2010年09月29日
長電・屋代線実証実験バス
9月もあと明日を残すのみ。
今年は9月に入ってからもしばらくは夏の延長のような気候でしたが、先週くらいから急に秋になったような気がします。異様に暑かった今年の夏ですが、こう涼しい風が吹き付けるとさびしいものもあります。
9月から10月へ。
そう、交通機関に目を向けると、長電の屋代線総合連携計画に伴う増発試行運転も終わってしまいますね。屋代線の今後の行方は気になるところです。

7月には列車で、それ以降はバスで増便を行っていましたが、せっかくの機会なので9月に実証実験バスに乗車してきました。普段電車しか走らない区間をほぼ並走してバスが走るというのも滅多にできない体験です。
9月のある日、っというよりもバスまつりの翌日ですが、長野駅から電車で須坂へ出て、そこから増発バスにて屋代まで乗車してきました。乗り換えなしの直通で屋代までいく便もありましたが、私が乗った時間帯は松代での乗り換えが必要なパターンでした。
まず須坂から松代までのバスに乗車します。
雨の中やって来たのは791号車。

出発時点で乗客は私を含め2名。
須坂駅を出発後、鉄道の駅に合わせて設けられた停留所を通過していきます。
当然鉄道の駅の数だけしか停留所がないので、一区間がとても長く感じられました。
途中乗降がすこしあったものの、終点の松代までの利用客は延べ人数で5人に満たない状態でした。

松代に到着。
その頃には、長らく降り続いていた雨もやんでいました。

ここで乗り換えとなる屋代行きのバスにはどれくらい乗るのかなと思いきや…、
発車時刻になっても乗客は私の他に現れません(泣)
ちなみに、車両は893号車でした。この車両は夏休みに日赤から浅川西条までお世話になった車両ですw
貸し切り状態でバスは発車!
発車後しばらくは川バスの篠ノ井行きと同じ道をゆき、やがて別れました。
軽快に走るバス。結局どこの停留所でも乗降客はなく、ノンストップで終点の屋代に到着の時を迎えました。


う~む…。
確かに休日の中途半端な時間帯、そしてあいにくの天気。
それを差し引いてもあまりに寂しい屋代線の現状を目の当たりにしたバス乗車でした。
今年は9月に入ってからもしばらくは夏の延長のような気候でしたが、先週くらいから急に秋になったような気がします。異様に暑かった今年の夏ですが、こう涼しい風が吹き付けるとさびしいものもあります。
9月から10月へ。
そう、交通機関に目を向けると、長電の屋代線総合連携計画に伴う増発試行運転も終わってしまいますね。屋代線の今後の行方は気になるところです。

7月には列車で、それ以降はバスで増便を行っていましたが、せっかくの機会なので9月に実証実験バスに乗車してきました。普段電車しか走らない区間をほぼ並走してバスが走るというのも滅多にできない体験です。
9月のある日、っというよりもバスまつりの翌日ですが、長野駅から電車で須坂へ出て、そこから増発バスにて屋代まで乗車してきました。乗り換えなしの直通で屋代までいく便もありましたが、私が乗った時間帯は松代での乗り換えが必要なパターンでした。
まず須坂から松代までのバスに乗車します。
雨の中やって来たのは791号車。

出発時点で乗客は私を含め2名。
須坂駅を出発後、鉄道の駅に合わせて設けられた停留所を通過していきます。
当然鉄道の駅の数だけしか停留所がないので、一区間がとても長く感じられました。
途中乗降がすこしあったものの、終点の松代までの利用客は延べ人数で5人に満たない状態でした。

松代に到着。
その頃には、長らく降り続いていた雨もやんでいました。

ここで乗り換えとなる屋代行きのバスにはどれくらい乗るのかなと思いきや…、
発車時刻になっても乗客は私の他に現れません(泣)
ちなみに、車両は893号車でした。この車両は夏休みに日赤から浅川西条までお世話になった車両ですw
貸し切り状態でバスは発車!
発車後しばらくは川バスの篠ノ井行きと同じ道をゆき、やがて別れました。
軽快に走るバス。結局どこの停留所でも乗降客はなく、ノンストップで終点の屋代に到着の時を迎えました。


