2012年08月02日

今年度導入車の特徴

先日上高地まで乗車した12204号車

これまでの新島々営業所所属車は、セレガタイプでありながらも、上高地・乗鞍方面への輸送体系に特化したセレガHIMRやセレガR・HIMR車でした。

片や今年導入されたハイブリッドタイプの現行セレガ。
外観においては、

Highland Express

が、

Highland Shuttle

になっている他は、ぱっと見た感じごく普通の高速路線バスタイプ・貸切バスタイプのセレガにしか見えません。
それよりもむしろ逆に「Highland Shuttle」のロゴとスイングプラグ扉とのギャップが妙に違和感を醸し出しています(笑)
今年度導入車の特徴

また、新島々営業所の車両の特徴である運転台の高さあたりに貼られていた社番札ですが、これは車内のLED案内の裏あたりと随分と上に貼られることとなりました。

【参考】従来車の例 10071号車
今年度導入車の特徴


【参考】12204号車の貼り位置
今年度導入車の特徴

この社番札は車両後部にも貼られており、定員が55+1名であることも記載されるようになりました。
今年度導入車の特徴

さて、続いて車内です。

座席は11列の配置。
もちろん従来どおり補助席が装備されています。

荷物棚が少し上へ押しやられた感はありますが、その分天井が高く感じられます。
登山のザック等大型荷物は、これまでよりキャパの大きいトランクになったので、特に車内に持ち込む必要もなさそうですし、居住性を考えるとこれはこれでいいのではないでしょうか。

【参考】今年度導入車 12204号車の車内
今年度導入車の特徴

【参考】従来のセレガHIMR 10277号車の車内
今年度導入車の特徴

座席の色、シートカバーの色も落ち着いたものになり、高級感さえ感じます。

車内についてはもう一点。

従来、車両前方上部に設置されていた運賃表がなくなり、LED案内盤のみとなりました。
もちろんアナウンスが次の停留所を告げるごとに案内表示も連動して変わるのですが、途中停留所で乗降した場合、運賃について自分で確認するものがないわけです。
今年度導入車の特徴

直通利用客が多い路線なら問題はないでしょうが、乗鞍方面の場合途中停留所での乗降も十分ありえる話なので、少しその点は不便な気がします。

余談ながら、案内表示にはローマ字も記載されるのですが、いくつかの停留所の表記が間違っていました(笑)
(鵬雲崎など)


今回乗車したのは12204号車のみですが、この他に12202号車、12202号車を見たことから少なくとも既に5台は活躍しているものと思われます。

【参考】12202号車
今年度導入車の特徴
※新島々 敷地外より撮影

【参考】12205号車
今年度導入車の特徴
※上高地

新たなる上高地輸送の顔として頑張って欲しいものです。
今年度導入車の特徴


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Posted by みすずかる at 08:02│Comments(0)松本電鉄バス
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