利尻山に登る(盆休み旅記録⑧)
もう書いている自分でもよくわからなくなってきましたが、ここでお盆休みの記事に還ります。
次の「おでかけ」が迫り、それまでにこの記事は完結させておきたいのですが、さてどうなる?
前回は、
「雨の利尻島と夕暮れの虹(盆休み旅記録⑦)」
と題し、4日目のことを書きました。
いよいよ核心部、5日目の利尻山登山の記事です。
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<5日目>
登山の予備日として設けていた5日目。
5時半の出発に備え、4時半には起床。
朝風呂を済ませ、旅館を出ます。
雲ひとつない素晴らしい朝。これからあのてっぺんを目指すのです。
旅館の車で登山口まで送ってもらい、そこからスタートです。
文字通り、海抜ゼロメートルからスタートし、
標高1,721mの頂上まですべて自力で登る人もいるそうですが、どの旅館もだいたい送迎サービスを行っていて、それを利用する人が多かったです。
とはいえ、登山口からでも高低差にして1500m近く登って下りてこなければならないのですから、かなりの体力を要することに変わりありません。
例えば、標高1500mの上高地から標高3190mの奥穂高岳まで登るのと、高低差だけで言えば大差ないわけですね。
準備運動をしっかりし、名水、
甘露泉水をしっかりボトルに満たしていよいよ出発。
くせのない飲みやすい水でした。
(5時50分)
初めは森林帯でしたが、急な登りで高度をかせいでいくと視界が拓けます。
いつの間にかペシ岬があんなに遠くに見えます!
(7時15分)
6.5合目。
結構来たかな~、と思ってはいけません。まだ標高は
790mです^^;
(7時21分)
日もすっかり高く昇り、気温は上昇しますが気持ちの良い風が快適なこと。
遠く望むは、花の浮島
礼文島。
(8時9分)
8合目「長官山」、ここまでがウォーミングアップ。
利尻山登山は、ここからと言っても過言ではありません。
むしろ、ここまでにあまり時間がかかるようなら、利尻山はあきらめて引き返したほうがよいと書かれている文献さえあります。
(8時24分)
目の前に聳え立つ
利尻山。今一度ここで気を引き締めていきます。
糖分が不足してきたので、ちょっと休憩。いい眺めです。
このあたりまでくると風は一層強くなってきます。
(8時52分)
休憩後間もなく
9合目に到着。
「ここからが正念場!」とは一向に気を緩ませてはくれないようです(笑)
(9時12分)
地盤が赤茶けた火山灰のような地質になってきました。
結構すべり、ロープやくさりの支えを借ります。
(9時45分)
歩きにくい登山道、その横では登山道補修が行われていました。
そういう人々のおかげで私たちは登山を楽しむことができるのですね。感謝、感謝!
最後の頑張りを終え、ついにたどり着いた
1721m。
(10時3分)
利尻山(利尻富士)の頂上です!
(次回の記事に続く)
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