う~む…。
確かに休日の中途半端な時間帯、そしてあいにくの天気。
それを差し引いてもあまりに寂しい屋代線の現状を目の当たりにしたバス乗車でした。
2010年09月26日
見おさめ表示
<信州バスまつり その⑨・終>
長らく続けてきた「信州バスまつり」からの記事も今回で最終回としたいと思います。
最後に書くのは赤バスこと10480号車です。
イベントが終わる30分ほど前から、松電の社員さんによるサービスで幕回しが行われました。
このサービスは昨年12月のハイランド車での撮影会でも行われたようですが、私にとっては初めてでしっかり楽しませてもらいました。
廃止された路線の行先、本来この車両で使用することはまずない行先など…。
7月に廃止された梓川線の前身「立田線」時代の表示

まず行くとは思えない「美ヶ原高原美術館」行きの表示。
この路線の来年度以降の去就も気になるところです。
幕は一往復した時点で止まりましたが、せっかくなので松電の方にある行き先を表示して頂けないか、お願いしてみました。するとその申し出は快く受け入れて頂き、見おさめの表示幕の写真を赤バスで撮ることができました。
それは今月末でなくなる2つの行き先です。

四賀線・保福寺下町行。
保福寺下町発の便こそ朝1本だけ残るものの、10月以降保福寺下町行の表示は見られなくなります。

水代線・水代橋行。
同じく9月末を以て見られなくなる行先表示です。
四賀線、水代線とも乗車することはできませんでしたが、この表示幕を収められたのはせめてもの救いでした。
最後の最後にこのような楽しみが行われたことに感謝です。
赤バスは15時、ひと足先に川中島バス本社を去り、ツアー客を乗せて松本へと帰っていきました。

イベントから2週間経過し、今振り返っても本当にいいイベントだったと思います。
主催者、実行する側の人々にとっては大変なことでしょうが、またこのようなイベントが行われることを期待しつつ、今回の記事の終わりとしたいと思います。
長らく続けてきた「信州バスまつり」からの記事も今回で最終回としたいと思います。
最後に書くのは赤バスこと10480号車です。
イベントが終わる30分ほど前から、松電の社員さんによるサービスで幕回しが行われました。
このサービスは昨年12月のハイランド車での撮影会でも行われたようですが、私にとっては初めてでしっかり楽しませてもらいました。
廃止された路線の行先、本来この車両で使用することはまずない行先など…。

7月に廃止された梓川線の前身「立田線」時代の表示

まず行くとは思えない「美ヶ原高原美術館」行きの表示。
この路線の来年度以降の去就も気になるところです。
幕は一往復した時点で止まりましたが、せっかくなので松電の方にある行き先を表示して頂けないか、お願いしてみました。するとその申し出は快く受け入れて頂き、見おさめの表示幕の写真を赤バスで撮ることができました。
それは今月末でなくなる2つの行き先です。

四賀線・保福寺下町行。
保福寺下町発の便こそ朝1本だけ残るものの、10月以降保福寺下町行の表示は見られなくなります。

水代線・水代橋行。
同じく9月末を以て見られなくなる行先表示です。
四賀線、水代線とも乗車することはできませんでしたが、この表示幕を収められたのはせめてもの救いでした。
最後の最後にこのような楽しみが行われたことに感謝です。
赤バスは15時、ひと足先に川中島バス本社を去り、ツアー客を乗せて松本へと帰っていきました。

イベントから2週間経過し、今振り返っても本当にいいイベントだったと思います。
主催者、実行する側の人々にとっては大変なことでしょうが、またこのようなイベントが行われることを期待しつつ、今回の記事の終わりとしたいと思います。
2010年09月24日
80年代トリオ
<信州バスまつり その⑧>
今回のイベントで来場者からの注目を浴びていたのは新車ももちろんですが、ベテラン勢の人気ぶりもそれはすごいものでした。
ボンネットバスや木炭バス、草軽の日野RC、松電の赤バス、そして洗車機突入に使用された川バスの45622号車。新しい車両の外観が精悍で、かつ乗り心地設備とも優れているのは言わずもがなですが、それらの登場の前は、こうした現在はベテランの域に入った車両たちの往年の活躍があってこそのものです。
イベントの終盤、そんなベテラン車両3台が並ぶ光景が見られました。

どれも80年代の製造で、ちょうど古い順に右から並んでいます。
いずれも今の車両には見られない厳つい表情が特徴です。
一番若い45622号車でも今年25年目を迎えます。
あと何年現役を続けられるかわかりませんが、このような並びがまた見られることを期待したいですね。
今回のイベントで来場者からの注目を浴びていたのは新車ももちろんですが、ベテラン勢の人気ぶりもそれはすごいものでした。
ボンネットバスや木炭バス、草軽の日野RC、松電の赤バス、そして洗車機突入に使用された川バスの45622号車。新しい車両の外観が精悍で、かつ乗り心地設備とも優れているのは言わずもがなですが、それらの登場の前は、こうした現在はベテランの域に入った車両たちの往年の活躍があってこそのものです。
イベントの終盤、そんなベテラン車両3台が並ぶ光景が見られました。

