2010年06月14日

松電バスの富士重7E

木曽漆器祭・奈良井宿場祭にてシャトル運用に就いていた2台の松電の富士重7E。



私はこれに乗り、奈良井と「くらしの工芸館」の間を一往復しましたが、どちらとも10154号車にあたりました。松電の7Eに乗るのはこれが初めてのことでした。

この富士重7Eですが、意外に古く平成3年製。新製導入時は上高地輸送に充てられていたためか、補助椅子がついており、また車内最後部にはおなじみの保護用の格子状のパイプが現在も組まれていました。




さて、奈良井を発車したバスは軽やかに19号線を走り、一路「くらしの工芸館」を目指します。
約4.5kmのあっという間の乗車でしたが、何といっても無料(←しつこい)。
運転士さんにお礼を言って下車します。


しばらく工芸館の中を見て回り、再び奈良井へ戻るべくバス乗り場に行くともう一台の7Eの姿もありました。


しかし、この写真を見て「あれっ?」と。

10151号車と10154号車に相違点がありました。
同じ方向から撮った写真で見てみます。

10154号車


10151号車


10151号車の側面には行先表示幕があるのに、片や10154号車にはありません;)汗
もともと装備されていなかったのか、それとも撤去されたのか…???
謎です。


いずれにせよどちらも来年で車齢20年を迎えるベテラン車両。
上高地輸送、それも旧釜トンネル時代に一役を担った経歴を持つ同車の引退もそろそろないとも言い切れなくなりました。(車検は秋にあるようですが、乗り越えられるか?)

そういう意味でも、今回この車両に乗れて本当によかったと思います。
  

Posted by みすずかる at 12:00Comments(6)松本電鉄バス