2010年02月24日

ダックスムーン

この前の大館行きのこと、まだ肝心なことを書いていませんでした。

ダックスムーン・コンサート(ミニライブ)。

実は私がアメッコ市を知るきっかけこそダックスムーンの歌でした。
3年前、まだ大館と言えば「鶏めし」しか知らなかった私が、駅で列車を待つ際に流れていたメロディ。

そこからダックスムーンというバンドを知り、その歌がアメッコ市の歌である「おこう物語」であることも分かりました。

初めてアメッコ市を訪れた去年、そこで1時間トークと歌を存分に楽しみました。
まさかあんなトークが面白いとは…。

一年が過ぎ、また迎えた今年のアメッコ市。
もちろんこのライブがここへ来た大きな目的の一つです。

今年はどの催しも昨年1時間だったものは45分に短縮されており、このライブも45分しかありません。

であったものの、ダックスムーンコンサートは定刻の正午より約10分前にトークからスタート!

狙いは「正午の時報と共に歌を始める」というところにあったようで、ムーン三浦さんは
「今集まった方にはもれなく時報が聞こえますよ」とまで言っていましたが、残念ながら時報は鳴らず…。

正午を少し過ぎて一曲目、「ハチ公物語」でスタートです。
心温まるいい歌、私もお気に入りのナンバーです。
余談ながらこのハチ公物語、ファンの地道な投票活動の甲斐あって見事カラオケDAMに取り入れられました。(私も何度か投票しました。)
ダックスムーン

その後歌の合間にトークを挟んだり、メンバー紹介があったりとあっという間にライブは終わりに近づいてきました。時折雪が吹き付けるものの、皆ステージに夢中でした。
今年はトークはほとんどしないとのことでしたが、ふたを開けてみればしっかりトークも充実(笑)
本当のところその模様を全部文字に書き起こしたいところですが、時間がかかるので断念しました。

一通り曲目を終え、アンコール曲は「きりたんぽ物語」
アンコールとしても最高の曲で締めくくりです。
イントロで「ぞくっと」なり、歌い出しの「北国の町大館に…」で完全にこの歌の世界に引き込まれます。

大盛況の中20万人?ライブは終了。
その後CD販売(兼サイン会)が行われました。
見るとまだ持っていないものがあったので、私も購入。
しっかりサインを入れて頂きました♪
ダックスムーン

「ダックスムーン」全国的な知名度はなく、おそらく知られているのは地域限定でしょう。
しかし、最近の歌手(バンド、グループ)でこれほどまで曲、歌詞、歌声すべてそろっていいなと思えるものはありません。(注:「最近」というのはあくまで個人的な感覚です)

曲も声も生きているし、歌詞もちゃんと意味を成している。
そして何より地域は限られるとはいえ、老若男女問わずみんなから親しまれ、愛されている。
すごいことです。

今の世の中にあふれる流行音楽。
出てくるのはチャラチャラした服装に汚い色に染めた髪の若者、とうてい聞き取れないような歌。
歌詞は日本語のような、でも横文字も混じったり、つながりに欠けているものだったり…。
それらは使い捨てのように、次から次へと世に出ては次の同じような作品に取って代わられる。全部が全部というわけではないのでしょうが、こんな現代音楽に疑問を感じてなりません。

「音楽って一体何?」

そんなことすら最近思ってしまいます。

流行りの音楽がいいとは限らない。
いろんなところで音楽は生まれている。
きっとほかにもそんないい音楽を作っている歌手はきっといると信じたいものです。

大分話が飛躍してしまいました。
アメッコ市でのダックスムーンコンサート。
期待通りの素晴らしいものでした。

ぜひまた来年も。


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Posted by みすずかる at 23:30│Comments(0)音楽
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