どれも80年代の製造で、ちょうど古い順に右から並んでいます。
いずれも今の車両には見られない厳つい表情が特徴です。
一番若い45622号車でも今年25年目を迎えます。
あと何年現役を続けられるかわかりませんが、このような並びがまた見られることを期待したいですね。
2010年09月23日
グッズの販売戦略
<信州バスまつり その⑦>
イベントの別なる楽しみと言えば、オリジナルグッズ販売です。
今回のイベントではたくさんのバス会社が集まったこともあり、販売されたグッズも多種多様でした。
手頃なキーホルダー、ストラップ、記念きっぷなどはもちろん、部品の販売もありました。
それぞれの会社が、オリジナル商品を販売する中やはり気合いが違ったのは、過去何度もイベントの実績があるアルピコグループ。こんな宣伝が出ていたら買わずにはいられなくなる人もいたのではないでしょうか(笑)

私自身はこのミニカーは買わず、この日限定のストラップを買うにとどめました。
この時点では…。

横の長野電鉄のブースではこのようなものが3万円で販売されていました。

8トラの再生装置と、「つぎとまります」のボタン連動装置です。
買いませんでしたが正直欲しかったですね~;)汗
値段もそうですが、断念した一番の理由は持ち帰り方法と置き場所でした。
それに8トラのテープをある程度用意しておかないと使えませんし。
それはそうと、この装置より2万円も高い日野のエムブレムって…(苦笑)
さて、部品販売の方は混乱を防ぐため、当初は整理券制で販売されていましたが、午後からはそれが解除されせっかくなので覗きに行ってみました。どうせ大したものは残っていないだろうと思っていたのですが、そこへ行ったのが運の尽きでした(笑)
「3000円のお買い上げ」
いやはや、あの誘惑には勝てませんでした。
大きさ的にも手で持って帰れないことはないのがまた衝動買いにつながりました。
ともあれ、これで今回のグッズ購入は打ち止めと思っていたのですが、
イベントの終了間近、にわかにアルピコグループのブースが騒がしくなりました。
どうもバスコレの販売をするとのことで、既に何人かの人が集まってきていました。

机の上に置いてあったのは、
①川バス80周年記念 バスコレ 1,200円 4セット
②川バスバスコレ5台セット 3,000円 24セット
③松本電鉄バス バスコレ 1,200円 20セット
でした。
イベントの度に小出しにして売られる②の5台セットですが、今回も24セットの限定販売でした。
③は記憶に新しい6月のイベントで販売されていたものですが、噂によるとまだ完売とはいっていないとか。もっともレア物には違いなく、この前某大阪市の店では1,800円で販売されているのを確認しています。
さて、私の照準は①の川バス一本です。
この品、同じく大阪市の某店では4,800円で売られていました。ありえません(笑)
やがて販売準備が整い、列の先頭から一人一点ずつ限定で購入ができるようになりました。
そして列の前方にいた私は、無事①を手にすることができました。

いい買い物をしました。まさかここで売られるとは思ってもみませんでしたから。
大事にしたいと思います。後で様子を見ていた人から聞きましたが、このセットは即完売だったようです。
何だかんだで、今回のイベントでは予想以上に出費をしてしまいました。
ストラップ2個で1,000円、バス部品で3,000円、そしてバスコレで1,200円と合計5,200円の買い物。
結局のところ、見事に販売戦略にはまってしまった???
「限定」、「希少価値」、「残り○個」、そのような言葉を使われてはかないません
イベントの別なる楽しみと言えば、オリジナルグッズ販売です。
今回のイベントではたくさんのバス会社が集まったこともあり、販売されたグッズも多種多様でした。
手頃なキーホルダー、ストラップ、記念きっぷなどはもちろん、部品の販売もありました。
それぞれの会社が、オリジナル商品を販売する中やはり気合いが違ったのは、過去何度もイベントの実績があるアルピコグループ。こんな宣伝が出ていたら買わずにはいられなくなる人もいたのではないでしょうか(笑)

