2012年09月20日

ハイランド・サイクリング

最近巷では自転車がブームだそうで、街に出ればいかにも高級そうな自転車で颯爽と走り抜けていく人をよく見かけます。

実際、私の一友人にも自転車にこだわりをもった人がいて、これまでにも自転車の魅力を熱く語られたことがあったのですが、あまりの値段の高さに興味すら持てませんでした(苦笑)
中古で5000円で買った自転車を5年間愛車としている私に、10万以上する自転車などありえない話です。

一口に自転車趣味と言っても、本格的に自転車で遠方へと出掛ける人もいれば、道中は専用の袋に収納し、目的地で自転車に乗る「輪行」という形態をとる人もいるということで、私が興味を抱いたのは後者でした。
ハイランド・サイクリング

以前は「手回り品」として別料金が徴収された公共交通機関でも、現在はJRをはじめ無料のところが大半で、
①混雑する列車や時間帯を避ける、②通路の邪魔にならないところに置く 等のマナーを守れば基本自転車を伴って旅行することも容易になりました。

残念ながらトランクのスペースに制約のある高速バスでは持ち込みそのものが禁じられている事業者が多いですが、路線バスにおいては列車での持ち込みと同じ扱いであることが多いようです。

余談ながらアルピコ交通の高速バスの場合…、

長野⇔大阪線では、昼・夜行限らず持ち込み禁止となっていますが、
ハイランド・サイクリング

松本⇔大阪線では、夜行のみという但し書きがついています。
ハイランド・サイクリング

とはいえ、昼行便でもトランクの容量は十分ではないでしょうから、他人の荷物や自分の自転車を損傷しない為にも高速バスに持ち込むのは避けた方がいいのかもしれません。
それに共同運行路線の場合、それぞれの事業者で扱いが異なることもありうることでしょう。
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さて、私がひょんなことから旅行に持って行ける自転車を買おうと思ったのは7月のこと。

「県道戸隠線」
ハイランド・サイクリング

で戸隠中社から長野市街へと向かっていた時でした。

何度か乗ったことのあるこの路線、車窓が実に素晴らしいのですが、如何せんバスだとあっという間に通過してしまい、景色をゆっくり楽しむことができません。

「自転車でこんなところを走れたらな」と思うも、あの急勾配を登っていくためには体力もいるし、それに耐えうるようなある程度高額な自転車が必要になります。

そこで浮かんだのが、「上りはバスを利用し、下りは自転車。」というプラン。

名づけて

Bus  Bicycle 紀行」。 

浮かんだというよりは、6月の北海道旅行で得たこと(⇒マウンテンバイクツアー)を応用させたという方が正しいでしょう。

神戸に帰ってからインターネットで調べたり、友人に相談したりし、自転車探しが始まりました。折りたたみ自転車も安いものでは1万円台からありますが、運ぶ際の重量や、山岳路線を走る際の変速機能も考えるとやはり安易に安いものだからと選べません。

考えること数日、友人の協力を得てそれなりの性能を備えた比較的安い折りたたみ自転車をついに見つけました。
4万円近くしましたが、ローンで3回払いにすれば何とか払えないこともありません(笑)

かくして、折りたたみ自転車を導入!

そのデビュー戦がいきなり標高2000m近い高地、美ヶ原高原となったのでした。

美ヶ原高原美術館から松本市街までの自転車の旅がいよいよ始まります。

ハイランド・サイクリング


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