只見線の車窓から

みすずかる

2009年11月03日 13:21

そろそろ、10月の旅を締めることにしますw

この旅のもう一つの目玉は、国鉄色気動車に揺られのんびり旅を楽しむことでした。


全国各地で鉄道車両が新型に置き換えられる中、ここ新潟エリアでは奇跡的とも言えるべく国鉄型気動車が残存します。
つい2、3年前では盛岡エリアで当たり前のように見られましたが、時代の波には逆らえず、ひっそりと引退していきました。

新津運輸区では、定期運用こそ退きましたが、もうしばらくは元気に走る国鉄型気動車に乗れそうです。
この日乗車したのは「磐西・只見ぐるり一周号」。堂々4連での運行です。




発車前には同じく臨時列車に充当された国鉄色の485系もホームにおり、さながら国鉄時代の様相でした。


さて、私はなんと言ってもキハ58系派ですので、当然のごとく最後尾に乗り込みます。
窓際は早くも先客に取られていましたが、進行方向の席を確保でき、一安心。



長い旅となりましたが、全ては書ききれないので何枚か写真を交えて。
列車は、新津から磐越西線に入り、会津若松。会津若松から只見線という豪華ルートで走ります。

特に只見線はまだ2回目の乗車であり、また特に紅葉の時期は車窓が素晴らしいと予備知識を持っていたので、なおさら楽しみでした。











沿線はのどかな風景が広がり、平成から昭和に戻ったような錯覚に陥りました。
撮影名所を除いて…w


撮影名所はどこもこんな感じでした。
撮影家の気合恐るべし。



私はと言うと、長年の夢だったこのカットが撮れたことが一番嬉しかったですね~。
もう国鉄色の長大編成なんて撮れないだろうなと半ば諦めていた悲願でした。

電柱とか危険なものがないからこそ叶う写真でもありますが。。。




キハ58系。
小学5年生のとき、糸魚川から白馬大池まで乗った「白馬リレー号」がきっかけで、以来あちこちで既に残り少なかったこの形式を求めてきました。

私にとっては旅情を誘う一番の車輌となっていますが、旅先で出会えるのもそう長くはなさそうです。
あと何回乗れるかわかりませんが、一年も長く頑張って欲しいものです。

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