私自身はこのミニカーは買わず、この日限定のストラップを買うにとどめました。
この時点では…。

横の長野電鉄のブースではこのようなものが3万円で販売されていました。

8トラの再生装置と、「つぎとまります」のボタン連動装置です。
買いませんでしたが正直欲しかったですね~;)汗
値段もそうですが、断念した一番の理由は持ち帰り方法と置き場所でした。
それに8トラのテープをある程度用意しておかないと使えませんし。
それはそうと、この装置より2万円も高い日野のエムブレムって…(苦笑)
さて、部品販売の方は混乱を防ぐため、当初は整理券制で販売されていましたが、午後からはそれが解除されせっかくなので覗きに行ってみました。どうせ大したものは残っていないだろうと思っていたのですが、そこへ行ったのが運の尽きでした(笑)
「3000円のお買い上げ」
いやはや、あの誘惑には勝てませんでした。
大きさ的にも手で持って帰れないことはないのがまた衝動買いにつながりました。
ともあれ、これで今回のグッズ購入は打ち止めと思っていたのですが、
イベントの終了間近、にわかにアルピコグループのブースが騒がしくなりました。
どうもバスコレの販売をするとのことで、既に何人かの人が集まってきていました。
机の上に置いてあったのは、
①川バス80周年記念 バスコレ 1,200円 4セット
②川バスバスコレ5台セット 3,000円 24セット
③松本電鉄バス バスコレ 1,200円 20セット
でした。
イベントの度に小出しにして売られる②の5台セットですが、今回も24セットの限定販売でした。
③は記憶に新しい6月のイベントで販売されていたものですが、噂によるとまだ完売とはいっていないとか。もっともレア物には違いなく、この前某大阪市の店では1,800円で販売されているのを確認しています。
さて、私の照準は①の川バス一本です。
この品、同じく大阪市の某店では4,800円で売られていました。ありえません(笑)
やがて販売準備が整い、列の先頭から一人一点ずつ限定で購入ができるようになりました。
そして列の前方にいた私は、無事①を手にすることができました。

いい買い物をしました。まさかここで売られるとは思ってもみませんでしたから。
大事にしたいと思います。後で様子を見ていた人から聞きましたが、このセットは即完売だったようです。
何だかんだで、今回のイベントでは予想以上に出費をしてしまいました。
ストラップ2個で1,000円、バス部品で3,000円、そしてバスコレで1,200円と合計5,200円の買い物。
結局のところ、見事に販売戦略にはまってしまった???
「限定」、「希少価値」、「残り○個」、そのような言葉を使われてはかないません

2010年09月22日
おもてなしのココロ
<信州バスまつり その⑥>
なかなか紹介するのに時間がかかりますが、今日でもう6回目。
一体どこまで続くやら…。
今日記事にするのは、エムラインの貸切バスです。
㈲エムラインは松本市会田に本社を置く観光バス会社で、かくいう私もこのイベントで初めて知った会社でした。

車両保有台数こそそれほど多くないものの、車両、顧客サービスにワンランク上のこだわりがうかがえました。
この日は他の車両がすべて出払っており、ショートタイプのエアロエースが来場しましたが、大型車から小型車まで利用者のニーズに合わせて貸切車が用意されています。
まず目を引くのは車体の塗装。
社長さんからお話を伺うことが出来、この白色はただの白ではなく、パール調の白であるとのことです。
そして、車内設備が豪華でくつろげる環境なのはもちろんのことですが、何よりも私がすごいと思ったのは、ここの部分でした。

トランクです。
これも社長さんからご説明を頂いたのですが、よく見ると他の高速バス、貸切バスとは明らかに違います。

カーペット敷きのトランクでまた空調設備があるのです!
この会社のこだわりとして、お客さんを大切にするのはもちろん、お客さんの荷物も同じく大切にするという方針で、目的地に着いた時も決して地面には荷物を降ろさず、カーペット上でお客さんに荷物を手渡すのだそうです。
そして空調設備が整備されている点は何の為かということですが、松本は別称「楽都」の名でも知られるほど音楽で名を知られる地でもあります。よって楽器を運ぶことも多いのですが、温度の影響もデリケートな楽器にはよくなく、そこで装備されたのがこの空調設備。もちろん楽器に限らず食品など傷みやすい物にも有効なこの空調設備。驚きでした。
また、従来の貸切バスのトランクの仕様ではどうしても大きな楽器を運ぶためにそれを一部分解したり、無理な置き方になってしまいがちですが、スーパーハイデッカー車の場合ではトランクの広さが高さ・奥ゆきとも十分にあり、マリンバでさえもそのまま収納できるようつくられているのだそうです。
う~む。
何というこだわりと顧客目線でしょうか。
これまで見たり乗ったりしてきた貸切バスとは一味も二味も違うサービスを見せられた「エムライン」。
Mは「魅力」のエムだとガイドさんがトークで話されていましたが、まさに偽りなしだと思う貸切バス会社でした。
(他にも満足のエム、皆さまのエムというのもネーミングの由来だそうです。あと社長さんの名字の頭文字でも…)
なかなか紹介するのに時間がかかりますが、今日でもう6回目。
一体どこまで続くやら…。
今日記事にするのは、エムラインの貸切バスです。
㈲エムラインは松本市会田に本社を置く観光バス会社で、かくいう私もこのイベントで初めて知った会社でした。

