2012年06月10日
宗谷バス「夢の浮島礼文めぐり」の旅(後編)
さぁ、バスは最北限の地、「スコトン岬」にやってきました。

最北限の地???
「確か前日に最北端の地、宗谷岬に行ったけれど、一体どちらが本物だろう?」
というのが素直な感想でした。その時は、島内で最北の地という意味程度で自分を納得させましたが、帰ってから少し調べてみるとこういうことでした。
①かつて、宗谷岬よりもスコトン岬の方が最北端だと思われていた時代があった。
②測量技術が進歩し、その結果、4分ほど宗谷岬の方が北にある事が判明する。
③よって、それ以降は最北端ではなく最北限と言うようになった。
まぁ、一度は最北端を名乗った誇りといいましょうか、譲れないものはあるということなのでしょう。きっと。
しかしながら、「最北」のアピールは宗谷岬よりこのスコトン岬の方がうわ手!?でした。
トイレにも表記してますから・・・。

私は見ていませんが、バス停にも再北限の表記があるという情報も聞きました。
それはそうとして、最北の雰囲気に関して言えば宗谷岬より、こちらのスコトン岬の方がありました。
眺めもよく、断崖という感じもてっぺんというにふさわしい気がしました。
【トド島を望む】

スコトン岬も島を代表する観光スポットであるにもかかわらず、人はほとんどいませんでした。
静かに観光できるのはいいですが、あまりにこれでは寂しいものがあります;)汗
最後の観光場所は、桃台猫台。
崖の下の駐車場でバスを下車し、そこから少し登ったところにある高台の上から桃岩と猫岩を見ます。
高さ250m程度の巨大な岩、これが桃岩です。

そして、海を見つめる猫の後姿のような岩、これが猫岩。

少しひいて猫岩を見るとこのような感じです。

気になるのは赤い屋根の建物でしょうか。
バスガイドさんは岩の説明の後、「あれがうわさの桃岩荘です」と(笑)
この時は特に予備知識がありませんでしたが、「桃岩荘」、正式には「桃岩荘ユースホステル」。
古きよきユースの慣習を今に残した伝説のユースホステルのようです。ミーティングがあったり、島内を8時間歩くツアーがあったり、帰りの港では盛大なお見送りがあったりと思い出深い旅ができることは間違いなさそうです。
今後泊まるか泊まらないは別としても何やらとても気になるユースホステルなのでした。
話が逸れました。
定期観光の旅もこれで終りです。
後は再び、スタート地である海辺の香深に戻るだけ。

道中、ガイドさんからあった島での生活の話には普段自分の生活するところとの環境の違いに「へぇー」と思うことがたくさんありました。
ガソリンが内地よりリットルあたり30円くらい高いとか、魚介類が豊富な半面、野菜や肉などは船で運ばれるため運搬費が結構上乗せされるとか、島に信号は2つしかなくて、赤信号に遭遇すればラッキーだとか。
そうこうしているうちに香深港へ到着。
定期観光バスを降り、フェリーの時刻まで少し時間があったので、「うすゆきの湯」で体を温めます。
遠く見える利尻富士がとてもきれいでした。

17時40分のフェリーで礼文島を出航。

利尻島も礼文島も短い滞在時間でした。でもある種それは作戦でもあります。
だんだん小さくなる礼文の島と、利尻富士を見ながら「きっとまた来るぞ」という思いはより一層強くなるのでした。

そして最後になりましたが、
利尻島、礼文島の定期観光バスでお世話になりました、宗谷バスの運転士さん、ガイドさん、どうもありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。


最北限の地???
「確か前日に最北端の地、宗谷岬に行ったけれど、一体どちらが本物だろう?」
というのが素直な感想でした。その時は、島内で最北の地という意味程度で自分を納得させましたが、帰ってから少し調べてみるとこういうことでした。
①かつて、宗谷岬よりもスコトン岬の方が最北端だと思われていた時代があった。
②測量技術が進歩し、その結果、4分ほど宗谷岬の方が北にある事が判明する。
③よって、それ以降は最北端ではなく最北限と言うようになった。
まぁ、一度は最北端を名乗った誇りといいましょうか、譲れないものはあるということなのでしょう。きっと。
しかしながら、「最北」のアピールは宗谷岬よりこのスコトン岬の方がうわ手!?でした。
トイレにも表記してますから・・・。

私は見ていませんが、バス停にも再北限の表記があるという情報も聞きました。
それはそうとして、最北の雰囲気に関して言えば宗谷岬より、こちらのスコトン岬の方がありました。
眺めもよく、断崖という感じもてっぺんというにふさわしい気がしました。
【トド島を望む】

スコトン岬も島を代表する観光スポットであるにもかかわらず、人はほとんどいませんでした。
静かに観光できるのはいいですが、あまりにこれでは寂しいものがあります;)汗
最後の観光場所は、桃台猫台。
崖の下の駐車場でバスを下車し、そこから少し登ったところにある高台の上から桃岩と猫岩を見ます。
高さ250m程度の巨大な岩、これが桃岩です。

そして、海を見つめる猫の後姿のような岩、これが猫岩。

少しひいて猫岩を見るとこのような感じです。

気になるのは赤い屋根の建物でしょうか。
バスガイドさんは岩の説明の後、「あれがうわさの桃岩荘です」と(笑)
この時は特に予備知識がありませんでしたが、「桃岩荘」、正式には「桃岩荘ユースホステル」。
古きよきユースの慣習を今に残した伝説のユースホステルのようです。ミーティングがあったり、島内を8時間歩くツアーがあったり、帰りの港では盛大なお見送りがあったりと思い出深い旅ができることは間違いなさそうです。
今後泊まるか泊まらないは別としても何やらとても気になるユースホステルなのでした。
話が逸れました。
定期観光の旅もこれで終りです。
後は再び、スタート地である海辺の香深に戻るだけ。

道中、ガイドさんからあった島での生活の話には普段自分の生活するところとの環境の違いに「へぇー」と思うことがたくさんありました。
ガソリンが内地よりリットルあたり30円くらい高いとか、魚介類が豊富な半面、野菜や肉などは船で運ばれるため運搬費が結構上乗せされるとか、島に信号は2つしかなくて、赤信号に遭遇すればラッキーだとか。
そうこうしているうちに香深港へ到着。
定期観光バスを降り、フェリーの時刻まで少し時間があったので、「うすゆきの湯」で体を温めます。
遠く見える利尻富士がとてもきれいでした。

17時40分のフェリーで礼文島を出航。

利尻島も礼文島も短い滞在時間でした。でもある種それは作戦でもあります。
だんだん小さくなる礼文の島と、利尻富士を見ながら「きっとまた来るぞ」という思いはより一層強くなるのでした。

そして最後になりましたが、
利尻島、礼文島の定期観光バスでお世話になりました、宗谷バスの運転士さん、ガイドさん、どうもありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
