2010年12月16日

雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

<2010 アルプス登山その③>
涸沢からいよいよ本格的に急な登山道がその姿を見せます。ここから穂高岳山荘までが踏ん張りどころ。
アルプス登山のコースとしては初心者向けの部類には入りますが、油断は禁物です。
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

カールを左に見ながら急な道でどんどん高度を上げていきます。
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

一見なだらかな坂のようですが、実際はかなり身にこたえるものです。
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

やがて森林限界を超え、「お花畑」が広がります。
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

かなり体力を消耗しながらも無事長い登りを登り切りました。
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

雲上の世界へ(夏の思い出2010③)


この日の宿泊は、3年ぶりとなる穂高岳山荘
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

豊富な山岳資料がそろう図書室をはじめ、設備はここが3000mの世界であることを忘れさせるほど立派なものです。
そして、それは食事についてもまた然り。
雲上の世界へ(夏の思い出2010③)

・ここは標高3000mです。
・ピーク時には毎日何百人という人が泊まりに来ます。
は限られています。
・気圧も低いです。

これらの条件の下でここまでの食事が提供できるということはすごいことです。
写真には写していませんが、ご飯は圧力釜で炊かれています。

高山病の症状で頭痛はありましたが、出されたものはすべておいしく頂きました。

ちょうど涸沢フェスの真っ最中ということで、食後には特別講演や、かつての穂高岳山荘を撮ったビデオ上映が行われました。
こういうのも本当に思い出になります。

山小屋の夜は早く(朝が早いため)、21時には消灯。
大混雑のこの日、布団1枚につき2人という中で寝ることとなります。

・・・、のはずが私の横はなぜか誰もおらず(笑)
結局1畳丸々一人で使うことができました。

山の静かな夜は更け、あたりに響くのは山男たちのいびき寝息だけ。
眠れたのか眠れないのかよくわからないまま朝を迎えることとなりました。

タグ :穂高岳

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