2013年10月11日
【秋登山2013 第一弾 その8】白馬岳山頂
白馬山荘はちょうど長野県と富山県の県境に位置します。
大変大きな山小屋で、収容人数は800人。ピーク時には2000人入ったこともあるのだとか。

2年前に訪れた時は、時間にゆとりもあったので展望レストランで食事とティータイムを楽しみましたが、今回はせいぜい屋外で飲み物を飲む程度の時間しかとれませんでした。
なんと慌ただしい山行で(笑)
でも朝の失われた!?30分は確実に回復していっています。
そんなつかの間の休憩を解き、白馬岳頂上へもうひと頑張り。


山頂(標高2,932 m)に着きました。
【9時49分 白馬岳山頂着】

夏ならばここもあふれんばかりの登山者になるのでしょうが、今は秋。
それも日曜の中途半端な時刻なので、山頂には5,6人しかいませんでした。
だんだん雲が標高の高いところにまで上がってきました。
ガスに巻かれないうちに景色を楽しんでおきます。



距離にすれば、天狗山荘から白馬岳山頂まででこの日の行程の約半分をクリアしたことになります。
とはいえ、前半のようなアップダウンはなく、基本は下ることになるので少し気持ちにゆとりが生まれました。
さぁ、後半戦。
大変大きな山小屋で、収容人数は800人。ピーク時には2000人入ったこともあるのだとか。

2年前に訪れた時は、時間にゆとりもあったので展望レストランで食事とティータイムを楽しみましたが、今回はせいぜい屋外で飲み物を飲む程度の時間しかとれませんでした。
なんと慌ただしい山行で(笑)
でも朝の失われた!?30分は確実に回復していっています。
そんなつかの間の休憩を解き、白馬岳頂上へもうひと頑張り。


山頂(標高2,932 m)に着きました。
【9時49分 白馬岳山頂着】

夏ならばここもあふれんばかりの登山者になるのでしょうが、今は秋。
それも日曜の中途半端な時刻なので、山頂には5,6人しかいませんでした。
だんだん雲が標高の高いところにまで上がってきました。
ガスに巻かれないうちに景色を楽しんでおきます。



距離にすれば、天狗山荘から白馬岳山頂まででこの日の行程の約半分をクリアしたことになります。
とはいえ、前半のようなアップダウンはなく、基本は下ることになるので少し気持ちにゆとりが生まれました。
さぁ、後半戦。
2013年10月07日
【秋登山2013 第一弾 その7】杓子岳を経て白馬山荘へ
白馬鑓ヶ岳から白馬岳、小蓮華山、白馬大池へと至るルートはアップダウンもありますが、比較的高低差は落ち着いた箇所が終始続きます。

稜線沿いを雲を見下ろして歩くこの気持よさ。
ついつい調子に乗って先々行ってしまいます。

なんと言いましょうか、目指すところがはっきり視界に捉えられているというのも意気込んで歩ける秘訣かもしれません。

【8時15分 杓子岳山頂着】

白馬鑓ヶ岳から45分ほどで杓子岳の山頂に到着。白馬鑓ヶ岳は随分後ろに行ってしまいました。

2つ目の山頂になりますが、ここまで体調もなんら問題ありません。

問題は出発の時の遅れをどこで挽回できるか。
そう考えるとあまり山頂でゆっくりもしていられません。
水分と糖分の補給だけ済ませ、また次を目指します。
【8時23分 杓子岳山頂出発】
杓子岳から白馬山荘までの道は今回のコースの中でも好きな箇所です。
だんだん白馬岳が近くなってくる嬉しさもありますが、このなだらかな道を歩きながら見る景色が、四方どこを見てもとにかくきれいなのです。




こちらは白馬大雪渓から上がってくるルート。
登山を始めた頃は、いつかこの雪渓も通ってみたいと思い軽アイゼンまで用意していましたが、今に至るまで一度も通行したことがありません。

さて、いよいよ近くなってきた白馬岳。
人工物である白馬山荘ももはや一つの風景として馴染んでいます。

【9時20分 白馬山荘着】
なかなか順調なペースで白馬山荘で到着。
安心するにはまだ早いですが、ここまで来ればある程度一日の行程の目処は立ちます。
少し座って休むことにしました。

