8月の第4土・日は
燕岳登山に出掛けました。
恐らく1年で最も
燕山荘の混むこの日。というのも1年に1回の燕山荘コンサートが行われるからです。
燕岳ファンの方にはこれを楽しみにしている人も大変多いと聞きます。
私も2年ぶりにこの日を選んで中房温泉から燕山荘まで上がってきました。
登りはじめは晴れていたものの、すぐにガスに包まれ展望はまったくなし。ひたすら汗をかきながら登るだけというつらい往路でしたが、2時間40分で燕山荘にたどり着くというなかなかいいペース。
小屋にチェックインし、昼食がてら
900円のラーメンを頼みます。
食後もまだ13時台という早い時間でしたが、外に出ても何も見えないので、ここは例によって「ふて寝」です(笑)
これをすると高山病の頭痛が助長されるとわかっていても睡魔には勝てず…。
起きて薬を飲み、やがて16時半には夕食の時間を迎えます。
時間は早いし、頭痛の薬もまだ効いていないし、あまり食欲が出ず。
寝起きでぼーっとする中みそ汁をひっくり返すという失態も。
だめですね。
この日はさすがに混雑しており、あの広い食堂を以ってしても4回に分けないと全員分の夕食を捌ききれない状態。
最後の夕食の時間帯に入る頃、早くもコンサートの順番待ちが列を作り出しました。
晴れていれば夕焼けを見たりする人もいて、そこまで列が長くなることはないのでしょうが、この日はそれが期待できないので皆列に並ぶことぐらいしかできることはありません。列はどんどん長くなります。
食事の片付けもすべて終わると、燕山荘のスタッフが迅速に机・椅子を移動し、会場設営。
そして準備も整いいよいよ会場に入ります。早くから並んだ甲斐あって今回も最前列を確保することが出来ました。
燕山荘のお約束といえば、赤沼オーナーのアルプホルン演奏。
そして、事務局の方のあいさつに続き、コンサートへと移ります。
75年前に建造された木造の燕山荘に楽器の音は絶妙に共鳴し、また空気が澄んでいることもあってやはり音色がきれいです。ホールなどで聴くのとまた違った味わいがあります。
約80分間のコンサートを皆心ゆくまで楽しんでいるようでした。
最後に演奏された曲目を以下に記します。
①ヘンデル:コンチェルトグロッソXより 第6楽章
②モーツァルト:ディベルティメント K.137より 第2楽章
~楽器紹介~
③ボッケリーニ:メヌエット
④グリーグ:ホルベルグ組曲より 第1楽章
⑤ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調より 第1楽章
⑥イッツ・ア・スモール・ワールド
⑦川の流れのように
⑧浜辺の歌
⑨早春賦
アンコール:今日の日はさようなら