛い。
そして、空はそんなに晴れてはいない。
この先を行けば登山を初めて以来私の当面の目標としていた大キレット。
でも難易度云々ではなく、それ以前に足の状態が万全でないこの日行くことに不安もありました。
もし途中で動けなくなって救出ヘリを呼んだらウン百万円。
っということで、引き返すことを決断したのでした。
引き返すのもまた勇気です。
前日頑張って上がってきたところをまた降りていきます。


目標を達成できないという面では残念な今回の登山ではありましたが、下山時に途中で会った人とご一緒させてもらい、色々と話しながら楽しく上高地へと戻ってくることができました。
色々と勉強になることも教えてもらいましたし、今後の登山に随分プラスとなる知識を得ることができました。
このブログをご覧になっているかはわかりませんが、どうもありがとうございました!