車両保有台数こそそれほど多くないものの、車両、顧客サービスにワンランク上のこだわりがうかがえました。
この日は他の車両がすべて出払っており、ショートタイプのエアロエースが来場しましたが、大型車から小型車まで利用者のニーズに合わせて貸切車が用意されています。
まず目を引くのは車体の塗装。
社長さんからお話を伺うことが出来、この白色はただの白ではなく、パール調の白であるとのことです。
そして、車内設備が豪華でくつろげる環境なのはもちろんのことですが、何よりも私がすごいと思ったのは、ここの部分でした。

トランクです。
これも社長さんからご説明を頂いたのですが、よく見ると他の高速バス、貸切バスとは明らかに違います。

カーペット敷きのトランクでまた空調設備があるのです!
この会社のこだわりとして、お客さんを大切にするのはもちろん、お客さんの荷物も同じく大切にするという方針で、目的地に着いた時も決して地面には荷物を降ろさず、カーペット上でお客さんに荷物を手渡すのだそうです。
そして空調設備が整備されている点は何の為かということですが、松本は別称「楽都」の名でも知られるほど音楽で名を知られる地でもあります。よって楽器を運ぶことも多いのですが、温度の影響もデリケートな楽器にはよくなく、そこで装備されたのがこの空調設備。もちろん楽器に限らず食品など傷みやすい物にも有効なこの空調設備。驚きでした。
また、従来の貸切バスのトランクの仕様ではどうしても大きな楽器を運ぶためにそれを一部分解したり、無理な置き方になってしまいがちですが、スーパーハイデッカー車の場合ではトランクの広さが高さ・奥ゆきとも十分にあり、マリンバでさえもそのまま収納できるようつくられているのだそうです。
う~む。
何というこだわりと顧客目線でしょうか。
これまで見たり乗ったりしてきた貸切バスとは一味も二味も違うサービスを見せられた「エムライン」。
Mは「魅力」のエムだとガイドさんがトークで話されていましたが、まさに偽りなしだと思う貸切バス会社でした。
(他にも満足のエム、皆さまのエムというのもネーミングの由来だそうです。あと社長さんの名字の頭文字でも…)
タグ :エムライン
2010年09月18日
身も心も洗われて?
<信州バスまつり その⑤>
今日でちょうど信州バスまつりから一週間。
まだまだイベントの時の記事を続けていきます。
この日の体験コーナーとしてバスに乗ったまま洗車されるというものがありました。
それに選ばれた車両は川バスのベテラン車両45622号車です。

洗車体験もさることながら、私にとってはこの車両に乗れること自体が楽しみでした。
いっそのこと洗車体験用ではなく、乗車体験としてしてくれれば・・・。
さて、終始大人気だったこの洗車体験でしたが、私は運よく早い整理券番号を入手でき、最前列を確保することができました。
洗車体験自体はあっという間のものですが、1回行うだけで家庭用浴槽1杯分は軽く越える水量を消費するそうです。
また、使用する水は水道水ではなく、地下水をくみ上げたものを使用するとのことでした。
そんな運転士さんの解説も交えつつ楽しんだ洗車体験。
外から撮った写真でその様子を紹介したいと思います。
(近くまで行くのが億劫で望遠レンズに頼りましたw)

突入!

きれいに洗われて我々の前を走り去っていきました。

バスの洗車体験は初めてでしたが、「あれっ、もう終わり?」と言うのが第一印象でした。
めったに乗れない車両で、めったに出来ない体験。
身も心も洗われた???
今日でちょうど信州バスまつりから一週間。
まだまだイベントの時の記事を続けていきます。
この日の体験コーナーとしてバスに乗ったまま洗車されるというものがありました。
それに選ばれた車両は川バスのベテラン車両45622号車です。

洗車体験もさることながら、私にとってはこの車両に乗れること自体が楽しみでした。
さて、終始大人気だったこの洗車体験でしたが、私は運よく早い整理券番号を入手でき、最前列を確保することができました。
洗車体験自体はあっという間のものですが、1回行うだけで家庭用浴槽1杯分は軽く越える水量を消費するそうです。
また、使用する水は水道水ではなく、地下水をくみ上げたものを使用するとのことでした。
そんな運転士さんの解説も交えつつ楽しんだ洗車体験。
外から撮った写真でその様子を紹介したいと思います。
(近くまで行くのが億劫で望遠レンズに頼りましたw)

突入!

