2012年03月20日

黄昏の待ち合わせ

これも久留里線の一枚から。

単線運転の久留里線では横田駅・久留里駅の2駅でのみ交換が可能です。

上総亀山から木更津までの帰り、横田駅での待ち合わせ時間を利用して撮りました。
冬至に近いこの日、17時前にはすっかり日も沈んだ横田駅。

下り列車到着後、上り列車へとタブレットの交換が速やかに行われ、双方の列車とも出発です。

光を浴びたレールが印象的でした。

【今日の一枚】

「黄昏の待ち合わせ」 久留里線 横田駅  

Posted by みすずかる at 08:01Comments(0)旅行記

2012年03月19日

終着駅

落ち葉は舞い散っていませんが・・・、

終着駅です。



久留里線の終点、上総亀山駅。
もともとはここから外房線の大原まで延伸する計画であったようですが、実現せずここが終着地となっています。



訪れたのは冬でしたが、おだやかな日差しが差し暖かな昼下がり。

駅の周りを散策していると地元のこどもたちが元気に自転車で遊びまわっていて、すれちがうと見知らぬ私にあいさつしてくれました。

ただそれだけのことかもしれませんが、気持ちが清々しくなるからあいさつとは不思議です。

散策を終え、再び駅へ。
列車はエンジンをふかしたまま乗客を待っていました。

ふと駅舎前に咲いていた菜の花に目がとまり、写真におさめてから列車に乗り込みます。


【今日の一枚】

「冬の菜花」 久留里線 上総亀山駅
  

Posted by みすずかる at 08:01Comments(0)旅行記

2012年03月18日

タブレット

数ヶ月前のことになりますが、久留里線に乗車してきました。

千葉県木更津市の木更津駅から君津市の上総亀山駅までを結ぶ久留里線。
首都圏に残る貴重な非電化路線の一つであることはもちろん、今尚国鉄型気動車が走るいわば昭和に触れられる路線です。

そしてもう一つ特筆すべきこと。
残念ながらこの春の改正で新運行管理システムに移行され消滅しましたが、列車交換にタブレットが使用される路線でもありました。


【今日の一枚】

「タブレット交換」 久留里線 横田駅


時間的な都合から特に観光はしませんでしたが、のどかな沿線風景を楽しみながら国鉄時代の気動車に揺られる旅はよいものでした。

木更津から70分で上総亀山に到着。静かな終着駅です。
降車客が改札をくぐった後、ただ響くのはエンジンの音のみ。

折り返し時刻までしばし散策することにしました。

  

Posted by みすずかる at 21:00Comments(6)旅行記

2011年12月26日

三連休

今年もいよいよ残すところあと6日を残すのみとなりました。
色々あった2011年ですが、この場でそれを振り返ることは割愛させていただきます。

23日から25日の三連休は静岡県東部と関東方面へ出掛けてきました。
やはり気分の優れないときには出掛けるのが何よりです。

山あり海あり、神社仏閣あり、温泉あり、文学あり、グルメあり、ショッピングあり。
もちろんバスも鉄もあった旅でした。

年末で更新ペースがどうなるか未定ですが、写真もたくさんあるので公開していきたいと思っています。

  
Posted by みすずかる at 00:37Comments(0)旅行記

2011年07月20日

佐野プレミアム・アウトレット

ダークダックスの記念館でのイベント後、茂林寺前から再び東武鉄道に乗り、今度は佐野へと向かいました。
館林で乗り換えた東武佐野線は3両のワンマン列車。沿線風景も一層ローカル色が濃くなっていきます。

館林は群馬県ですが、佐野は栃木県。
距離的には30分程度のところですが、渡良瀬川を越えたところが県境のようです。

そして着いた佐野。
ひとつ前の佐野市駅がJRとの乗換駅でないことが何度もアナウンスされていました。確かに何も知らないと間違えそうです。


JRとの乗換駅でなかなか近代的な駅舎でした。
ここから地域循環バスでアウトレットモールへと向かいます。



こんな写真しか撮れませんでしたが、このバスは元横浜市交通局の富士重7Eです。
松電バスや川バスでもすっかりおなじみの座席の模様はもはや落ち着きさえ覚えます(笑)
ちなみにこのバス、全座席にシートベルトが付いていました。

