酒田観光②
酒田の観光スポットの代表格、
本間家旧本邸。
一見武家屋敷のように見えますが、少し普通の武家屋敷とは異なる性質の屋敷なのでした。
薬医門
そもそもの建築用途は、江戸時代に幕府の巡見使一行を迎えるためのもので、本間家が庄内藩主に献上したのがこの屋敷。その後、巡見使が江戸に戻ってからは藩主から拝領を受け、昭和20年まで本間家の本邸として住まわれたとのこと。
注目すべきはそのつくり。
武家屋敷の造り(書院造)と商家造りが一体となっている建築様式は非常に珍しい存在なのだとか。
伏龍の松、樹齢は400年を越えるそうだ
残念ながら内部は撮影禁止なので、写真はありませんが床の造りや欄間、壁の仕上げなど武家屋敷と部分と商家造りの部分の違いが随所に伺え、ガイドの人の解説を聞きながら私はうなるばかりでした。
見学料はそれなりの額ですが、十分その価値に見合うものでした。
道路を挟んである別館「お店」(「おたな」と読むそうです)では、帳場や度量衡、行灯等の灯かり、台所用品などが展示されており、ここでも解説を聞きながら見学することができました。
「本間家旧本邸」は実に興味深く、ついつい長居してしまいました。
帰りは新潟まで普通列車で戻る関係上、観光のタイムリミットは17時。
残念ですが、見学場所はしぼらざるを得ません。
となると、ポスターにもなった
山居倉庫に行っておきたいというのは自然なこと(笑)
途中町奉行所跡を経由し、その山居倉庫へと向かいました。
さぁ、やってきました!
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