2010年04月15日

島々地区へ

新島々での休憩を終え、さらに国道158号線を先へ進みます。

いつも上高地行のバスから見る景色を、この日は風を受けて自転車から。
「前淵」、「大野田」とよく通るバス停を通過していき、やがてアップダウンの連続するところにさしかかります。

さほど急な勾配ではないのですが、既に新島々までの道のりで体力をそれなりに消費していた体には、結構応えるものがありました(苦笑)
でも山に囲まれ、流れる梓川を見ながらゆく道中は素晴らしいものでした。

途中の「村の駅 アルプスの郷」では水分補給の小休止。
島々地区へ

島々地区へ

引き続き自転車をこぎ、徳本峠入口の看板が目に入ると、最終折り返し地点はもうすぐそこ。
島々地区へ

折り返し地点、島々に到着です。
島々地区へ

あわよくばここの桜をと思って来てみましたが、やはり松本市街より一週間程度見ごろが後なようで、この時点では咲いている桜をあまり見ることができませんでした。
島々地区へ

島々地区へ

おそらくこの写真の場所あたりは今頃満開できれいなのでしょうね~。
島々地区へ

島々地区。
自然豊かで静かないいところです。
穏やかに時が流れている気がします。

そんな島々の集落を自転車で走っていると、その近くに住んでいるであろう子どもが「こんにちは」と見ず知らずの私にあいさつをしてくれました。

登山家の山でのあいさつは別ですが、普段の生活で見ず知らずの人に道で会って挨拶をする光景は、悲しいかな現在の日本、特に都市生活をする者にとってはあまり出会うことがありません。
また、子どもには学校や家庭で「知らない人に声をかけてはいけない」という教育をされることもあるでしょう。

「こんにちは」とお互いがことばを交わす。
たったそれだけのことかも知れませんが、なにかとてもいい気分になりました。

今回に限らずですが、信州に行くといつも忘れていた何かをはっと気付かせてくれるような気がします。
今の「あいさつ」もそうですが、日常では忘れてしまうこともある気持ちの余裕、心の穏やかさ、謙虚さなど色々と思い出させてくれます。


話は少々脱線しましたが、今回の自転車の旅はここ島々で折り返すことにしました。
さぁ、大変なのは帰りです(苦笑)

島々から再び新島々を経て、そのまま国道158号線を通り松本へと向かいます。
島々地区へ

島々から所要時間にして約75分。空腹と疲労の中なんとかエースイン松本までたどり着きました。
時刻は14時前。空腹にもなるでしょうw

ところで気になる走行距離ですが、島々から松本駅が約17キロとのことなので、往復で34km。
しかも行きは波田で迂回ルートを通っていることも考えると、35kmは軽く走っていることになります。

私の体もですが、エースイン松本の自転車もまさかこんなに走らされるとは思いもしなかったでしょう(笑)

かくして昼食前の自転車旅は終りを迎えました。
昼食後、再び市街を自転車で軽く回りますが、その模様はまた別記事で…。


<つづく>

同じカテゴリー(松本・安曇野エリア)の記事画像
秋の四賀を歩く その3
秋の四賀を歩く その2
秋の四賀を歩く その1
下山後は温泉で
新町をめざす
贅沢な一泊
同じカテゴリー(松本・安曇野エリア)の記事
 秋の四賀を歩く その3 (2013-11-14 07:02)
 秋の四賀を歩く その2 (2013-11-13 21:11)
 秋の四賀を歩く その1 (2013-11-12 23:35)
 下山後は温泉で (2013-09-11 21:42)
 新町をめざす (2013-06-19 08:00)
 贅沢な一泊 (2013-06-17 08:00)
Posted by みすずかる at 23:46│Comments(0)松本・安曇野エリア
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。