循環バスなので、目的地まで若干の遠回り。
途中のショッピングセンター付近の信号渋滞にも時間をとられた感じです。

なにはともあれ、念願の佐野プレミアム・アウトレットへたどり着きました!
ここは、アメリカの東海岸の都市をイメージした建物に約180の国内外ブランドが入る大規模なアウトレットモールです。






軽く一周し、いよいよお楽しみのここです。


地元の神戸三田のアウトレットにも入っていますが、いつも激しい混雑でろくに見ることができません。
それに対してここは程よい人の入りで、ゆっくりと欲しいものを選ぶことができました。もちろん行った時間帯が遅かったこともあるのでしょうが…。

ここで夏物を少々買い、目的はほぼ達成。
あとは帰りの時間までそのほかの店にも入り、掘り出し物を探します。




なかなかの収穫でした。
気分よく買い物を終え、19時過ぎに再びバスで佐野駅へと戻りました。


この日の最終行程はJR両毛線。
高崎までロングシートの107系に揺られます。不運かと思いきや、すれ違うほかの列車もすべて107系。面白みのない列車旅でした。主電動機が165系の流用品なので音はいいんですけどね〜(苦笑)

21時過ぎに高崎着。
駅隣接のホテルにて一泊し、この日は休みました。  

Posted by みすずかる at 07:20Comments(0)旅行記

2011年07月15日

熊谷から羽生、館林へ

高崎線211系に乗車して、熊谷へと移動。

E231系に比べ座席は柔らかいものの、やはりロングシートでの移動は避けたいものです。
東京圏である程度遠距離乗車する場合は迷わずグリーン車に乗るのですが、この中途半端な距離ではさすがに・・・。

最近では夏の暑さでその名を知られる熊谷
ここから秩父鉄道に乗り羽生、羽生から東武鉄道に乗り換え茂林寺前へ向かいます。


秩父鉄道と言えば、蒸気機関車や、旧国鉄の101系が走ることで有名で、事実私も密かに101系が来ることを期待していました。


ところがやってきたのはこれでした(苦笑)



珍しさのカケラも感じられない元東急の車両じゃないですか…。

せめてこの元都営地下鉄の車両とか来てくれればよかったのですが。


がっかりでした。とはいえ、あまり運行本数の多くない秩父鉄道。
時間の都合で次の電車を待つこともできず、固い固い東急の座席に座って羽生を目指しました。



羽生は秩父鉄道と東武の駅は隣接していますが、一旦改札を出て乗り換える必要があります。
ここで東武鉄道に乗り換え、いよいよ目的地「茂林寺前」へ到着です。


※予告※ 次回は話題ががらっと変わります。
  

Posted by みすずかる at 07:15Comments(0)旅行記

2011年07月13日

高崎名物

土曜の朝は善光寺参りだけし、新幹線に乗って群馬県は高崎へと向かいました。
なかなかの乗車率でしたが、長野からの乗車だったので通路側の席に座ることが出来ました。

熊谷までも特急料金は同じなので、そのまま乗車してもよかったのですが、久々に栄寿亭に寄っておきたくて高崎で下車しました。栄寿亭は80年の歴史を持つ食堂です。

訪れるのは3年半ぶりでしたが、迷うことなく到着。
でも暑かったーっ。


遅い朝食(兼昼食)にカツ丼(A丼)を頂きます。




A丼は温かいごはんに厚みのある一口カツ3枚を載せたものに、自家製のたれをかけたシンプルなものですが病みつきになる味です。しかも400円とお手ごろ価格♪




店内はカウンター席のみで、どちらかというと狭いですが、ここは持ち帰り弁当の注文量がものすごいのです。
時間的なこともありますが、私が食事をしている間は店内で食べるより人よりも持ち帰りを取りに来る人が圧倒的に多かったです。

11時開店でその時点で弁当の待ち時間が1時間以上ということだったので、相当な人気ぶりが伺えます。

おいしく頂きました!
また高崎に行った際は寄りたいものです。  
タグ :高崎

Posted by みすずかる at 07:13Comments(2)旅行記

2010年11月15日

帰路

<さよなら620ツアー その⑤(終)


