穂高よさらば
北穂高岳から涸沢までは危険箇所はないものの、鎖場、ハシゴなど注意を要するところがいくつかありました。
10時20分
奥穂高岳方面へ行きたいのをこらえ、涸沢へと続く道を選びます(苦笑)
奥穂高岳やジャンダルムともお別れです。
10時25分
初めは岩のごろごろした道。
上部真ん中ある岩がライオンに見えるような…。
右手には涸沢岳へと続く登山道。
未練がましくも指をくわえてコースを目で辿る私。
でもこっちのコースも眺めでは負けていませんよ~。
涸沢カールがどーんと広がります。
10時43分
もったいなく思えるほど急ペースで下りて行っていますが、涸沢はまだまざずいぶん先。
小さく見える涸沢ヒュッテがそれを物語っています。
11時2分
やって参りましたハシゴ。
焦らず一人ずつ降りること、それが第一です。
ハシゴが終わると続いて鎖場がお待ちかねでした(笑)
登りはどうかわかりませんが、下りにおいてここは意外と気を遣いました。
鎖はあるとはいえ、足をつく場のわかりにくいところがあり、そこは要注意です。
11時11分
高度はそれなりに下げてきたはずなのですが、涸沢は一向に近くなる気がしませんね。
カールの眺めを見て疲れを癒してもらいましょう。
11時39分
お花畑が広がっていました。
存在感がひときわなのはミヤマトリカブトとミヤマシシウド。頼むから他の花々の名前も覚えさせてくれ~。
11時46分
おお、これは!
涸沢ヒュッテへと水をひく水源ではないですか。
これにより涸沢が近いことを確信。
ひさしぶりに流れる水を見た気がしました。
11時51分
涸沢小屋が姿を見せました。
11時53分
ついに涸沢小屋に到着。
やっとタダで水が飲めるー。水のありがたみをまた実感しました。
残しておいたスポーツドリンクをここで飲み干し、水を補給。
水分3.9リットル携行体制はまだ継続です。
涸沢ヒュッテと涸沢のテント村。
この日から涸沢フェスタが始まるとのことで、どんどん幕営数は増えていっていました。
12時6分
涸沢での10分少々の休憩を終え、出発します。
ここからは歩き方次第で時間短縮の望めるところ。筋肉痛は覚悟の上でした。
忙しない下山。本当ならもっとゆとりを持って歩きたいんですが。
関連記事