稜線沿いを雲を見下ろして歩くこの気持よさ。
ついつい調子に乗って先々行ってしまいます。

なんと言いましょうか、目指すところがはっきり視界に捉えられているというのも意気込んで歩ける秘訣かもしれません。

【8時15分 杓子岳山頂着】

白馬鑓ヶ岳から45分ほどで杓子岳の山頂に到着。白馬鑓ヶ岳は随分後ろに行ってしまいました。

2つ目の山頂になりますが、ここまで体調もなんら問題ありません。

問題は出発の時の遅れをどこで挽回できるか。
そう考えるとあまり山頂でゆっくりもしていられません。
水分と糖分の補給だけ済ませ、また次を目指します。
【8時23分 杓子岳山頂出発】
杓子岳から白馬山荘までの道は今回のコースの中でも好きな箇所です。
だんだん白馬岳が近くなってくる嬉しさもありますが、このなだらかな道を歩きながら見る景色が、四方どこを見てもとにかくきれいなのです。




こちらは白馬大雪渓から上がってくるルート。
登山を始めた頃は、いつかこの雪渓も通ってみたいと思い軽アイゼンまで用意していましたが、今に至るまで一度も通行したことがありません。

さて、いよいよ近くなってきた白馬岳。
人工物である白馬山荘ももはや一つの風景として馴染んでいます。

【9時20分 白馬山荘着】
なかなか順調なペースで白馬山荘で到着。
安心するにはまだ早いですが、ここまで来ればある程度一日の行程の目処は立ちます。
少し座って休むことにしました。
2013年10月04日
【秋登山2013 第一弾 その6】白馬鑓ヶ岳頂上
白馬三山の一峰目、白馬鑓ヶ岳。

この山容、芸術的な美しさです。

【7時16分 白馬鑓ヶ岳山頂着】

今回で訪れるのは3回目になりますが、この山そのものの容姿も、山頂からの眺めも好きです。
特に今回の雲海は印象的でした。



残る二峰、杓子岳、白馬岳を目指す天空散歩はここから始まります。
時間を気にしなければならないのはちょっと残念でしたが、約15分山頂で滞在し展望を楽しみました。
【7時30分 白馬鑓ヶ岳山頂出発】

この山容、芸術的な美しさです。

【7時16分 白馬鑓ヶ岳山頂着】

今回で訪れるのは3回目になりますが、この山そのものの容姿も、山頂からの眺めも好きです。
特に今回の雲海は印象的でした。



残る二峰、杓子岳、白馬岳を目指す天空散歩はここから始まります。
時間を気にしなければならないのはちょっと残念でしたが、約15分山頂で滞在し展望を楽しみました。
【7時30分 白馬鑓ヶ岳山頂出発】
2013年10月03日
【秋登山2013 第一弾 その5】雲海と白馬鑓ヶ岳
翌朝、目覚めると5時20分。
ご来光を見るどころか、思い切り寝坊です。
長い行程なので6時には出立しようと思っていましたが、これでは到底無理(苦笑)
朝食に頼んでいた弁当を食べ、6時半過ぎに出発しました。(30分延発)



【6時34分 天狗山荘出発】
素晴らしい天気。
前日ははっきりと見えなかった白馬鑓ヶ岳が堂々と構えます。

それに眼下にはどこまでも続く美しい雲海。
天空の世界に来たような気にさえなります。


ここで、前夜に組み直したこの日のルートを書いておきましょう。
9/23
天狗山荘→▲白馬鑓ヶ岳→▲杓子岳→白馬山荘→▲白馬岳
→三国境→▲小蓮華山→白馬大池山荘→▲白馬乗鞍岳→栂池自然園
山岳地図のコースタイムでは8時間半ほどの行程ですが、どれだけそこから縮められるかがポイントです。
何せ、コースタイムは歩く時間であり、休憩や山頂で景色を眺める時間は含まれていないのですから。
合計で5つの山頂を踏む行程。
まずは1つ目の山頂、白馬鑓ヶ岳を目指して!


(おまけ)
天狗山荘の朝食弁当
全般的にちょっと薄味かな・・・
ご来光を見るどころか、思い切り寝坊です。
長い行程なので6時には出立しようと思っていましたが、これでは到底無理(苦笑)
朝食に頼んでいた弁当を食べ、6時半過ぎに出発しました。(30分延発)



【6時34分 天狗山荘出発】
素晴らしい天気。
前日ははっきりと見えなかった白馬鑓ヶ岳が堂々と構えます。

それに眼下にはどこまでも続く美しい雲海。
天空の世界に来たような気にさえなります。


ここで、前夜に組み直したこの日のルートを書いておきましょう。
9/23
天狗山荘→▲白馬鑓ヶ岳→▲杓子岳→白馬山荘→▲白馬岳
→三国境→▲小蓮華山→白馬大池山荘→▲白馬乗鞍岳→栂池自然園
山岳地図のコースタイムでは8時間半ほどの行程ですが、どれだけそこから縮められるかがポイントです。
何せ、コースタイムは歩く時間であり、休憩や山頂で景色を眺める時間は含まれていないのですから。
合計で5つの山頂を踏む行程。
まずは1つ目の山頂、白馬鑓ヶ岳を目指して!