きれいに洗われて我々の前を走り去っていきました。

バスの洗車体験は初めてでしたが、「あれっ、もう終わり?」と言うのが第一印象でした。
めったに乗れない車両で、めったに出来ない体験。
身も心も洗われた???
2010年09月16日
さよなら13号車・18号車
<信州バスまつり その④>
多くの新車や、今なお現役を続けるベテラン車両が集った今回のイベント。
その一方で、役目を終えた2台のバスが展示されていたことも書き忘れてはいけません。
13号車

と
18号車

一つ目、二つ目の違いはありますが、どちらも昭和62年製の日野RJです。
休日も運行される市街地路線に回ってくることがあまりなく、結局一度も乗れずじまいとなったこの2台のバス。13号車に至っては、初めて見るのがこんな姿で少しショックでした。
18号車と言えば昨年9月のミステリーツアー。

あの時は別の用事でツアー参加を見送りましたが、あれから1年が経過し1年ぶりの再会はこんな姿でのものとなってしまいました。
ちなみにこの2台「ASK万円」というボードが写真からも確認できます。
「要相談」で販売という意味合いなのでしょうが、果たして買い取り希望者はいたのかどうなのか…。
若干錆が目立つものの、今現役と言ってもおかしくない状態に見えましたがやはり相当疲れているのでしょうね。長い間お疲れ様でした。
そして最後とはいえ、その姿を見られてよかったです。
多くの新車や、今なお現役を続けるベテラン車両が集った今回のイベント。
その一方で、役目を終えた2台のバスが展示されていたことも書き忘れてはいけません。
13号車

と
18号車

一つ目、二つ目の違いはありますが、どちらも昭和62年製の日野RJです。
休日も運行される市街地路線に回ってくることがあまりなく、結局一度も乗れずじまいとなったこの2台のバス。13号車に至っては、初めて見るのがこんな姿で少しショックでした。
18号車と言えば昨年9月のミステリーツアー。

あの時は別の用事でツアー参加を見送りましたが、あれから1年が経過し1年ぶりの再会はこんな姿でのものとなってしまいました。
ちなみにこの2台「ASK万円」というボードが写真からも確認できます。
「要相談」で販売という意味合いなのでしょうが、果たして買い取り希望者はいたのかどうなのか…。
若干錆が目立つものの、今現役と言ってもおかしくない状態に見えましたがやはり相当疲れているのでしょうね。長い間お疲れ様でした。
そして最後とはいえ、その姿を見られてよかったです。
2010年09月15日
30年戦士
<信州バスまつり その③>
今回のバスまつりにて展示された車両の中で、最もその存在感があったのがこの車両でした。

草軽交通の日野RC。
なんと1981年製とのことで、今も大事に使われているというのですからすごいものです。
草軽交通㈱の公式サイトに書かれていますが、当初の予定では29年の今年4月を以て退役させる予定が、多くのファンの意見、支援を受け、もう一年頑張って区切りの30歳を迎えてからその任を解かれることとなったようです。つまりは、そのおかげで今回のこのイベントにて姿を見ることができたわけですね。
この車両のファンやこの車両を大事に手入れされてきた方々には感謝です。
正面から見た姿はもちろん、後部、側面とどこから見てもいい意味での「頑固さ」といった風格が漂ってきます。本当にいい味が出ています。



そして車内にもお邪魔しました。
シックなモケットと白いシートカバーには高級感が感じられました。

車内でもう一つこれも撮り忘れてはいけませんw

この車両は開場からイベント終了まで展示されていましたが、午後には幕換えのサービスもありました。

「回送」ではなく「廻送」です!

