峠を下る
<さよなら620ツアー その③>
久々の
軽井沢。それこそ前回来たのは湘南色復刻の時ですから、もう
2年も前のことになります。
ターミナル前の街路樹はすっかり色づいており、道行く人がカメラにおさめている姿もちらほら。
草軽交通のターミナルでの1時間は瞬く間に過ぎていきました。
車庫、第二車庫(整備工場?)での撮影をさっと済ませ、午後に備えて
峠の釜めしで昼食としました。
もうおなじみとなった
松本電鉄バージョンの包装の釜めし。とうとう冬バージョンがお目見えです。
昼食後はこれまで乗ってきた45620号車から
草軽交通の
日野RCにリレー。
私にとってはこの車両に乗るのは初めてのことです。
(この写真は後の行程で撮ったものです)
独特のエンジン音を響かせ発車!
碓氷峠から群馬県へと道を下ってゆきます。
車窓は遠く山々の紅葉が望め、黄色く色づいた木々の下を走る時はさながらきれいな光線を浴びているかのようでした。よく知られている通り、
文部省唱歌の
「紅葉」はこの碓氷峠からの紅葉をイメージして作られたと言われています。まだ紅葉の途中ではありましたが、なかなか見事なものでした。
ふと後ろを振り返ると、我らが45620号車もちゃんとつかず離れずついてきていました(笑)
さぁ、いくつのカーブを通って来たでしょうか。出発から約30分の乗車を経て我々の目に飛び込んできたものは…。
バスを降り、いよいよお楽しみの
廃線跡ウォーキングの始まりです。
つづく
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