西鎌尾根(前半)
2011年 アルプス登山記・その7
登山記も後半戦に入ります。
ですが、むしろ後半戦の方が思い出に残った今回の登山。
その模様を振り返っていくことにしましょう。
槍ヶ岳の山頂から下り、続いて
西鎌尾根をゆきます。
このコース、双六側から槍ヶ岳へは2年前に歩いたことがありましたが、逆をたどるのは今回が初めて。
前回はだんだん近くなってゆく槍ヶ岳を励みに特に最後の登りにあえいで登りましたが、今回は逆にだんだん遠ざかってゆく「槍」の展望を楽しみながら比較的下りの多いコースを歩けるので少し気持ちは楽でした。
これから向かう
双六方面を望む。
一方こちらは
槍平へと下りるルート。2年前は降りしきる雨の中ここを下りました。
それにしても
笠ヶ岳の山容が見事です。登りたくなるのも無理ありません(笑)
最初の下りを終え、
千丈乗越までくると少し傾斜は緩やかになります。
登ってくる人みんなしんどそうです。
はい、確かにここ登りは堪えるのですよ。
その後は歩いては後ろを振り返り、写真を撮ってまた歩んでの繰り返し。
先へ行かなければという気持ちもありますが、遠ざかる槍ヶ岳がまた名残惜しくもあります。
時間はさほど気にせず、風景を楽しみながらゆっくりと歩いていった
西鎌尾根。
双六山荘への道のりはまだまだ続きます。ひとまずその前半はここまで。
このコースも御多分にもれず
高山植物がきれいに咲いていて、結構たくさん写真を撮りました。
ですので次回は撮り歩いた高山植物をご紹介しましょう。
しかし!それらの名前はあまりわかっていません。
適当にごまかし、わかった時点でこっそり書き入れるということでご容赦下さい(笑)
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