2012年10月18日

秋を感じる路線

まだまだ日中は気温が上がりますが、最近朝晩かなり冷えますね。

つい最近まで暑かったと思ったら、急に気温が下がり、秋から冬へと一歩一歩進んでいるのだなと感じさせられます。

先週土曜日は夜行バスで長野入りし、そのままうるおい館へ直行。
夜行バスの後の朝風呂は気持ちのよいものですが、行ってみて驚きました。

10月から土休日や繁忙期は50円の値上げになったようで、これまで450円で入れていた朝風呂は500円に・・・。そして昼夜は700円ですからこれからはちょっと行くのを躊躇してしまいそうです。
それともう一つ、何枚か手元にある割引券はこれからも使えるのでしょうか???

さておき、帰りにバスターミナルを通りかかるとこんな行先を表示したバスに出逢いました。

97357号車 ※公道より撮影

奥裾花線

毎年、春と秋のごく僅かな期間のみの運行ですが、今期の秋は土休日の1日1往復しか走らないのでより希少な存在です。この行先を見ると、「ああ、秋(春)だな」と思わされます。

 ※公式ページより


春、秋問わず一度乗ってみたい路線ではありますが、なかなか実現には至っていません^^;
路線車での2時間というなかなかの長時間乗車、道中どんな景色が楽しめるのか気になります。
来年は乗れたらいいなと思います。

ひょんなことから秋を感じた土曜日の朝でした。
  

Posted by みすずかる at 07:38Comments(0)川中島バス

2012年10月17日

歩行者天国

先週末は長野市へ行ってきました。

勘のいい方はお察しと思いますが、土曜日の長野総合車両センターでのイベントが目的です^^;
なかなか見どころ、収穫の多いイベントで一日楽しむことができました。その記事は追ってまた。

夜行バスで土曜の朝に長野入りし、その日しっかり活動した分、日曜はホテルでチェックアウトぎりぎりまで休養。
土休日はチェックアウトが11時の某ビジネスホテルは重宝です。

活動開始が遅かった日曜の朝。残された滞在時間を考えると、遠くへ出掛けることもできないので、「2012善光寺表参道秋まつり」へと足を運んでみることにしました。

新田町~善光寺交差点歩行者天国になっていて、善光寺方面行きのバスは新田町交差点を右折しての迂回ルートを走行。経由しない停留所の代替で権堂が臨時停留所として乗降扱いされていました。


歩行者天国で展示されていたパトカーや白バイは子どもから大人まで注目の的。
試乗もできるとあって、大賑わいでした。

運転席にしても後部座席にしても滅多にできない体験ですからね~。


ちなみに私も試乗してきました。運転席に(笑)


その他、りんごやぶどうなど果実の販売が行われていたり、ワインの試飲ができたりと歩行者天国を歩くだけでも楽しかったです。

それにしてもあの白ワインは美味かった!


