2012年10月04日
礼文島を自転車でゆく(盆休み旅記録④)
<3日目>
3日目の予報は午前中晴れ、午後から雨というのが前日の予報。
早めに行動することにしました。
とその前に朝食はしっかりと頂きまして(笑)

サービスも食事も大変よく、部屋もきれいだったこの民宿「はまなす」。
お盆休みというハイシーズンでも一泊二食つきで8,500円という値段設定。
ここを選んで大正解でした!
民宿の車で香深港まで送ってもらい、この日は自転車で島内を移動することにしました。

目指すは5月にバスで行った最北限の地「スコトン岬」。距離にして25kmとの案内でしたが、坂道を避けるべく行きは遠回りして金田ノ岬を経由したので実際もう少し距離があったと思います。
海沿いを走り、見内神社を通過。
その昔島にアイヌが多く住んでいた頃、アイヌ達がこの付近にあった岩を恐れて、道を通る際にもこの場所を避け、見ないふりをして通行していたのでそこから和人が「見ないカムイ」と名付けたというのが由来だとか。
でも見なくても見えてしまいますよね。

途中経由した金田ノ岬。
特に観光要素はなく、ただ道の通過点という感じのところでした。

スコトン岬、トド島が見えてきました。
こうやって見ると遠そうに見えますが、自転車であってもそれほど時間はかからないのです。


島に二つしかないという信号機。
そのうちの一つがこれです。幼稚園前の横断歩道に設置されており、半分は教育の一環で設置されているんだとか。
なので基本は青のままで滅多に赤にかわらないのだそうです。(宗谷バス バスガイドさん談)

ちょっと遠回りはしましたが、気持ちよく自転車を走らせてスコトン岬に到着。


前回は人も少なく、寂しさを感じましたが今回は夏の観光シーズン真っ只中。
駐車場の車も多く、観光バスも2台来ていました。
礼文島においてはまだまだパンダエアロが主力として第一線で活躍しています。

距離の割に思いのほか楽にたどり着けたスコトン岬。
じゃあ帰りも楽勝だと思った私は相当考えが甘かった。
そもそも常時風の強い礼文島。
行き楽に来れたということは、裏を返せば帰りは向かい風の影響をまともに受けるということです。

地獄でした(笑)
上り坂はよろしく、平らな道ですらペダルをこげども前に進まないのですからどうしようもありません。
おまけに途中で雨に降られたりも・・・。
でも、
クシュ湖の眺めに励まされたり、

海岸沿いの風景に癒されたり、

島内唯一のコンビニに助けられたり、

↑この自転車で往復50km超はさすがに無謀か!?
どうにかこうにか予定より1時間遅れで香深港に戻ってくることができました。
写真は3枚しか載せていませんが、この間には本当に苦労が隠れているのですよ~。
疲れきったところでフェリーターミナルで遅い昼食。
おにぎりとフライドチキンバーガーという異様な取り合わせですが、とにもかくにも美味かった(笑)
16時10分のフェリーで礼文島を出航し、続いて利尻島へと向かいます。

さぁ、利尻島では何が待っているでしょう。
3日目の予報は午前中晴れ、午後から雨というのが前日の予報。
早めに行動することにしました。
とその前に朝食はしっかりと頂きまして(笑)

サービスも食事も大変よく、部屋もきれいだったこの民宿「はまなす」。
お盆休みというハイシーズンでも一泊二食つきで8,500円という値段設定。
ここを選んで大正解でした!
民宿の車で香深港まで送ってもらい、この日は自転車で島内を移動することにしました。

目指すは5月にバスで行った最北限の地「スコトン岬」。距離にして25kmとの案内でしたが、坂道を避けるべく行きは遠回りして金田ノ岬を経由したので実際もう少し距離があったと思います。
海沿いを走り、見内神社を通過。
その昔島にアイヌが多く住んでいた頃、アイヌ達がこの付近にあった岩を恐れて、道を通る際にもこの場所を避け、見ないふりをして通行していたのでそこから和人が「見ないカムイ」と名付けたというのが由来だとか。
でも見なくても見えてしまいますよね。

途中経由した金田ノ岬。
特に観光要素はなく、ただ道の通過点という感じのところでした。

スコトン岬、トド島が見えてきました。
こうやって見ると遠そうに見えますが、自転車であってもそれほど時間はかからないのです。


島に二つしかないという信号機。
そのうちの一つがこれです。幼稚園前の横断歩道に設置されており、半分は教育の一環で設置されているんだとか。
なので基本は青のままで滅多に赤にかわらないのだそうです。(宗谷バス バスガイドさん談)

