2009年10月28日

53回目のリサイタル

今回、長野を数時間の滞在にとどめ、慌しく東京に向かったその理由はこれでした。

53回目のリサイタル

ダークダックスの53回目のリサイタル。
場所は昨年と同じく、上野駅前の東京文化会館で行なわれました。

第1回が昭和32年。それから毎年一回のリサイタルを続けること五十余年。
本当にすごいことです。
私のファン歴は13年、そしてリサイタルは4年連続の4回目となりましたが、
それはダークダックスの歩んできた道のりのほんの僅かの期間に過ぎません。


長野を13時02分の『あさま』号に乗り、上野到着は14時46分。
開演が15時ということで、急いで向かいます。
新幹線の地下ホームから公園口までの遠いこと;)汗

無事文化会館に到着し、会場に入ります。
53回目のリサイタル

53回目のリサイタル


会場は2階席も含め、ほぼ満席状態。
さすがです。
53回目のリサイタル


さて、私の席は最前列の真ん中。
後援会に入られている知人に最高の席をとって頂きました。


15時開演。
ダークダックスを代表する曲の一つ、そして私のこのブログのタイトルでもある、

『銀色の道』

でスタートしました。
そして、第一部のテーマ、セレナーデへと移ります。


参考までに、曲目を載せておきます。
53回目のリサイタル


第一部の曲目中「トスティのセレナーデ」は数年前のリサイタルで、聴いたことがあり知っていましたが、その他は初めて聴くものばかりでした。

どちらかというと、私は唱歌への偏りが強く、海外の歌にはいまだ疎いので今回のテーマは実に新鮮でした。
歌はもちろんのこと、合間に繰り広げられる機知に富んだトークは今回も楽しませてもらいました。
年はとっても、あの美しいハーモニーはいまだ健在。素晴らしいです。

約20分の休憩を挟み、第2部へ。
特に楽しみにしていたのは、『懐かしき愛の歌』と『青春』でした。
どちらも好きな曲でCDでは持っていますが、生で聴くのは初めてのことです。


特にサミュエル・ウルマンの詩を歌詞にした『青春』は、初めて聴いたときからいつかこの歌を生で聴けるのを夢見ていました。

原詩の一部を書いてみます。

『青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安・易(やすき)に就こうとする自らを戒め、冒険する心を忘れてはならない。
人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。』
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部を引用)

20代にしてこの詩に感銘を受けるのはどうかと思われるかもしれませんが、当時まだ学生だった私の心に妙にこの歌は響きました。

あれから4年が経ち、遂に夢叶い、リサイタルでこの歌を聴くことができたのでした。


さて、あっという間に時は流れ、今回のリサイタルもやがてその終わりを迎えます。
アンコール曲は『絆』。

9月に館林の記念館で久々の4人の『絆』を見られたことは記憶に新しいです。
(⇒http://misuzukaru026.naganoblog.jp/e309508.html
あの日以来、益々この歌を聴く頻度は増えています。
いい歌です。


最後はリサイタルでの恒例『今日の日はさようなら』。
「今日の日はさようなら、また会う日まで」

きっと、きっとまた会えることを楽しみにしています。


~閉幕~

この日の東京は小雨がぱらついていました。リサイタルの余韻に浸りつつ文化会館を後にします。
駅の改札をくぐると、はっと現実に戻された気がしました。

ただこの日の行程はこれで終わりではありません。
その後向かう先は、

「新潟」

です。


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Posted by みすずかる at 23:35│Comments(0)ダークダックス
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