(おまけ)
天狗山荘の朝食弁当
全般的にちょっと薄味かな・・・

2013年10月01日
【秋登山2013 第一弾 その4】天狗山荘
天狗山荘に泊まるのは2日目。
前回は5年前の8月、不帰ノ嶮に行く前日に泊まりましたが、夏のピーク期だったにもかかわらず、一区画を丸々独占でき非常に快適な印象がありました。
また、食事や小屋設備も行き届いており、いつかまた泊まりたい小屋の一つでした。
水も無料です。
そんないい小屋がなぜ空いているのか?
それは立地にあるのでした。白馬岳を目指す道の反対に位置し、またその先には難所である不帰ノ嶮がひかえており、ある程度通行する人が限定されることが最大の理由です。
今回、たいていの小屋が三連休で混雑していることが想像出来ましたが、まだゆったりできる可能性があるならばここしかないと判断し、天狗山荘を選びました。
宿泊料は一泊二食で9000円。
モンベル会員なので、そこから500円割引され8500円でした。
そして、気になるスペースの割り当ては約1.5畳分。
混雑時に備えて布団が二人分用意されていましたが、この日はここを一人で使える割り当てです。
実際のところ、これだけスペースが確保されれば何も不自由はありません。
寝るのはもちろん、荷物整理も容易にできるレベルです。
いや~、さきほどの白馬鑓温泉小屋や、白馬岳近くの某マンモス山荘で展開されたであろう大混雑からするとここは天国です。
それでも、この日は結構宿泊客が遅くまで訪ねてきていました。
中には鑓温泉まで下りる予定だったところ、天気を考慮してここまで戻ってきたというような人もいました。
17時からは夕食。
わかっていましたが、楽しみなのは名物の天狗鍋。


一人一つ鍋が振る舞われるここの食事。冷えた体が温まります。おいしい!
ごはんもしっかり頂き、満足でした。
食後、就寝までは地図を開いて翌日のコースを思案。
「思案」というよりは「計算」ですね。時間的に一日で無理なく歩けるのか。
当初の予定だった「白馬鑓温泉でゆっくり」プランは天気がいい日にはあまりにもったいない!
そういう結論に至り、急遽コースを変更しました。
21時に消灯。
疲れは思っていた以上で、意識がなくなるまであっという間でした。
前回は5年前の8月、不帰ノ嶮に行く前日に泊まりましたが、夏のピーク期だったにもかかわらず、一区画を丸々独占でき非常に快適な印象がありました。
また、食事や小屋設備も行き届いており、いつかまた泊まりたい小屋の一つでした。
水も無料です。
そんないい小屋がなぜ空いているのか?
それは立地にあるのでした。白馬岳を目指す道の反対に位置し、またその先には難所である不帰ノ嶮がひかえており、ある程度通行する人が限定されることが最大の理由です。
今回、たいていの小屋が三連休で混雑していることが想像出来ましたが、まだゆったりできる可能性があるならばここしかないと判断し、天狗山荘を選びました。
宿泊料は一泊二食で9000円。
モンベル会員なので、そこから500円割引され8500円でした。
そして、気になるスペースの割り当ては約1.5畳分。
混雑時に備えて布団が二人分用意されていましたが、この日はここを一人で使える割り当てです。
実際のところ、これだけスペースが確保されれば何も不自由はありません。
寝るのはもちろん、荷物整理も容易にできるレベルです。
いや~、さきほどの白馬鑓温泉小屋や、白馬岳近くの某マンモス山荘で展開されたであろう大混雑からするとここは天国です。
それでも、この日は結構宿泊客が遅くまで訪ねてきていました。
中には鑓温泉まで下りる予定だったところ、天気を考慮してここまで戻ってきたというような人もいました。
17時からは夕食。
わかっていましたが、楽しみなのは名物の天狗鍋。


一人一つ鍋が振る舞われるここの食事。冷えた体が温まります。おいしい!
ごはんもしっかり頂き、満足でした。
食後、就寝までは地図を開いて翌日のコースを思案。
「思案」というよりは「計算」ですね。時間的に一日で無理なく歩けるのか。
当初の予定だった「白馬鑓温泉でゆっくり」プランは天気がいい日にはあまりにもったいない!
そういう結論に至り、急遽コースを変更しました。
21時に消灯。
疲れは思っていた以上で、意識がなくなるまであっという間でした。