平戸観光の写真を載せていきましょう。
社団法人
平戸観光協会主催のこの市内周遊定期観光は、土日祝のみ催行されるもので、効率的に名所を回るにはもってこいのツアーです。
なんと言っても、平戸城など有料施設の入場料も含んで
たったの1000円という料金がお手頃かつ魅力的です。
暖かい時期なら歩いて回ろうと気にもなりますが、この日は本当に寒かったのでバスで移動できるのは大助かりです。
午前・午後と2つのコースがあり、今回は時間の都合上午後のコースに参加。
観光行程は、
(スタート)平戸港交流広場 ⇒平戸城 ⇒ 平戸オランダ商館 ⇒ 川内峠 ⇒
平戸ザビエル記念教会 >⇒寺院と教会の見える風景 ⇒(ゴール) 平戸港交流広場
2時間半でこれらの名所を見て回ります。
まず
平戸城へ。江戸時代には平戸藩松浦氏の居城であった平戸城ですが、明治初期に解体され、現在あるのは戦後(1960年代)に築かれた復元城です。
ガイドさんの解説付きなので、要所は耳を傾けつつも、メインは城や風景の写真撮影で…。
風は強かったですが、展望台から見下ろす平戸の町並みや海は見事でした。
でもやはりひときわ目立つのは赤い
平戸大橋ではないでしょうか。
寒くなってきたところで、次の観光名所、平戸オランダ商館へ!
平戸オランダ商館は、1609年に平戸に設置されたオランダ東インド会社の日本における出先機関(交易拠点)です。初めは江戸幕府から認められたものの、建物の西暦年号が記されているのを口実に幕府から取り壊しが命じられ、その後拠点が長崎の出島へ移されたため、ごく僅かな間だけ存在したここ平戸のオランダ商館。
西暦年号はあくまでも口実であり、実際のところはいろいろな説があるようですね。
何はともあれ、そんな平戸の交易地としての歴史をたどるべく2011年9月にオープンしたこの建物は、1639年築造の倉庫を復元したものだそうです。
こういう歴史的な資料が多く展示されているところが好きな私としては、解説のビデオも含めじっくりと見て行きたかったですが、そこはツアーの辛いところ。
心残りではありますが、腹八分目くらいで館内を後にしました^^;
バスを停める場所がない関係か、一旦スタート地まで歩き、そこから再びバスに乗車。
どんどん高度を上げて向かったのは
川内峠。西海国立公園、平戸地域有数の展望地とも言われる川内峠は晴れていれば大パノラマが広がるそう。
この日は雲が多く、風も強かったので気分だけ味わって早々と立ち去ります。
ああ、せっかく来て5分も滞在しないとはなんともったいない。
などと言っているうちに見れば、スタートから結構時間は経っており、観光コースも終盤へ。
平戸ザビエル記念教会を見て、そのまま平戸港へと徒歩で戻ることとなります。
平戸ザビエル記念教会
寺院と教会の見える風景
寺院と教会がこれだけ近い位置にあり、日本文化と西洋文化が融合したかのような光景が見られるこの場所は、平戸の象徴的とも言えるのではないでしょうか。
少々忙しない観光ではありましたが、平戸の名所を効率的!?に回ることができました。
いやいや、1000円でこれだけ連れて行ってもらって文句を言ってはいけません!
平戸はぜひともまた訪れたい街です。
今度は温かく、天気の良い時にじっくりと時間をかけて回ってみたいと思ったのでありました。