こんな幕も出てきました。
このRC、1年間の延命とのことであと何回かは乗車ツアーもありそうです。
ぜひ一度は走る姿を見てみたいですが、やはり軽井沢まで行くとなると結構難しいかな・・・。
今回のバスまつりにて展示された車両の中で、最もその存在感があったのがこの車両でした。

草軽交通の日野RC。
なんと1981年製とのことで、今も大事に使われているというのですからすごいものです。
草軽交通㈱の公式サイトに書かれていますが、当初の予定では29年の今年4月を以て退役させる予定が、多くのファンの意見、支援を受け、もう一年頑張って区切りの30歳を迎えてからその任を解かれることとなったようです。つまりは、そのおかげで今回のこのイベントにて姿を見ることができたわけですね。
この車両のファンやこの車両を大事に手入れされてきた方々には感謝です。
正面から見た姿はもちろん、後部、側面とどこから見てもいい意味での「頑固さ」といった風格が漂ってきます。本当にいい味が出ています。



そして車内にもお邪魔しました。
シックなモケットと白いシートカバーには高級感が感じられました。

車内でもう一つこれも撮り忘れてはいけませんw

この車両は開場からイベント終了まで展示されていましたが、午後には幕換えのサービスもありました。

「回送」ではなく「廻送」です!

こんな幕も出てきました。
このRC、1年間の延命とのことであと何回かは乗車ツアーもありそうです。
ぜひ一度は走る姿を見てみたいですが、やはり軽井沢まで行くとなると結構難しいかな・・・。
2010年09月14日
長電バス 夜行仕様車
<信州バスまつり その②>
それでは今回のイベントを振り返っていきます。
今日とりあげるのは9月より「長野⇔京都・大阪なんば」線の運用に入るようになった長電バスの新型車両です。

新たに導入された3列シート装備車両とのことで、その内装を見られるのが楽しみでしたw

車内に入ると新車特有のニオイが漂ってきます。
座席の配列こそ川中島バスの夜行車とさほど相違はありませんが、座席の形状はより快適に寝られるようヘッドレストに工夫が凝らされていました。また落ち着いた座席の色も好印象でした。
なお、展示中初めのうちはLED表示が「長電バス」となっていましたが、途中でこのような表示も見ることができました。


こんな車両で新潟まで行ければさぞ快適でしょうね~(笑)
新潟線に入ることはないでしょうが、是非ともなんばから長野への便に乗ってみたいものです。
それでは今回のイベントを振り返っていきます。
今日とりあげるのは9月より「長野⇔京都・大阪なんば」線の運用に入るようになった長電バスの新型車両です。

新たに導入された3列シート装備車両とのことで、その内装を見られるのが楽しみでしたw

車内に入ると新車特有のニオイが漂ってきます。
座席の配列こそ川中島バスの夜行車とさほど相違はありませんが、座席の形状はより快適に寝られるようヘッドレストに工夫が凝らされていました。また落ち着いた座席の色も好印象でした。
なお、展示中初めのうちはLED表示が「長電バス」となっていましたが、途中でこのような表示も見ることができました。


こんな車両で新潟まで行ければさぞ快適でしょうね~(笑)
新潟線に入ることはないでしょうが、是非ともなんばから長野への便に乗ってみたいものです。
2010年09月13日
信州バスまつりへ
<信州バスまつり その①>
8月の記事題材をまだ残している為、話は前後してしまいますが、今月11日に行われた信州バスまつりのことを書いていこうと思います。
楽しみにしていたこのイベント。
残暑が厳しく力強い日差しが降り注ぐ中、大塚南の川中島バス本社にはたくさんの人とたくさんのバスで終始大賑わいでした。
イベントにてお会いし、ご一緒していただいた皆さん、そしてこのイベントの企画から実行に至るまで力を尽くされた各バス事業者の方々、本当にありがとうございました。
既にたくさんのブログで今回のイベント記事を拝見しており、内容的に重なるところもあるかと思いますが、この記事では展示されていた車両の写真を掲載し、次回以降内容を掘り下げて書いていこうと思います。
………………………………………………………………………………………………………………………………
スタートは長野駅。
2番乗り場にはスタッフの方がおられ、チラシ配布やアクセス案内などを掲示されていました。
駅からのシャトルバスはないので、一般の路線バスを利用して会場入りです。
ここでホリデー横浜さん、初めてお会いしたkara-yan さんとその御同行の方と合流しました。

会場到着は9:20ごろ。
イベント開始は10:00からとのことでしたが、既に撮影に入る人をはじめ大勢の人で賑わっていました。
主な展示車両をざっとふりかえっていきましょう。
(記事の都合上あえて今回写真を省略したものもあります。)

川中島バス セレガ・40814号車。
ついさっき乗ってきた車両がもう既に展示されていましたw

川中島バス 45622号車
川バスの大ベテラン(と言っても最近まで松電のクルマでしたがw)、この日は洗車体験の要員で大町から駆けつけました。

諏訪バス エアロエース・30642号車
今年7月導入されたばかりのまだ新しい車両です。
ちなみにもう一台の39641号車も定期運行便で長野へ来ており、この日は諏訪バスのエアロエースは2台とも長野市にいたことになりますw

