師走の神戸

みすずかる

2010年12月19日 07:05

夏の思い出は一区切りついたので、今回は再び12月の話題に戻ります。

早いもので12月も後半戦。
年末までにやらないといけないことは公私ともたくさん残していますが、如何せん休日になると家を飛び出してしまうこの習性、家にいないのに家が散らかるとはどういうメカニズムなのでしょうか(笑)

今日も出かけますが、先週も近場ながら「お出かけ」。
買い物に行くついでに、レンズテストも兼ねて私のふるさとの電車、神戸電鉄の撮影を少々してみました。

神戸を走る列車ということで、さぞモダンないでたちの電車だろうと思いきや、実際はローカルな山岳鉄道なんですね~。もっともそれがいいところなのですが…。

しかし、ローカル故に路線の一つ「粟生線」は乗客減から路線廃止の話すら出てきています。
沿線では粟生線活性化協議会なるものも結成され、利用促進をアピールしていますが、不安は尽きません。


既に時刻は午後3時過ぎだったので、あまり奥まで入らず撮影しました。
新開地から湊川までは神戸高速鉄道、湊川が神戸電鉄の起点となります。
新開地に停まっていたのは、恐らく無理して投入したであろう6000系第二編成


今年落成した車両だけあって、大変きれいです。

湊川から一駅だけ乗車し、長田で下車します。
乗ってきた電車を見送った後、ほどなくして3000系の上り普通電車がやってきました。
だいぶ塗装の退色が目立ちます(泣)


ところで神戸電鉄と言えば、箱根登山鉄道に次ぐ急勾配で名を知られています。


市街地からわずか10分足らずでいきなりの50‰の急勾配。
線路のそばから見るといかに急であるかがよくわかります。

長田駅を出ると近くに踏切があるので、そこでカメラを構えて電車を待ちました。
有馬線(三田線含む)、粟生線と両方面の電車が来るので、比較的撮影チャンスは多いです。

1350系普通電車。


5000系普通電車。


1150系普通電車。

う~ん、ふるさとの電車だけあって撮っていて愛着が湧きます。

帰りは気分を変えて市バスで神戸駅まで出ました。




いつの間にか神戸市バスもノンステップバスが増殖し、従来のカラーデザインのバスが減ってきました。
個人的には前の色の方が好きだったのですが。

神戸から神戸高速線で元町へ出て買い物。
でしたがこの時期、夕方の元町界隈はものすごい人だということをすっかり忘れていました。

ルミナリエ開催中は、交通規制されるほど多くの人が来場するのです。
そもそもルミナリエとは何か? 私も神戸人でありながら実ははっきりと理解していなかったのです;)汗
公式ページから引用してみると…

 (引用ここから)
 『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢 と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催しました。
 以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催 しています。
 今年、2010年で16回目を迎える『神戸ルミナリエ』。
 神戸の冬を彩る荘厳な光の芸術作品をぜひご覧ください。

 (引用おわり)

っとあります。
平たく言えば大規模なイルミネーションなのですが、まぁこれが大人気なのだそうです(笑)
ちょうど私の行きたかった店がこの会場のすぐ近くにあり、あたりは人、人、人とものすごいことになっていました。

入口だけですが、今年初めて実物を見ることができました。
ええ、モグリの神戸人ですね(笑)


買う物だけ買って、電車の混まないうちに帰路に就いたのでした。

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