さよなら620ツアーもいよいよ大詰め。
今回がその最後の記事です。

トロッコ列車にて横川の鉄道文化むらに着いた後、ここで17時の出発時刻まで自由行動となります。
私にとっては2005年5月以来5年半ぶりの文化むら。また、これまでに行った博物館や鉄道記念館の中でも最も気に入っている施設がここです。






車両が屋外に展示されている為、塗装の退色や車体の外板の状態悪化は否定できませんが、多くの車両が車内にも入ることが出来、近くで往年の国鉄車両に触れることができます。余計な演出や改造はしていない、そういう意味で、ここはさいたまの鉄道博物館よりもはるかに面白いと思える場所です。

2回目だったので、特に新鮮さは感じませんでしたが、しっかりとカメラに収めておきました。
中でも私がかぶれている車両が旧10系客車です。高校時代に旅雑誌の写真で見た一枚の写真。
夜の写真でしたが、駅にたたずむその姿に魅了されました。「こんな車両で旅をしたらさぞ楽しいだろうな。」と。


快適な車両ばかりになったこと、国が豊かになったこと、そんな今の時代だからこそそういう時代への回顧もあるのでしょうが、速達化、コスト重視の現在では到底味わえない旅情をさぞかしこれらの旧型客車は演出してくれたことでしょう。

しばし園内を見て回った後、横川駅方面にも行ってみました。
ちょうど横軽連絡バスが発車待ちをしているところでした。


また列車では普通列車の115系、団体臨時で入ってきた183系の姿も…。
全検上がり後間もなくまだきれいです。



(※二枚とも敷地外より撮影)

そうこうしているうちに辺りは早くも暗くなり出し、気温も下がってきました。
もう11月、日が沈むのも早いです。

そして、出発時間が迫ってきます。このバスに乗り込むのももう最後でしょう。
一歩一歩ステップの感触を足で踏みしめて車内へ。(実際は東部湯の丸で休憩があったので最後ではありませんでしたが…)


長野駅までの帰り道は高速道路で620号車最後の大疾走
これでもかとエンジンをふかして頑張ってくれました。

道路状況も順調で、長野駅東口到着は予定より約15分早い18時45分ごろ。
10時間以上におよぶ長旅でしたが、あっという間の出来事でした。


下車後も最後までバスの発車を見送ります。
45620号車、長い間本当にお疲れ様でした。

そしてこのツアーを企画され、運営に携われた川中島バス社員の方々、どうもありがとうございました!


<補足>
その後私には家へ帰るというさらに長旅が待っているのでした(苦笑)

最終の『しなの』と新幹線を乗り継ぎ、家に着いた時間は…。

さすがに『しなの』では松本から先爆睡状態。気づいたら名古屋市内に入っていました;)汗  

Posted by みすずかる at 23:25Comments(0)旅行記

2010年11月13日

在りし日の車窓を思い浮かべて

<さよなら620ツアー その④>


突如車窓に飛び込んできたもの、それはめがね橋でした。


この橋梁、一般的には「めがね橋」の名で広く知られていますが、正式には碓氷第三橋梁という名称です。
アプト式で碓氷峠越えをしていた時代の走行ルート上にあり、1893年の開通から1963年に新線へルートが変更されるまで使用されました。


200万以上ものレンガを用いて造られたというこの橋梁。
下から見上げるとその壮大な姿に溜息さえ出てしまいそうです。


さて、今回のツアーではこの「めがね橋」から峠の湯までの約2km廃線跡を歩きます。
橋梁を上まで上がると、そこからはしっかり整備された道が続いていました。


橋梁トンネル、そして広がる展望、子どもでなくともわくわく感をかきたてられます。
遠く向こうには新線の廃線跡(実際は整備もされているらしいですが…)も望めました。


トンネルをいくつかくぐりましたが、どれも似て非なるもの。
少しずつではありますが、違いがあります。




11月の山間部での散策ということもあり、ひょっとすると寒いかなとも思っていましたが、秋の穏やかな日差しが照りつけ、実に気持ちのいいウォーキングとなりました。
また時間にも余裕があり、ゆっくりと風景や建造物を見ながら歩くことができました。






やがてゴール地点「峠の湯」に到着。
もう少し歩きたい気もしましたが、一応今回のコースはここまで。


さぁ、「峠の湯」からはトロッコ列車に乗って横川を目指します!




