2013年10月23日

「沢渡」から「さわんど」へ

前回上高地を訪れてから1年以上経っているので、同じくこの区間を走るバスに乗るのも約1年ぶりということになります。

今さら・・・、ではありますが今年は沢渡地区のバス停で動きがありました。
従来「沢渡」と漢字表記だったバス停がすべて「さわんど」と平仮名表記になった他、単に「上」、「中」とついただけのバス停が解消され、同時に「さわんどバスターミナル」としてバス停が新設されました。

マイカーを沢渡地区に停めて上高地へとシャトルバスで向かう利用客への便宜を図ったものと思われますが、特徴ある名称が付けられたことで、降り間違えや乗り過ごし防止に効果がありそうです。

茶嵐 (変更なし)

②沢渡岩見平 ⇒ さわんど岩見平

③沢渡上 ⇒ アルピコ交通さわんど車庫前


↑バス停名は変えましたが、「アルピコ交通」の表記は依然ありません^^;

④沢渡中 ⇒ さわんど足湯公園前(降車専用)

※新設 さわんどバスターミナル

⑤沢渡大橋 ⇒ さわんど大橋


さらには、バス停名の変更のみならず、シャトルバスの運行体型も一部変更になったようで、アルピコ交通の公式ページにはこのような記載がありました。

(以下引用)

さわんど大橋地区駐車場からはさわんどバスターミナル行きをご利用ください

⇒さわんど大橋・さわんどバスターミナルから上高地行シャトルバスご乗車のお客様は、さわんどバスターミナル内 ナショナルパークゲートにて国立公園上高地についてのインフォメーションを受けていただいた後に上高地行シャトルバスへご乗車いただきます。
⇒但し、特定日及び混雑時の一部ダイヤにおきましては、さわんど大橋より上高地行きの運行がある場合もございます。


(引用ここまで)

さわんど大橋付近に車を停めた場合は、シャトルバスの乗り継ぎが必要になるということですね。

そして気になるのは「国立公園上高地についてのインフォメーション」というところですが、どうやら上高地入山のレクチャーを受けてからバスに乗るという新たな試みのようです。

確かに上高地で私も時々ありえない光景を目にすることがあります。
生き物へのえさくれや植物採集など。

おそらくは悪気があってしているのではないでしょうが、「知らない」ことは怖いことです。
どのくらいの規模で行っているレクチャーかはわからないですが、いい試みだと思います。

ただ、多客期に実施しないこともあるというのは、そもそもの目的を果たせないような気もしますが・・・^^;
大勢の人が来る時ほど徹底して欲しいところですが、訪れる人の多さを考えると現実問題実施は無理でしょう。

車内放送においても、5つの注意事項が新たに流されることになりました。(釜トンネル通行中)
次の停留所を知らせる時のサイン音に続き、一つづつ注意がアナウンスされるこの方式は、乗鞍高原での注意啓発放送のそれと同じものでした。

そんなちょっとした変化を楽しみつつのバス乗車。

釜トンネルを抜けるとやがて大正池が視界に入りました。
車内から撮ったので、ピントもボケボケですが実物は大変綺麗でした。
大正池はやはり朝に限ります。


大正池、帝国ホテル前と降車扱いを行い、まもなくバスは上高地バスターミナルに到着。
やってきました。
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