せかせかする日常から離れ、のんびりした日曜の午前でした。  
タグ :長野市

Posted by みすずかる at 08:11Comments(0)長野市内

2012年10月16日

何気ない一枚

何気ないワンカットですが、個人的にはこの写真が気に入っています。

日曜日の「善光寺表参道秋まつり」の歩行者天国での一枚。


気持ちよい秋空が広がるいつもの中央通り。
その「いつもの」風景にアクセントとして加わったのは祭りならではの色鮮やかな風船。

ゆっくりと時が流れた休日。
ほどよいにぎやかさが何とも心地良い空間でした。  
タグ :長野市

Posted by みすずかる at 23:29Comments(0)長野市内

2012年10月15日

涸沢の紅葉を堪能する

翌朝は恒例の高山病で重い目覚め。
山の標高に順応するまでのこの頭痛だけは体質なのでどうしようもありません。


それよりも気がかりだったのは足の状態。
涸沢からさらに上、穂高岳を目指すためにはある程度の回復が必要不可欠だったのですが・・・。

朝食後、ウォーミングアップがてら涸沢小屋から涸沢ヒュッテを往復してみてはっきりと実感。

「こりゃ無理だな」

と。
痛み具合はほとんど良くなっておらず、とてもここから700mも上を登る自信はありません。

それならば時間を気にすることはない。
心ゆくまでこの紅葉を楽しもうではないかという結論に至ったのでした。











写真はほんの抜粋ですが、時間をかけて紅葉を堪能し、写真もたくさん撮りました。

その後小屋に戻り、紅葉を眺めながら贅沢にコーヒーを一杯。
500円のコーヒーは値段以上の価値がありました。まさに「priceless」

ここで同じ部屋だった2名の方と再会。
深夜2時に起きてピストンで北穂高岳に登り、ご来光を見て下りてきたとのこと。
小屋で6時ごろまでだらだらしていた私とは大違いです(苦笑)

しばらく話をする中で、この日はそのまま上高地方面へと下山すると聞いたので私もご一緒させて頂くことにしました。

名残惜しくもありましたが、涸沢に別れを告げ、上高地への長い道のりを歩き始めます。
「さよなら涸沢、また来る日まで。今度はもっと元気な足で!」


上高地への道は長く厳しかったです。帰り道は遠かった。来たときよりも遠かった(笑)

そして、三連休の初日ということもあって、涸沢に向かう人の大渋滞。

これだけ多くの人が涸沢を目指すとなると、おそらくこの日は一畳に4名程度になったのではないでしょうか。


歩くうちに私の足の痛みはどんどん悪化し、後半は一歩一歩が苦痛でした。
それでもトータルで15km程度歩いてきたのですから、人間その気になれば何とかなるものです(笑)

でも、歩みの遅い私に合わせて上高地までずっとご一緒して下さった2名の方には大変感謝しています。ありがとうございました。

下山後はゆっくりどこかで一泊することを目論むも、三連休の初日とあってはどこにも空いているホテルはなく、疲れた体を何とか空席の残っていた夜行バスに委ね早々と帰路についたのでした。

こうして四連休を設定し、大プランを練り上げて迎えた秋の休みはその半分を消化したのみで帰るというまさかまさかの展開を迎えてしまいました。

でも、あれだけの紅葉を見られたのでそれに関しては大満足と言えましょう!  

Posted by みすずかる at 23:31Comments(0)登山(北アルプス)2012年

2012年10月14日

涸沢小屋へ

最後の頑張りで、涸沢小屋に到着。


当初の予定ではさらにそこから登った穂高岳山荘をゴールとしていましたが、この日の状態ではとんでもなく、涸沢小屋にたどりつくのがやっとでした。


平日であるにもかかわらず、「テント村」、小屋のテラスは人、人、人。
いかにこの時期の涸沢が人を魅了するかがわかります。


覚悟はしていましたが、宿泊受付をすると小屋の人にさっそくおどされ!?ました(笑)

「今日は大変混雑していて、ふとん1枚で3人くらいですよ」


と。
言わんこっちゃない。
だから秋に涸沢に泊まるのは避けたかったのですが、足が上がらないほど重症の私にそんなことをいう資格なんぞあるはずもありません。

予約していればある程度快適に寝られるようですが、とうの前に定員締め切りを迎えておりそれ以降は、当日飛び込みも含め別館と言う名の地下階へと回されることになるのでした。
どのくらい人が来るのか見込めないことから、寝る場所についてはとりあえずは目いっぱい詰めた配置がされていました。1畳に4人くらいの詰め具合です(苦笑)

このあたりは小屋によって扱いが異なります。
とりあえず偶数番をふりあててその後様子をみて間隔を詰めていく小屋もあれば、ここのように最初から目いっぱい詰めるところもあります。

ただ、同じ番号を持った人が二つもいるというのはどうなんでしょうね~。
おそらくはミスなのでしょうが、もし本当に目いっぱい入ったらどうするのでしょう。

さて、私が部屋に行くと既に2、3名の人がいましたが、思いは皆いっしょ。

「今日は何人このスペースに入るのだろう?」

と(笑)

山小屋では初めて会った人でも話に花が咲くというのはこれまでにもよくあることでしたが、今回はそんな「不安要素」もサカナとなり、随分話が盛り上がりました。

横の相部屋の人もこちらの入り具合が気になるようにしばしば偵察に・・・(笑)