ちょっと遠回りはしましたが、気持ちよく自転車を走らせてスコトン岬に到着。


前回は人も少なく、寂しさを感じましたが今回は夏の観光シーズン真っ只中。
駐車場の車も多く、観光バスも2台来ていました。
礼文島においてはまだまだパンダエアロが主力として第一線で活躍しています。

距離の割に思いのほか楽にたどり着けたスコトン岬。
じゃあ帰りも楽勝だと思った私は相当考えが甘かった。
そもそも常時風の強い礼文島。
行き楽に来れたということは、裏を返せば帰りは向かい風の影響をまともに受けるということです。

地獄でした(笑)
上り坂はよろしく、平らな道ですらペダルをこげども前に進まないのですからどうしようもありません。
おまけに途中で雨に降られたりも・・・。
でも、
クシュ湖の眺めに励まされたり、

海岸沿いの風景に癒されたり、

島内唯一のコンビニに助けられたり、

↑この自転車で往復50km超はさすがに無謀か!?
どうにかこうにか予定より1時間遅れで香深港に戻ってくることができました。
写真は3枚しか載せていませんが、この間には本当に苦労が隠れているのですよ~。
疲れきったところでフェリーターミナルで遅い昼食。
おにぎりとフライドチキンバーガーという異様な取り合わせですが、とにもかくにも美味かった(笑)
16時10分のフェリーで礼文島を出航し、続いて利尻島へと向かいます。

さぁ、利尻島では何が待っているでしょう。
Posted by みすずかる at 07:34│Comments(2)
│旅の記録(北海道)
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
梓川ライナーです。
私は大学時代に北海道を何度かYHを使って旅行したことがあり、
礼文島にも行ったことがあります!
宿は当然桃岩荘YHでした。
礼文島の記事の中に桃岩荘付近の画像もあったりして懐かしいなと思いました。
YHで泊った皆さんと礼文島で愛とロマンの8時間コースを歩いたのもいい思い出です。
香深からスコトンまでの一番バスで移動して、(当時の車両はブルリ観光マスク+メトロ窓の日野車でエンジンは路線バスのものでした)西海岸をひたすら南下しました。
スコトンでは日本最北限の牛乳を飲んだ気が…
いつも素敵な記事をありがとうございます。
北海道の風景って癒されますね。
梓川ライナーです。
私は大学時代に北海道を何度かYHを使って旅行したことがあり、
礼文島にも行ったことがあります!
宿は当然桃岩荘YHでした。
礼文島の記事の中に桃岩荘付近の画像もあったりして懐かしいなと思いました。
YHで泊った皆さんと礼文島で愛とロマンの8時間コースを歩いたのもいい思い出です。
香深からスコトンまでの一番バスで移動して、(当時の車両はブルリ観光マスク+メトロ窓の日野車でエンジンは路線バスのものでした)西海岸をひたすら南下しました。
スコトンでは日本最北限の牛乳を飲んだ気が…
いつも素敵な記事をありがとうございます。
北海道の風景って癒されますね。
Posted by 梓川ライナー at 2012年10月13日 22:20
>梓川ライナーさん
コメントをいただきましてありがとうございます。
学生時代にYHを使っての旅行をされたとのこと、さぞいい思い出でしょうね^^
それもある種伝説の桃岩荘にも泊まられたとは。興味はあるのですが、なかなか踏ん切りがつかないところがありまして^^;
山にいると見知らぬ人と会話することも多々ありますが、平地で普通に旅行をする中では最近ではあまりそういう交流というものがないように思います。
YHを使うと、一人旅をしていても旅仲間同士での話も進みそうでより思い出に残る旅ができそうですね。私もせっかくYH会員になったので、また機会をつくってYHに泊まろうと思います。
北海道の記事、中断しておりますがつづきにもどうぞご期待下さい。ありがとうございました!
コメントをいただきましてありがとうございます。
学生時代にYHを使っての旅行をされたとのこと、さぞいい思い出でしょうね^^
それもある種伝説の桃岩荘にも泊まられたとは。興味はあるのですが、なかなか踏ん切りがつかないところがありまして^^;
山にいると見知らぬ人と会話することも多々ありますが、平地で普通に旅行をする中では最近ではあまりそういう交流というものがないように思います。
YHを使うと、一人旅をしていても旅仲間同士での話も進みそうでより思い出に残る旅ができそうですね。私もせっかくYH会員になったので、また機会をつくってYHに泊まろうと思います。
北海道の記事、中断しておりますがつづきにもどうぞご期待下さい。ありがとうございました!
Posted by みすずかる
at 2012年10月15日 00:39

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