2011年08月18日
表銀座(後半)
2011年 アルプス登山記・その3
大天荘で迎えた次の日の朝。外は風が吹き荒れ、空は暗くとてもご来光など期待できない様子。
気温もご覧の通り。風が強いので体感温度はそれよりもさらに低くなります。

朝食が4時半からだったので、4時過ぎと早い時間の起床でしたが、荒れ模様の中早く出発しても寒く、何も見えずではいいことなしなので、少し出発を遅らせることにしました。
6時過ぎには少しずつではありますが、雲が切れ、晴れ間も出てきたので大天井岳山頂へ向かいます。
燕岳からの眺めも好きですが、私はこの大天井岳からの眺めの方がより好きです。
遠くに裏銀座の山々と高瀬ダムを望み、
目の前には槍・穂高連峰が堂々たる出で立ちで構える。
もっとも肝心の槍ヶ岳は雲に覆われ見ることが出来ませんでしたが・・・(苦笑)

振り返れば前日通ってきた燕山荘からの登山道もはっきりとコースをたどれます。

再び小屋に戻り、準備運動も出来たところで本日の行程スタート。
表銀座コースの後編です。


一旦は回復したと思われた天気ですが、この日はどうもすっきりせず。
時折霧雨のようなものも降ってきました。

空の重さと共に足取りも重く。
ひとまずの目標、ヒュッテ西岳を目指し、のんびりと歩くことにしました。

展望が望めない曇りの日の楽しみは高山植物を見ることくらい。
ニッコウキスゲやクルマユリを目にしては撮り歩きしました。
名前はわからなくてもとにかく撮る。そして家に帰ってから勉強する。そういうスタンスでいますが、なかなか名前をひとつひとつ覚えるのは難しいものです。


ヒュッテ西岳で200円のパンをかじり、小休止。
東鎌尾根通過に備えます。
ヒュッテ西岳を出るとすぐに下りが始まります。空模様は相変わらず・・・(苦笑)

水俣乗越で槍沢方面への分岐を過ぎると、いよいよこの日の核心部に入ります。
とはいえ、登りが続くだけで特に危険な箇所はないのですが。

むしろはしごやクサリがあることでマンネリ感を拭い去ってくれます。

容赦なく続く登りですが、右手に見える北鎌尾根のことを思えばこんな道どうってことないでしょう。

そろそろ疲れてきた頃、ヒュッテ大槍の手作り案内標識が目に入るようになります。
「ヒュッテ大槍まであと○○分」
これが意外と効果的なんですよね~。
ならもう少し頑張ろうかと思えるのです。
結局道中全く槍ヶ岳の姿を拝めぬままヒュッテ大槍に到着。
晴れたらそのまま槍の穂先まで行くつもりでしたが、どう考えてもこの日は晴れるとは思えなかったので、この日はここに泊まることにしました。
まぁ私はこの小屋が大好きですしね~。
4年間でこれで4回目の宿泊です。
何が決め手かは次回の記事で紹介しましょう。
とりあえず小屋に到着したところで「かきあげうどん」の昼食を頼みました。

大天荘で迎えた次の日の朝。外は風が吹き荒れ、空は暗くとてもご来光など期待できない様子。
気温もご覧の通り。風が強いので体感温度はそれよりもさらに低くなります。

朝食が4時半からだったので、4時過ぎと早い時間の起床でしたが、荒れ模様の中早く出発しても寒く、何も見えずではいいことなしなので、少し出発を遅らせることにしました。
6時過ぎには少しずつではありますが、雲が切れ、晴れ間も出てきたので大天井岳山頂へ向かいます。
燕岳からの眺めも好きですが、私はこの大天井岳からの眺めの方がより好きです。
遠くに裏銀座の山々と高瀬ダムを望み、

目の前には槍・穂高連峰が堂々たる出で立ちで構える。
もっとも肝心の槍ヶ岳は雲に覆われ見ることが出来ませんでしたが・・・(苦笑)

振り返れば前日通ってきた燕山荘からの登山道もはっきりとコースをたどれます。

再び小屋に戻り、準備運動も出来たところで本日の行程スタート。
表銀座コースの後編です。


一旦は回復したと思われた天気ですが、この日はどうもすっきりせず。
時折霧雨のようなものも降ってきました。

空の重さと共に足取りも重く。
ひとまずの目標、ヒュッテ西岳を目指し、のんびりと歩くことにしました。

展望が望めない曇りの日の楽しみは高山植物を見ることくらい。
ニッコウキスゲやクルマユリを目にしては撮り歩きしました。
名前はわからなくてもとにかく撮る。そして家に帰ってから勉強する。そういうスタンスでいますが、なかなか名前をひとつひとつ覚えるのは難しいものです。


ヒュッテ西岳で200円のパンをかじり、小休止。
東鎌尾根通過に備えます。
ヒュッテ西岳を出るとすぐに下りが始まります。空模様は相変わらず・・・(苦笑)

水俣乗越で槍沢方面への分岐を過ぎると、いよいよこの日の核心部に入ります。
とはいえ、登りが続くだけで特に危険な箇所はないのですが。

むしろはしごやクサリがあることでマンネリ感を拭い去ってくれます。

容赦なく続く登りですが、右手に見える北鎌尾根のことを思えばこんな道どうってことないでしょう。

そろそろ疲れてきた頃、ヒュッテ大槍の手作り案内標識が目に入るようになります。
「ヒュッテ大槍まであと○○分」
これが意外と効果的なんですよね~。
ならもう少し頑張ろうかと思えるのです。
結局道中全く槍ヶ岳の姿を拝めぬままヒュッテ大槍に到着。
晴れたらそのまま槍の穂先まで行くつもりでしたが、どう考えてもこの日は晴れるとは思えなかったので、この日はここに泊まることにしました。
まぁ私はこの小屋が大好きですしね~。
4年間でこれで4回目の宿泊です。
何が決め手かは次回の記事で紹介しましょう。
とりあえず小屋に到着したところで「かきあげうどん」の昼食を頼みました。

【秋登山2014 その12・終】そして下山のとき
【秋登山2014 その11】久しぶりの双六小屋
【秋登山2014 その10】稜線歩き
【秋登山2014 その9】水晶池
【秋登山2014 その8】ランプの宿 高天原山荘
【秋登山2014 その7】秘湯高天原温泉
【秋登山2014 その11】久しぶりの双六小屋
【秋登山2014 その10】稜線歩き
【秋登山2014 その9】水晶池
【秋登山2014 その8】ランプの宿 高天原山荘
【秋登山2014 その7】秘湯高天原温泉
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