東京、茨城、愛知、大阪、滋賀、長野、兵庫、いろんなところから涸沢にやってきた人が、それも初心者から登山歴50年近い大ベテラン(仙人)まで一堂に集まり、それはそれは楽しい談話タイムでした。

話が進むにつれ、寝るスペースのこともあまり気にならなくなっていました。
というよりも、10人になってからはそれ以上増えることはなかったので、もはや安心の域に。

かくしてこの日は、

紅葉シーズンでありながら、まさかの一人一畳以上のスペース

でゆっくり休むことができたのでした。
早くから予約していた人には少し申し訳ない気もしますが、こればかりは運でしょう。

ところで、初めて泊まった涸沢小屋でしたが、食事もなかなかのものでした。


美しい紅葉を見て、美味しく食事を頂き、部屋では楽しく語らい、広々としたスペースで休み、足の具合さえ良ければ最高な初日の行程。
足をマッサージをし、翌朝の回復を祈ったのですが…。  

Posted by みすずかる at 23:32Comments(0)登山(北アルプス)2012年

2012年10月13日

涸沢めざして

足の痛みは悪化する一途をたどりましたが、標高が上がるにつれて山を彩る木々の葉が美しくなり、それが痛みをほんの少しやわらげてくれるようでした。






靴の影響と思われる足首から下の痛みもありましたが、スポーツタイツの締め付けからか左足の筋肉の突っ張ったような感じがひどく痛み出し、終盤は登りの際の一歩目はすべて右から踏み出すのがやっとというほどになりました。

とはいえここまで来たら涸沢を目指すのみ!
すれ違う人は、みな充実した表情で山を下りてきていました。
これは相当期待できそうです。



涸沢小屋涸沢ヒュッテの分岐を過ぎると、あまりの美しさにため息の出てしまうほどの光景が広がっていました。






4年前(2008年)、初めて涸沢の紅葉を見たときも衝撃を受けましたが、今年も美しさは相当なものです。
2009年に行ったときは枯れており期待はずれ、山で会った人に聞いた話だと2010年は当たり年、
昨年2011年は霜にやられ不作!?、で今年のこの美しさ。どうもここ最近は隔年で美しい紅葉が見られる傾向にあるようです。

毎度のことですが、見えてからが遠い涸沢小屋
この日最後の頑張りです。  

Posted by みすずかる at 22:13Comments(0)登山(北アルプス)2012年

2012年10月12日

秋深まる上高地を出て

前回来たのは8月の大キレット通過の時ですから、約1ヵ月半ぶりの上高地となりました。

夏から秋へ着々と。
上高地は秋の装いで迎えてくれました。


ここで少し景色を眺めていきたいところですが、行程の関係上定番写真の撮影だけに留め、上高地を出発しました。

散策路を歩くのは人だけではありません。
さるお方、もとい、猿もきちんと道を通行しているではありませんか(笑)


猿を追い越し、明神から徳沢、徳沢から横尾へともうすっかりおなじみになっているコースを進んでゆきます。


秋の徳沢園
色づく木々の葉と建物の調和が何とも美しいです。


横尾近くになると、このように葉の赤く染まった木も見られるようになってきました。


さて、朝から気持ちのよい天気でしたが、どうも私の足には早くも違和感が。
痛みとまではいかないものの、明らかに靴と足の間でいさかいが起きているようなそんな違和感です。

ひとまずは横尾で靴を履きなおし、様子を見ることにしたのでした。

槍ヶ岳方面穂高岳方面の道が分岐する横尾山荘。いつも賑わっていますが、この時期はそれ以上。
そして特徴としては、多くの人が涸沢方面へと向かっているということ。
私も当初の計画段階ではどちらを先にするか悩んでいましたが、効率を考えまず涸沢に行くことにしました。(結果的には涸沢しかいけなかったのですが・・・)

