2012年08月23日
士幌線の廃線跡を訪ねて
6月の北海道旅行記の後半戦へと入ります。
ユースホステルのマウンテンバイクツアーに参加し、三国峠から十勝三股までの道中をこれまでに紹介しました。
後半戦、十勝三股からは旧国鉄士幌線の跡に沿ってぬかびら源泉郷(旧:糠平)まで自転車を走らせます。
1987年に廃止された同線ですが、一足早くこの十勝三股と幌加、糠平までの区間は1978年に鉄道による輸送を休止し、バス輸送へと切り替わりました。
結局その後この区間に列車は走ることなく、廃止を迎えたので事実上廃止後35年近く経過していることになります。
通常なら廃線跡は道路拡張に利用されたり、橋梁などは危険防止のため撤去されることが多いのですが、この路線のこの区間についてはかなりの部分で当時のまま跡が残されているのが特徴です。
あくまで走行するのは国道ですが、この道路の左をかつて鉄道が走っていました。

案内マップをたよりに草むらをかき分けていくと、さっそくこんな橋梁が姿を現し気分が高まります。


さすがに橋梁上は危険なので、柵が設けられ、これ以上は進めません。
ですが、これだけ間近に廃線跡を見たのは初めてのこと。先がどうなっているのか思うだけでわくわくします。
廃線跡はこの地域の観光名所にもなっているようで、このような案内看板もいくつか見受けられました。


第五音更川橋梁の跡です。
ここから見るだけでも満足ですが、せっかく小回りの効く自転車なのですからもっと近づいて見ましょう。
またまた路肩に駐輪し、橋梁へと接近します。
見上げればそれは壮観です!

ところどころモルタルがはがれてきているところもあり、十分気を配りながらの見学。町からの注意書きも立てられていました。
さらに上部へ行ってみます。

たどり着きました。
恐るべし自然の生命力。人工の橋は既に自然へと帰り始めているではありませんか。

35年という年月。
これが50年、100年と経つとさらに自然へと還るのでしょうか。
人工物の中に新たに主として住む植物、その不思議な光景に私はしばらく立ち止まったままでした。
ユースホステルのマウンテンバイクツアーに参加し、三国峠から十勝三股までの道中をこれまでに紹介しました。
後半戦、十勝三股からは旧国鉄士幌線の跡に沿ってぬかびら源泉郷(旧:糠平)まで自転車を走らせます。
1987年に廃止された同線ですが、一足早くこの十勝三股と幌加、糠平までの区間は1978年に鉄道による輸送を休止し、バス輸送へと切り替わりました。
結局その後この区間に列車は走ることなく、廃止を迎えたので事実上廃止後35年近く経過していることになります。
通常なら廃線跡は道路拡張に利用されたり、橋梁などは危険防止のため撤去されることが多いのですが、この路線のこの区間についてはかなりの部分で当時のまま跡が残されているのが特徴です。
あくまで走行するのは国道ですが、この道路の左をかつて鉄道が走っていました。

案内マップをたよりに草むらをかき分けていくと、さっそくこんな橋梁が姿を現し気分が高まります。


さすがに橋梁上は危険なので、柵が設けられ、これ以上は進めません。
ですが、これだけ間近に廃線跡を見たのは初めてのこと。先がどうなっているのか思うだけでわくわくします。
廃線跡はこの地域の観光名所にもなっているようで、このような案内看板もいくつか見受けられました。


第五音更川橋梁の跡です。
ここから見るだけでも満足ですが、せっかく小回りの効く自転車なのですからもっと近づいて見ましょう。
またまた路肩に駐輪し、橋梁へと接近します。
見上げればそれは壮観です!

ところどころモルタルがはがれてきているところもあり、十分気を配りながらの見学。町からの注意書きも立てられていました。
さらに上部へ行ってみます。

たどり着きました。
恐るべし自然の生命力。人工の橋は既に自然へと帰り始めているではありませんか。

35年という年月。
これが50年、100年と経つとさらに自然へと還るのでしょうか。
人工物の中に新たに主として住む植物、その不思議な光景に私はしばらく立ち止まったままでした。
Posted by みすずかる at 00:15│Comments(0)
│旅の記録(北海道)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。