長電バス エアロエース・1039号車
9月より3列シートでの運行が始まった長電バスの長野⇔なんば線。
2台導入で今回来たこの車両はまだ運用に入っていないそうです。

千曲バス エアロエース

信南交通 エアロエース

おんたけ交通 エアロエース

北アルプス交通 エアロクイーン・59号車

㈲エムライン エアロエース

京王バス エアロエース・50904号車
これはもともと展示予定には入っていませんでしたが、飛び入りで参加♪

伊那バス セレガ・21181号車

草軽交通 日野RC
今回の目玉とも言えるこの車両。
今のバスでは決して出せないいい味を醸し出しています。

上田バス H892号車
上田バスの現役車の中でも長老だそうです。平成元年製造。

五七観光 ヒュンダイ ユニバース
ざっと写真を貼りましたが、それからわかるように長野県のあちこちから様々なバスが集まってきていました。
これらの車両はほぼすべて車内にも上がることが出来、中にはエアコンが効きドリンクのサービスがあったものもありました。
イベントは15時までの5時間。
あっという間のことに思えました。でも存分に楽しめる中身の濃いイベントでした。
さて、次回以降何回かに分けてこのイベントを振り返っていきたいと思います。
どうぞご期待下さい。
8月の記事題材をまだ残している為、話は前後してしまいますが、今月11日に行われた信州バスまつりのことを書いていこうと思います。
楽しみにしていたこのイベント。
残暑が厳しく力強い日差しが降り注ぐ中、大塚南の川中島バス本社にはたくさんの人とたくさんのバスで終始大賑わいでした。
イベントにてお会いし、ご一緒していただいた皆さん、そしてこのイベントの企画から実行に至るまで力を尽くされた各バス事業者の方々、本当にありがとうございました。
既にたくさんのブログで今回のイベント記事を拝見しており、内容的に重なるところもあるかと思いますが、この記事では展示されていた車両の写真を掲載し、次回以降内容を掘り下げて書いていこうと思います。
………………………………………………………………………………………………………………………………
スタートは長野駅。
2番乗り場にはスタッフの方がおられ、チラシ配布やアクセス案内などを掲示されていました。
駅からのシャトルバスはないので、一般の路線バスを利用して会場入りです。
ここでホリデー横浜さん、初めてお会いしたkara-yan さんとその御同行の方と合流しました。

会場到着は9:20ごろ。
イベント開始は10:00からとのことでしたが、既に撮影に入る人をはじめ大勢の人で賑わっていました。
主な展示車両をざっとふりかえっていきましょう。
(記事の都合上あえて今回写真を省略したものもあります。)

川中島バス セレガ・40814号車。
ついさっき乗ってきた車両がもう既に展示されていましたw

川中島バス 45622号車
川バスの大ベテラン(と言っても最近まで松電のクルマでしたがw)、この日は洗車体験の要員で大町から駆けつけました。

諏訪バス エアロエース・30642号車
今年7月導入されたばかりのまだ新しい車両です。
ちなみにもう一台の39641号車も定期運行便で長野へ来ており、この日は諏訪バスのエアロエースは2台とも長野市にいたことになりますw

長電バス エアロエース・1039号車
9月より3列シートでの運行が始まった長電バスの長野⇔なんば線。
2台導入で今回来たこの車両はまだ運用に入っていないそうです。

千曲バス エアロエース

信南交通 エアロエース

おんたけ交通 エアロエース

北アルプス交通 エアロクイーン・59号車

㈲エムライン エアロエース

京王バス エアロエース・50904号車
これはもともと展示予定には入っていませんでしたが、飛び入りで参加♪

伊那バス セレガ・21181号車

草軽交通 日野RC
今回の目玉とも言えるこの車両。
今のバスでは決して出せないいい味を醸し出しています。

上田バス H892号車
上田バスの現役車の中でも長老だそうです。平成元年製造。

五七観光 ヒュンダイ ユニバース
ざっと写真を貼りましたが、それからわかるように長野県のあちこちから様々なバスが集まってきていました。
これらの車両はほぼすべて車内にも上がることが出来、中にはエアコンが効きドリンクのサービスがあったものもありました。
イベントは15時までの5時間。
あっという間のことに思えました。でも存分に楽しめる中身の濃いイベントでした。
さて、次回以降何回かに分けてこのイベントを振り返っていきたいと思います。
どうぞご期待下さい。