さすが行楽日和の日だけあって、2両の客車は満席。
列の後ろの方にいた私は当然座れるはずもなく、後ろの車両にて車窓を楽しむことにしました。

実際新線として使っていた線路を使用してのこのトロッコ鉄道。
後ろから見るとどれだけ勾配が急であるかがよくわかります。

途中「丸山」で下車し変電所跡を見学することもできるようですが、今回はスケジュールの都合上車内から見るにとどまりました。次回はぜひ下りてみたいものです。


のんびりトロッコの旅を終え、横川の鉄道文化むらに到着。


いよいよツアーも大詰めを迎えました。

つづく  
Posted by みすずかる at 23:58Comments(2)旅行記

2009年01月04日

年末を回想する

8日間ってあっという間ですね。今日もあっという間に一日が過ぎてしまいました。
明日からまた会社勤めです。

この休みの半分以上は旅行に充てましたが、今回は本当に色々あった旅行でした。

12/27(土) 夜行バスで大阪を出発。

12/28(日) 長野⇒新井⇒新潟⇒仙台
新潟で列車がまともに走っていないことを知らされ、急遽バス「WE ライナー」で仙台へ。
思わぬところでセレガR FDに初乗車w

12/29(月) 仙台⇒一ノ関⇒仙台⇒福島⇒宇都宮
仙台から北上を開始するも、一ノ関まで2時間半以上かかりその後の行程の見通しが立たなくなるため、また仙台に戻る。結局東北は諦めて南下開始。

12/30(火) 宇都宮⇒赤羽⇒上野⇒東京⇒千葉⇒浜金谷・・・久里浜⇒戸塚⇒東京⇒五反田
暖かい千葉へ移動。鋸山に登って今回の旅行で唯一観光らしい観光を。
日本一大きい(本当に?)らしい大仏も見ました。




帰りは遠く城ヶ島に沈まんとする夕陽を眺めながら久里浜港までフェリーの旅。
沈む夕陽を見ていると、2008年も終わりだなあとしみじみ。
きれいな夕陽でした。


夜は東京にいる中学・高校時代の友人と会い、3時間ほどでしたが楽しい時間を過ごしました。

ちなみに私が待ち合わせ場所を決めたので、言わずもがな、

新宿バスターミナル

になりましたwww

な、何と西鉄バスに占拠されていましたw
どうなっているんですかね、夜行バス8台って・・・。回送してくるのも大変だと思いますが。
新型エアロクイーンとネオロイヤルが充当されていました。




松本行き、長野行きはかわいそうに26番のりばに押しやられました。
撮りにくいんですよ、こっちはw
長野や大阪で車道に足を踏み入れるのとスリル感が違いますから・・・(苦笑)

松電バスにもセレガってあったんですね。
初見でした ;)汗
 


長野行き最終便は40666号車(新型セレガ)と42360号車(エアロクイーン)の2台運行でした。




12/31(水) 五反田⇒大崎⇒新宿⇒立川⇒高尾⇒小淵沢⇒長野
東京からでも普通列車で行くとなると長野は遠いですね。
朝10時半ごろ出たのに、長野に着いたらもう16時半を回っていました。

八ヶ岳もきれいでしたが、松本が近づくにつれてその姿がはっきりしてきた常念岳があまりに美しかったので、松本駅で撮ってしまいました。

 

長野に到着後、駅近くのコンフォートホテルにチェックイン。そう、去年の大晦日もここに泊まりました。

2008年の撮り納めは、既に記事にしましたが、セレガGJでした。

そして、いよいよ年越しを善光寺で迎えます。
元日に関しては結構長くなりそうなのでまた別記事で書くことにします。


それではまた。  

Posted by みすずかる at 22:55Comments(0)旅行記