横尾から屏風岩を左に涸沢を目指します。


登りが少しずつ多くなってきますが、違和感は足全体に広がってきたようなそんな自覚症状が出たのは本谷橋にさしかかる頃でした。

(つづく)  
タグ :上高地

2012年10月11日

今後の記事投稿計画

青い空、青い海、そして聳ゆる利尻山(利尻富士)。
今年のGWに初めて利尻島を訪れた際、この山を一目見てぜひ登りたいと思ったのでありました。


2ヶ月遅れで書いているお盆休みの旅行記ですが、いよいよそのメインであった利尻山登山の記事に入れそうです。

しかし、それと並行して先週の涸沢の紅葉も記事にしていきたいところで、自分の中では双方優先順位がつけ難いというのが本心です。

少々考えた結果、まず涸沢の紅葉を記事にすることにしました。

利尻山の登山記事はじっくりと写真を見て振り返ってから書きたいので、もう少し先になる予定です。
まずはぜひ山の紅葉写真で、このブログの読者の皆様に秋を感じて頂ければなと思います。

今年は紅葉の当たり年でした。請うご期待下さい。  
Posted by みすずかる at 07:41Comments(0)その他

2012年10月10日

雨の利尻島と夕暮れの虹(盆休み旅記録⑦)

<4日目>
一週間も北海道に滞在するとさすがに一日くらいは雨で思うようにいかない日もあるものです。


4日目は朝から雨が降ったり止んだりの繰り返し。

8月に咲く利尻島のアジサイ

登山は予備日として設けておいた翌日に回し、この日は鴛泊港から市街を散歩して一日をつぶしました。


期待するのはただ翌日の晴天のみ。
夕方には雨もすっかりあがり、空を見れば晴れの予感がする光景がそこにはありました。



夕暮れの空にかかった2つの虹。
虹そのものをあまり目にすることがありませんが、2つも一度にとなるともっと珍しいことではないでしょうか。

食事の時間だったのが残念。
できることなら外に出て撮影したかったというのが本心です。  
タグ :北海道利尻

Posted by みすずかる at 07:40Comments(0)旅の記録(北海道)

2012年10月09日

海の幸 旅館「最北亭」編(盆休み旅記録⑥)

前日の礼文島では民宿「はまなす」にて海の幸を存分に楽しみました。

場所は移り、利尻島。
登山予備日を設けた関係で、旅館「最北亭」に2泊するプランを組みました。

ちなみにこの旅館を選んだ理由は、温泉があり好きな時間に入浴可だということ、加えて電話での対応が非常に丁寧だったことが主な理由でしたが、後に旅館から送られてきた手紙を見ると食事もなかなかのもので、この点も期待していました。

まずは、初日。

おおかた送られてきた写真どおりのメニューが食卓に並んでいました。
う~ん、豪華です。






ウニ、カジカの卵や蛸の卵などコレステロールが若干気になりもしましたが、翌日以降のエネルギー消費を自分自身に約束し、美味しく頂きました^^

しかし、こんなに食べさせてもらえるなら昼にフライドチキンバーガーなんて食べるんじゃなかったと後悔も…。

それにしてもあんまり食事が豪華なので、宿泊料金が本当に予約時のものと一致するか不安になり、食後すぐに2泊分の宿泊費精算を前もってしてもらいました。でも確かに一泊二食で8000円ちょっとなのでした。

翌日の朝食。

こちらは特に豪華さはなく、普通の和朝食といった感じでしょうか。
生卵が食べられない私は一品損した感じです(苦笑)



続いて、2泊目の夕食の写真。


連泊の人に、同じものは出さないよう工夫されていますが、一泊目ほどインパクトはありませんでした。
でもそんな贅沢なことを思ってしまうのも北海道にいるからで、もしこれが日常目の前に出されたら大喜びでしょう(笑)

とか何とか言いながら、二泊目の夕食もしっかり頂きました。
内地では焼いて食べるのが一般的なホッケの煮付けやスケソウダラのすり身の入った吸い物、大きなホタテのフライも。

礼文も利尻も海の幸が豊富で、海鮮好きにはたまらない地です。
肉類一切なしでこれだけ満足できるなんて奇跡です。
  
Posted by みすずかる at 07:39Comments(0)旅の記録(北海道)