2010年04月07日

どこかで春が

あんずの里からの帰りはバスに乗らず、歩いて屋代駅まで戻ることにしました。

バスに乗っていたら撮れないような写真もあるだろうし、暖かい日差しにも誘われて引き続き歩いてみました。

何回かシャトルバスに追い抜かれたりすれ違ったりもしました。
写真はあんずの里をゆくエアロスターK 41845号車。
もっと花の咲いたところで狙えばよかったかなとちょっと後悔(苦笑)
どこかで春が

やがて広い道に出て、物産館と県立歴史館で寄り道。

県立歴史館はこの日、入館無料とのことで、これは見ていかない手はありません。
どこかで春が

館内は原始時代から近現代までの様々な歴史的な発掘物や、当時の住居等を復元したものが展示されよくある「資料を並べただけ」の博物館とは一味違うものでした。実際に触れて学べるところがいいですね~。
養蚕のプロセスの紹介も興味深いものでした。

写真撮影もOKとのことで、興味のあるものはいくつかカメラにおさめておきました。
どこかで春が

資料として眼についたのがこれ。
小さくて少し見にくいですが、長野県出身の音楽家の紹介です。
どこかで春が

長野県というと、やはり「ふるさと」「朧月夜」「紅葉」等で有名な、高野辰之氏や、「砂山」「しゃぼんだま」「あの町この町」で名を知られる中山晋平氏、「みかんの花咲く丘」「里の秋」で名を知られる海沼実氏、どうしてもこの三名が突出しており、その名を挙げられることが多いですが、他にもたくさんの音楽家(作詩者も含む)を輩出しているところです。

過去に豊田村(当時)の高野辰之記念館や中野の中山晋平記念館には足を運んだこともありますが、長野県の作曲家・作詞家により作られた名曲・名詩は数多くあります。ただどうしても上の3名が目立ってしまい、私も恥ずかしながら今回初めて長野県出身だったと知った人も何名かいました。

「どこかで春が」の作曲者草川信氏は長野・松代の出身だったのですね。
意外にも私がこの歌を知ったのは数年前とごく最近ではありますが、メロディの展開が好きで、春になると聴きたくなる曲の一つです。

ひととおり館内を見た後、館外へ出てみました。
そこは昔(大昔?)の住居を復元した公園になっていました。
どこかで春が

時間の都合上、今回は森将軍塚古墳へは行きませんでしたが、また機会があれば行ってみたいものです。

再び屋代駅へと歩き、約20分で駅に到着。
開花が始まったあんずの里とそこから伝わる春の気配。

まさに「どこかで春が」といった風景でした。


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Posted by みすずかる at 12:00│Comments(0)信州訪問記録
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