2013年08月21日

【夏登山2013 その3】太郎平小屋

太郎平には小屋があるほか、20分ほど離れた場所にテント場があります。
【夏登山2013 その3】太郎平小屋

ここまでの道中たくさんの人を追い抜いてきた私は、さぞ小屋も混むのではないかと戦々恐々としていましたが、どうも半数以上がテント場へと向かったようで、いざ小屋に宿泊申請をすると布団一人一枚は十分確保できるということでした。

夜に太郎平小屋とその近辺の小屋との無線のやりとりが聞こえましたが、この日の小屋泊まりが190人ちょっとだったのに対し、
テントは180張以上だったそうです。テント場も広く、水の豊富なこのエリアにおいては、テント泊の方が安く済みいいのかも知れませんね。

もっともテントを担いで山を歩く根性のない私は、今回も山小屋の恩恵に預かります。
ちなみに、このエリアは水が豊富で基本的には無料。

「基本的には」というのは、宿泊者以外は水源の維持管理費として「100円程度の募金をしてね!」ということからです。感謝して頂きます。
【夏登山2013 その3】太郎平小屋

それにしてもよく冷えていて美味しい水でした。

宿泊申請を済ませ、部屋の布団の上で地図を広げているといつの間にかウトウト。
高山病には一番良くないこととわかりつつもこの眠気には敵いません。まぁ寝ようが寝まいが高山病の頭痛はやってきますから。

私の場合、標高2000mを越すと決まって初日は頭痛が起こります。原因は主に気圧の問題なので市販の頭痛薬だけでは効きませんが、私は片頭痛の頓服薬を携行しているので、それと併せて飲めば意外に早くおさまってくれます。

この日は頭痛を残したまま17時に夕食。正直頭痛があるとあまり食欲が湧きません。

この日の夕食メニューはこのような感じです。
ワンプレートにいくつか副菜が盛られた山小屋のスタンダードスタイル。
味噌汁はもうちょっと具が欲しかったかなー。
【夏登山2013 その3】太郎平小屋

食事が済めばあとは寝るだけ。
消灯は21時ですが、20時過ぎには力尽きました(笑)

よく眠れましたが、妙に重かったあの布団。掛け布団なのに敷布団級!?
寝汗をかいて目が覚めてしまいました。

迎えた2日目の朝。
頭痛はすっきり消え去っていました。

朝食を取り、出発準備をします。
前日の時点では決めあぐねていたこの日のコースは、黒部五郎岳方面と決めました。
【夏登山2013 その3】太郎平小屋

見るとこの太郎平小屋では、6時半になるとスタッフがラジオ体操をするようです。
せっかくなので私も他の登山者に混じり準備運動がてら体操をしてから出発することにしました。
【夏登山2013 その3】太郎平小屋

ラジオ体操第二なんてやるのは何年ぶりだろうか?

準備も整い、いざ2日目の行程に臨みます。
空は明るいですが、相変わらず雲が多く、ちょっと不安。
【夏登山2013 その3】太郎平小屋

晴れてくれるんだろうか???

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