2012年09月26日

ボニージャックスコンサート in さいたま2012(前編)

今回関東へ行った最大の目的はこれでした。

ボニージャックスコンサート in さいたま2012
ボニージャックスコンサート in さいたま2012(前編)

「さいたま市」となったのはもう10年以上前のことですが、滅多に来ることがないせいかいまだにこの名称に馴染めません。

今回コンサートが行われた場所もさいたま市中央区と言われても皆目位置の見当がつきませんでしたが、以前の「与野市」と言われると、昔与野に親戚が住んでいたということもあり、何となくではあるものの位置がわかりました。

その会場は、JR埼京線与野本町駅から徒歩で約7分のところに位置する「彩の国さいたま芸術劇場」
ボニージャックスコンサート in さいたま2012(前編)

17時の開演に合わせ、16時半ごろに会場へ到着。
今回のテーマが「フォーク」ということで、客層はいわゆる団塊の世代が多いのかとも思いましたが、実際はいつもどおりの年齢層の方々が多かったです。

さっそく配布されたプログラムを見て開演に備えます。
2部構成の前半はあらかじめアナウンスされていた「青春のフォーク」、そして後半は「日本の抒情歌」となっていました。

どちらも私の好きな分野であり、開演前から期待で胸が躍ります。

ということで、曲目を記しコンサートをふりかえってみます。

第1部
<青春のフォーク>
1 ブルーシャトウ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)1967年

2 学生街の喫茶店(ガロ)1972年

3 今夜は踊ろう(荒木一郎)1966年

4 ひとり寝の子守唄(加藤登紀子)1969年

5 青春時代(森田公一とトップギャラン)1976年

6 白いブランコ(ビリー・バンバン)1969年

7 シクラメンのかほり(布施明)1975年

8 青葉城恋唄(さとう宗幸)(ダークダックス)1978年

9 夢の中へ(井上陽水)1973年

10 いい日旅立ち(山口百恵)(谷村新司)1978年 


っとこんな曲目です。

古いものから新しいものまで名曲がズラリ。
いきなり「ブルーシャトウ」で始まり、斬新な独自のアレンジでボニーの世界に引き込まれました。
「森とんかつ、 泉にんにく、 かーこんにゃく、まれてんぷら~」ってね。このネタ今の人知らないでしょうね^^;

この「ブルーシャトウ」、オリジナルよりも落ち着いた感じが気に入りました。

どれもオリジナルを知っている歌ばかりでしたが、歌によってはだいぶん受ける印象が違います。
個人的には、「学生街の喫茶店」などオリジナルよりボニージャックスの歌の方が好きなものも多くありました。

これぞボニージャックスと思わされたのは「ひとり寝の子守唄」。こういう少し暗めの歌を哀愁を漂わせつつも美しく歌い上げるのはダークダックスよりもうわてではないでしょうか。遠く響くような西脇さんの声が何ともいい味を醸し出していました。

「青葉城恋唄」は本拠本元のさとう宗幸やダークダックスのCDで普段からよく聴く曲ですが、ボニージャックスの歌で聴くのは初めてでした。あの震災以来、私は仙台へは行けていませんが、この曲を聴くと自然とこみ上げてくる何かがあります。会場にいた人々はそれぞれこの歌をどのように感じて聴いたのでしょうか。

第1部の最後を締めた歌は「いい日旅立ち」。第1部で一番楽しみにしていた歌といっても過言ではありません。
実は私が初めてこの歌を聴いたのは中学3年生の頃、ボニージャックスの歌からでした。

まだ昭和歌謡への興味もさほどなく知識も皆無だった当時、郷愁をかきたてるボニージャックスのこの歌は随分心に響いたことを今でも覚えています。あれから年月は経ちましたが、ステージで歌うボニージャックスの声はCDの音源と比べても遜色ない美しいものでした。

フォークの名曲をボニーの歌で辿った第1部
15分間の休憩を挟み、第2部へと移ります。


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Posted by みすずかる at 07:26│Comments(2)ボニージャックス
この記事へのコメント
こんにちは。

 素敵なコンサートに行かれましたね。♪
 
 わたしの中のボニーは、寮歌や軍歌などを歌うと本領発揮---と、いったイメージなのですが、フォークソングも、ボニーならではの歯切れの良い、男臭さの漂う歌唱だったのでしょうか。ぜひ、聴いてみたい気がします。
 ダークやデュークと聴き比べるのも楽しいですね。
 
 
Posted by ちよみ at 2012年09月26日 10:26
>ちよみさん
コメントを頂きましてありがとうございます。

仰せの通り、寮歌、学生歌もボニーのレパートリーですね。本当に幅広いジャンルの歌を持ち歌にしているので、「おっ、こんな歌も!」と驚かされることもしばしばです。

三大コーラスは三者三様で、それぞれ他では真似できない独自の味があります。どこも結成時のメンバーから一人、二人と減ってはいますが、いつまでも元気で活動されることを祈っています。
Posted by みすずかる at 2012年09月27日 08:24
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