2014年09月25日

【秋登山2014 その6】憧れの高天原

私が高天原の名を知ったのは、今から3年前のことです。
槍ヶ岳から西鎌尾根を縦走している際、双六小屋付近で会った人とその後の行程について話した際、その人から聞かされたのがきっかけでした。

当時の私はどちらかというと一つでも多く山に登りたいという思いが強く、雲ノ平からさらに奥にある高天原の存在は全く気にも留めていなかったのです。

その人と話す中で、高天原には秘湯があり、そでは苦労してでも行く価値のある温泉であることやその近くにある昔ながらの山小屋、高天原山荘について教えてもらいました。

いつしか私もその奥地にある温泉に行ってみたい気持ちに駆られ、ついに今回その憧れとも言うべき高天原に行くことになったのです。

そんな高天原へは、雲ノ平から下り道を2時間半程度のコースタイム。
片や上りにはかなりの時間を要するようなので、結構な急坂を想像していました。

事実こんなものもありましたし。
エンジンブレーキって(笑)
【秋登山2014 その6】憧れの高天原

昼食休憩を終え雲ノ平山荘を出る頃には、遠くの展望はほとんど期待できないほどまで雲が広がっていました。
雨雲でないのはせめてもの救いでしょう。
【秋登山2014 その6】憧れの高天原

【秋登山2014 その6】憧れの高天原

道は途中から森の中に入り、これでもかと言わんばかりに高度を下げていきます。
目指す高天原の標高が大体2100mということですから、約450m分は下りなければなりません。

途中はしごも何箇所かあり、これをまた登り返すのはちょっと大変そう(面倒)です。

樹林帯で展望も効かないので、この間写真も撮らず降りることに専念。
やがて大東新道と合流する高天原峠に着くとあとは比較的平坦な道が高天原まで続きます。

少しずつですが雲が切れていくようでした。
【秋登山2014 その6】憧れの高天原

【秋登山2014 その6】憧れの高天原

【秋登山2014 その6】憧れの高天原

木道をゆくと、やがてこれまで見たことのない不思議な風景が広がりました。
ついに高天原に到達しました。
【秋登山2014 その6】憧れの高天原

水晶岳の麓、静かで水の豊かな楽園のような地です。

高天原山荘で宿泊手続きをし、一休みしてからお目当ての温泉へと向かいます。
その模様はまた次の記事で。
【秋登山2014 その6】憧れの高天原



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