2012年05月14日
宗谷バス「日本最北端と記念塔パノラマ」の旅(前編)
いよいよ稚内観光へ。
14時半に駅前を出発し、18時半に稚内駅前へと戻ってくる稚内Bコースに参加しました。
15分くらい前にバスは到着し、「一番に」バスに乗り込みます。
時は14時30分。
運転士さんとガイドさん、そして私を乗せたバスが稚内駅を出発。
えっ、乗客は私一人???
いや、もう一つ乗り場があります。
フェリーターミナルからの乗客がいるかも。まもなくフェリーターミナルに到着し、フェリーの到着からしばらく待つも。
「・・・」
乗客なしで出発です。
天気が悪かったので、確かに少ないことは予想していましたがまさか一人とは・・・。
それも小型バスではなく、使用されたのが大型のパンダエアロことエアロクイーンMだったので、燃費やら人件費やら思うと非常に申し訳なく思えました。
とはいえ、せっかく催行して下さったこの稚内観光。
たっぷり楽しもうと思ったのでした。
まずは、車内から北防波堤ドームの見学。
北海道遺産にも選定されているこの防波堤は、戦前に建造され、稚泊連絡船への通路としての役目も果たしたそうです。
また、今では夏場になるとテント泊の野宿者も見られ、それを見ることで地元の人は、「ああ、今年も稚内に夏が来たんだな」と思うのだとか。
【フェリーから望む北防波堤ドーム 今日も船舶を見守る】

続いて向かったのは、ノシャップ岬。
道中、ガイドさんがいろいろと市内のことを話してくれるので、ひとつひとつ頭にインプットしていきます。
ノシャップ岬の語源は、アイヌ語でその形状から「岬がアゴのように突き出たところ」、また「波のくだける場所」の2つの意味からだそうです。晴れていれば利尻富士が望めるとのことですが、そんなことは端から期待しておりません(苦笑)


風が強く、寒かったので土産物屋で、店内を物色。
欲しいものはいろいろありましたが、翌日のことを考えるとあまりたくさん買い込むことはできず、必要最低限度で済ませました。
とはいえ、2,000円弱にはなったのですが;)汗
続いて向かったのは百年記念塔。
1978年、稚内の開基100周年、市制30周年を記念して建てられたもの。エレベーターで展望室へと運ばれます。
ここも晴れたときならもっと眺めはよかったのでしょうが、それでも時折雲が晴れて市内を望むことはできました。


1階、2階は北方資料館になっていて、資料が豊富に展示されていましたが、時間がなく中途半端な見学になってしまいました。少し展望室で時間をとりすぎたか・・・。
再びバスに乗り、間もなく次の観光場所「稚内公園」へと到着。
「氷雪の門」、「九人の乙女の碑」はいずれも樺太で亡くなった日本人の慰霊碑としてつくられたものです。
樺太の真岡郵便電信局の電話交換手の話や、「氷雪の門」の表わしていることについては、道中のバスガイドさんのお話にありましたが、その話を聞いた上で実物を見るとなかなか感慨深いものがありました。
長くなるのでここでは書きませんが、手(手のひらも)、足、顔、すべてに意味があるつくりになっていると聞きました。


さて、天気は相変わらず良くはないものの雨は止んだ様子。
定期観光バスの旅も後半戦。いよいよ正真正銘「最北の地」を目指して出発です。


14時半に駅前を出発し、18時半に稚内駅前へと戻ってくる稚内Bコースに参加しました。
15分くらい前にバスは到着し、「一番に」バスに乗り込みます。
時は14時30分。
運転士さんとガイドさん、そして私を乗せたバスが稚内駅を出発。
えっ、乗客は私一人???
いや、もう一つ乗り場があります。
フェリーターミナルからの乗客がいるかも。まもなくフェリーターミナルに到着し、フェリーの到着からしばらく待つも。
「・・・」
乗客なしで出発です。
天気が悪かったので、確かに少ないことは予想していましたがまさか一人とは・・・。
それも小型バスではなく、使用されたのが大型のパンダエアロことエアロクイーンMだったので、燃費やら人件費やら思うと非常に申し訳なく思えました。
とはいえ、せっかく催行して下さったこの稚内観光。
たっぷり楽しもうと思ったのでした。
まずは、車内から北防波堤ドームの見学。
北海道遺産にも選定されているこの防波堤は、戦前に建造され、稚泊連絡船への通路としての役目も果たしたそうです。
また、今では夏場になるとテント泊の野宿者も見られ、それを見ることで地元の人は、「ああ、今年も稚内に夏が来たんだな」と思うのだとか。
【フェリーから望む北防波堤ドーム 今日も船舶を見守る】

続いて向かったのは、ノシャップ岬。
道中、ガイドさんがいろいろと市内のことを話してくれるので、ひとつひとつ頭にインプットしていきます。
ノシャップ岬の語源は、アイヌ語でその形状から「岬がアゴのように突き出たところ」、また「波のくだける場所」の2つの意味からだそうです。晴れていれば利尻富士が望めるとのことですが、そんなことは端から期待しておりません(苦笑)


風が強く、寒かったので土産物屋で、店内を物色。
欲しいものはいろいろありましたが、翌日のことを考えるとあまりたくさん買い込むことはできず、必要最低限度で済ませました。
とはいえ、2,000円弱にはなったのですが;)汗
続いて向かったのは百年記念塔。
1978年、稚内の開基100周年、市制30周年を記念して建てられたもの。エレベーターで展望室へと運ばれます。
ここも晴れたときならもっと眺めはよかったのでしょうが、それでも時折雲が晴れて市内を望むことはできました。


1階、2階は北方資料館になっていて、資料が豊富に展示されていましたが、時間がなく中途半端な見学になってしまいました。少し展望室で時間をとりすぎたか・・・。
再びバスに乗り、間もなく次の観光場所「稚内公園」へと到着。
「氷雪の門」、「九人の乙女の碑」はいずれも樺太で亡くなった日本人の慰霊碑としてつくられたものです。
樺太の真岡郵便電信局の電話交換手の話や、「氷雪の門」の表わしていることについては、道中のバスガイドさんのお話にありましたが、その話を聞いた上で実物を見るとなかなか感慨深いものがありました。
長くなるのでここでは書きませんが、手(手のひらも)、足、顔、すべてに意味があるつくりになっていると聞きました。


さて、天気は相変わらず良くはないものの雨は止んだ様子。
定期観光バスの旅も後半戦。いよいよ正真正銘「最北の地」を目指して出発です。

